先日、妹のK子(70)から電話があって、また私のところに来たいということであったのであるが、昨日昼頃に来て、また一泊して、今日夕方電車に乗って帰って行った。今回も、妹は台所を中心とした箇所をあちこちと掃除してくれて、食器棚のガラスまで磨いてくれたりして、大変助かったのである。
そして、夕食後は、前回のように、寝不足になるほど、深夜まで、いろいろと話し込んで、時間を過したのである。しかし、今回は、妹は、明らかに少し落ち込んでいるのが分かった。その理由は、最近、A医大の眼科で受診したところ、あまり聞き慣れない「地図状脈絡膜炎」と言う目の病気があることが分かったというのである。これは、目の病気でも稀なものであるようだ。
これは、決して軽い病気ではないということは、私も理解できた。治療しないで放置すれば、炎症が進み、失明することもあり得るということである。しかし、治療方に、あまり選択肢があるわけでもない。ステロイド(プレドニン)を使用する治療が主なものである。この治療を始めると、一生、このステロイド剤を使用し続けなければならないようなので、大変である。
しかし、そのプレドニンを使用し続けると、様々な副作用があるのである。代表的な副作用は以下の通りである。(1)感染しやすくなる。(2)糖尿病。(3)胃潰瘍。(4)精神症状。(5)副腎機能の低下。(6)骨粗しょう症。(7)顔が丸くなる{ムーンフエイス}・肥満。(8)高脂血症・高血圧・血栓。(9)筋力低下・筋肉痛 。(10)白内障・緑内障。
K子は、病院からもらって来た「ステロイド治療の説明・同意書」の中の、薬の副作用の説明の箇所を読んで、かなり凹んだようである。プレドニンには、これら以外にも、様々な副作用があるが、一人の人にすべての副作用が起こるということではないのある。家内の生前、病気治療中に、この薬を使っていたことがあるので、ある程度の事は知っているけれども、だれでも、この副作用を見ると、心が暗くなって当然ではないかと思う。でも、病院では、このような薬を続けた場合、このような副作用があることを患者に説明する義務があるわけである。
プレドニン治療には、(1)内服と(2)パルス療法がある。パルス療法は、ステロイド剤を大量に注射する方法で、症状が重くて、早急な対処が必要な場合屋、内福では、十分な効果が出ない場合に行われるものである。この治療法は、大量にステロイドを使用しているわりには、副作用がそれれほど出ないとされているようである。全体として治療期間が短く済み、入院日数も少なくて済むし、その後のステロイド剤の服用量もある程度、少なくて済むとされているようである。
こんなことをブログに書いてもしようがないのであるが、少しでも辛い思いをしなくて済むように神様に祈りを捧げたいと思っている。妹は、そんな大変な時期に私のことをを心配して来てくれたのである。普通は、こんな時には、自分のことだけで頭がいっぱいになり、パニックになるのではないかと思う。本当に、妹の優しさと親切に心から感謝したいと心から思っている。
妹は、2年前に、夫を膵臓癌で亡くして、やっと、元気になって前向きに生きようとしていた矢先に、今度は自分が重い目の病気で苦しい思いをしなければならないことを思うと、妹がとても不憫でならない。前回、妹が訪ねて来た時には、妹が私を励ましてくれたが、この度は、私が妹を慰めることになってしまった。人生、何が起こるか、最期で分からないのであるが、まず、すべてのことにおいて、現実を受け入れるところから始めたいと、自分は思っている。そして、妹の晩年の真の幸せを切に祈りたい。
私の腰痛と両足の痺れなどは、今も依然として続いており、足が冷えており、歩行もままならない状態にあるが、神が与えられる試練として、甘受しなければならないのであろうか.....。
「あなたがたの会った試練はみんば人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはありません。むしろ、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。」(Ⅰコリント10:13)。
薬で進行を抑えられると良いのですが、副作用も
心配になりますね。
優しい妹さんが治療で辛い思いをされませんように
神様の見守りをお祈りしています。
うちの両親もずっと病気とつきあっていますが。
特に母は肝炎の治療で薬が合わずに食事もとれなくなり、やせ細り、
結局治療を中断したら、元気になりました。
今は、新薬が出てそれで治療をしています。
この新薬は体にあって、以前のように苦しい思いをせずに済んでいるようです。
妹さんにも、良く効いて、副作用のないお薬が
出るといいですね。
ご訪問いただき、コメントありがとうございました。
あなた様のブログは春の花がいっぱいで、疲れがいやされますね。
北海道は、美しい花々を見るのは5月まで待たなければなりません。
今は座骨神経痛で病院通いをしておられるのですね。
大きな病院であれば、良い治療も、いろいろ受けられるのでしょうね....。
少しでも痛みが和らぎますように祈っています。
私の足の痺れと腰痛は、MRIやCT検査などしても、今だ原因が分からないままです。
今は、自分のことよりも妹のことを心配しています。
今後とも、よろしくお願いします。
妹のこと、御心配いただき、ありがとうございます。
お母様は肝炎の治療をされているのですね。
新薬が効いているようで、良かったですね。
医学が日進月歩、進歩して、新薬が出て来て、少しでも楽になれたらいいですね。
痛みには、意味があると分かっても、やっぱり、痛みは辛いですね....。
大学病院は研究機関ですから当然ではありますが、
徹底的に検査して何らかの病名が付くんですよね。
もちろん何か気になる症状があるのに安易に放って置いてはいけませんが・・
妹さんはお家のお掃除が出来るぐらいですから、今のところはお元気なご様子です。
副作用のある恐い治療だと感じたら、簡単に同意しない事だと思います。
私はつい最近、大病院の受診を途中で放り出してしまいました(もちろん連絡だけは入れましたが)
かえって病気になりそうに感じたからです。
自分では病気があっても快方に向かっていると信じています。
妹さんの病状も進行することが無いように祈っています。
ご心配いただき、ありがとうございます。
また、お祈りありがとうございます。
妹は、今は内臓も足腰も丈夫なので、掃除ができるくらい元気です。
ただ、いろいろ聞いて見ると、左目の黒い部分のまん中だけが見えてその周りが網がかかったように霞んでいるらしいです。その部分が炎症を起こしているらしく、前回受診した時より進行しているらしいのです。
ネットでもいろいろ調べてみましたが、やはり放置はできないようですね。
薬は、どんな薬でも、必ず、副作用があることは間違いありませんが、ケースバイケースで、非常に難しい選択を迫られることもあります。
5月までに同意するかどうかを返事しなければならないようです。
服用を始めると、続けなければならず、副作用を恐れて勝手に減量したり、中止したりすると、さらに症状の悪化を招くこともあるのだそうです。
どちらにしても、妹が苦しむのを見たくない気持ちがありますね。