6月でピアノ教室11周年を迎えました。
今年も玄関に白いくちなしの花が咲いて、お祝いしてくれてるようです。
今は、来月の発表会に向けてレッスン&練習&準備中です。
3月までで、ピアノ教室とかけもちしていた学校の非常勤講師を辞めたので、今はだいぶ時間の余裕ができましたが、日々のやることはたくさんで何を書こうかなと思っているうちに時間はあっという間に過ぎてしまいます。
今朝、たまたま音楽講師をしている知り合いとメールのやりとりをしていて、ふと学校のことをいろいろ思い出したところで、そうだ久しぶりにブログに書き留めておこうと思い至りました。昨年までの今頃は、エアコンのない音楽室で汗だらだら流しながら授業やってました。3時間連続歌いっぱなしフラフラ授業して帰って夜までレッスンみたいな我ながらよく頑張っていたなと思います。9年間続けていた中で中学校3校と高校1校に行き、いろいろな先生、生徒との出会いがありました。みんな元気かな、楽しかったことも大変だったこともしみじみ思い出します。卒業生や担当していた生徒たちからのメッセージなどは全部今もレッスン室の棚に飾っていて、時々手に取って見てはパワーもらってます。「絶対甲子園にいきます」って書いて本当に行った子もいました。音楽が好きだった子のメッセージはとくに嬉しいこと書いてくれてて本当にやってよかったな私も負けてられないなって思うし、音楽が好きになりましたとか楽しかったとか書いてくれてるのを読んでは、あったかい気持ちになります。私の宝物です。
学校といえば漫画『BLUEGIANT』Vol.3に、主人公の高校時代の音楽の先生が登場するのですが、なんと名前が黒木先生なんです。なんかメガネかけてて、髪形も似てて、生徒たちに音楽たり~な受験に関係ないだろとか言われてたけど、文化祭で主人公のサックスと先生のピアノでジャズやってすごく盛り上がって、かっけぇ~ってなる名場面は何度読んでもウルッとしてしまいます。まだまだ若いと思っていたいけど私もおばさんになってきたななんて思いつつ、主人公のまっすぐさより、プロになれる子となれない子どこに分かれ道があるんだろうと先生と娘さんとの会話やサックスの師匠の俺みたいになるなよみたいな漫画の中のセリフにもう私はこっち側だなと思いながら、まだまだマイペースでも諦めずに頑張らねばなと今日も気合いを入れます。
さてピアノ教室も11周年となり今ひそかな自慢があるのです。なんと地域の中学校の生徒会長と副会長に私のピアノ教室の生徒がなっているそうなんです。これは、私の手柄でもなんでもないのですが、ミュークラのメンバーでもある2人で、グループ活動を通して異年齢と交流したりする中でリーダー的な存在としてチームをまとめたり引っ張ったりしていく経験などができていたり、個人レッスンであっても発表会では必ず連弾をしたりアンサンブルを大切に考えている教室の方針は、きっとこれからの時代にも大切なものであり、これからもこの方向でしっかりと教室を続けていこうと再認識することができました。なにより生徒の活躍は嬉しいものです。
忙しい毎日にピアノの練習時間を作ることはとても大変で簡単なことではありません。でも試行錯誤する中で確実に力はついていくと思います。音楽っていいですよね。
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