普段、自分の健康維持と増進のために、できるだけ、病院や薬に頼らないで、これを続けてみようと思っていることがいくつかある。「継続は力なり。」ということばもある。小さなことでも続けることによって、いつか、それが大きな結果を生むことはあり得ることではないかと思っているのだ。
以前から、時々、思い出しては続けていることの一つに「腹式呼吸」がある。最近は、これを毎日続けようと心掛けているのである。肺や心臓の健康のためにも全身の血流をよくするためにも決して悪いことはないと思うのである。多分、睡眠の質を高めるためにもよいはずである。
また、腹式呼吸は、ストレスを軽減する効能もあることも分かった。呼吸と自律神経は深い関係にあって、深くゆっくりと息をしていれば、リラックス時にはたらく副交感神経がスムーズに動き、ホルモンの分泌や免疫のはたらきが正常になるというのだ。浅い呼吸を続けていると脳や自律神経に影響を及ぼし、ストレスをますます増幅させてしまうというのである。
また、腹式呼吸は、消化機能、冷え症、腰痛の改善にも良いという。そして、腹式呼吸によって、横隔膜の運動範囲が広まり、それによって、胃腸が刺激を受けて働きが活発になるというのだ。最近、胃腸の調子が若干よくなって来ているように感じるのも、これも無関係ではないかもしれないと思っている。
腹式呼吸をしっかりとするだけで内臓脂肪が燃焼して、余分な脂肪が取れるので、ダイエットにも効果があるようである。腹式呼吸をしっかりとすると横隔膜が上下に動くのである。これによって内臓の血行がとても良くなったり、新陳代謝がとても良くなったりするのである。私の場合は、太りたいと思っているので、腹式呼吸で、かえってお腹がへっ込んでしまって困っているのだが・・・。
また、最近、以前から感じていた左胸の辺りがバクバクするような違和感(不安感?)が少なくなって来たのである。心房細動の不整脈がよくなっているのかもしれない。まだ、不整脈はあるのだが、以前ほど強く感じないのだ。
それから、運動不足を補うために、家の中でできるストレッチも毎日続けている。軽い有酸素運動も食前に行うようにしている。また、ふだん使わない深層筋を鍛えるインナーマッスル・トレーニングも、短い時間ではあるが、簡単なものから始めて、最近続けている。これは、狭い場所でも行うことができるので、続けることは難しいことではない。
今は、特に、日常生活で支障を来していることの一つは、腰痛と足の痺(しび)れである。最近は、手にも痺れがある。これも、何とかして、改善したいと思っているのだ。
★パソコンの操作は、頭と手を使うので、ボケ防止に、少しは役に立っているかもしれない・・・と思っている次第である。