北国の今頃の季節は、木枯らしが吹き、風が肌を刺すように冷たいのだ。
昨夜は、気合いを入れて、頑張って寄せ鍋を作ってみた。
温かいものを食べると体も温まるのだ。一人で鍋をつつくのは、寂しいかもしれない。でも、久しぶりにおいしく食べることができた。
昨年の今頃は、全く食欲もなく、最悪であったと思う。気持ちは滅入って沈みがちで、多分、少しうつっぽかったのではなかったかと思っている。でも、うつ病ではないのだ。
うつ病の人は、人と話したくないとか、人がたくさんいる所にいくのを避ける傾向があると聞いたことがあるけれども、自分には全くそのようなことはなかった。
逆に、人が恋しく、誰かと話したいという思いが強かったように思う。
だから、うつ病ではないけれども、自律神経失調か、うつ気味であったのではないかと、勝手に自己診断している。
ご飯が食べられないということは、すべてに無気力になり、活力がなくなり、前向きに生きて行こうとする意欲が湧かず、負のスパイラルに落ちて行くようなことではないかと思っている。
それで、自分なりに、あれこれと、いろいろ努力して、最近は以前よりは食べられるようになり、食事がおいしいと感じることも多くなったような気がする。
今は、昨年の今頃のように気分が塞ぐようなことはなくなったと思っている。
これまで、努力して頑張った自分をほめてやりたい。(笑)
自分が、少しだけそういう経験をしたことで、人の弱さに、今までよりはもう少し理解を示したり、寄り沿うことができるのではないかと思っているのである。
でも、体調が万全ということではなく、今は、腰痛と足の痺れで難儀しているのだ。医者や薬に頼らずに、自分なりになんとかして改善したいと思っているのである。
昨夜の寄せ鍋は、一人では食べきれなかったので、残りは今夜食べようと思っているのである。
「彼らは年老いてもなお、実を実らせ、みずみずしく、おい茂っていましょう。」(詩篇92:14)。