三寒四温の季節が近づいているのだろうか。今日も当地は青空広がる快晴である。こんなに天気が続くとあとが怖い感じがする。大雪、大荒れの天気が必ず来るのであろう。
さて、両足のしびれと腰痛のために、前回、整形外科で診てもらったのであるが、MRIの検査の予約日が今日なので、病院へ行って来た。
MRI検査は、初めての経験であったので、少し緊張はしたけれど、心配するようなことは何もなかった。台の上に寝かせられた状態で器械の中に入って行く。もの凄い大きな音がすることは聞いて知っていたが、その音のあまりの大きさに驚いた。アラームのような音や、ダ、ダ、ダ、.........というような、重機で穴を掘るような音など、その他、様々な音が、20分くらいは続いた。ヘッドホンをしていたけれども、それでも、音が大きいのだ。
ヘッドホンからクラシック音楽が聴こえて来た。その音楽を聴いているうちに、だんだん心地よくなってきて、その音楽が何か自分を天国に誘っているように感じて、このまま、気が遠くなって、そのまま眠って天国にいけたらいいなぁ~などと、とんでもないことを考えていたのである。これ以上、この世の中の罪深く醜い世界を見たくないとも思ったのである。
しばらくして、放射線技師の「はい、終わりましたよ~!」という声で、現実の世界に戻ったのである。検査を終えてから、「こんなに長い時間、放射線を浴びて大丈夫なんですか?」と先生に聞いたら、「いや、放射線でなく、磁力ですから....大丈夫です。」との答え。私の無知と恥を晒してしまった。MRI検査を終えて、しばらく、診察室前の待合室で待っていた。自分の番が回って来て、名前が呼ばれたので、診察室の中に入った。
先生から、いろいろ説明を聞いたのであるが、どうも、はっきりした原因は分からないようである。自分で、はっきり分かったことは、椎間板ヘルニヤではないということである。椎間板が潰れて神経に触れているとか、そういうものは見当たらないようである。亡き妻は、若い頃から椎間板ヘルニヤであったので、その写真は何度も見ているので、その程度なら、素人の私でもなんとなくわかるのだ。「神経の通り道もきれいです。」ということも言われた。
でも、先生は、ピンポイントで画像の大きさを変えたり、角度を変えたりしながら、いろいろ説明してくれた。そして、白い部分をいくつか示して、「神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)」という病名を口にして説明してくださったが、よく理解できなかった。でも、これは、良性のものだと思うのでそんなに心配するようなものではない、というようなこともおっしゃったように思う。
それで、経過観察をする必要があるということで、「3ケ月くらいあとに、また来てください。」と言われたのである。前回見た時には、それほど、血流も悪くないということを言われたのであるが、「でも、先生、痺れるだけでなく、足が冷えるんです。」と言うと、「もう一度、靴下を脱いでみてください」と言われたので脱いだ。先生は、足の甲の血管を触っていた。「何か、心臓の病気がありますか?」と言うので、「はい、心房細動の不整脈があります。」と答えた。
先生は、「じゃあ、血流の検査をしましょう。」と言われたが、これは血管の固さなどを調べる検査のようである。それで、1ケ月後の3月5日(木)にABIの予約をして、薬局で、メコバラミン錠500「トーワ」をもらって帰宅した。ビタミン12が主な成分と思われる。効能効果に、「末梢神経の働きを助けて手足のしびれ、痛み、麻痺などの症状を改善します。」と書かれている。
でも、薬局の先生に聞くと、即効性のあるものではなさそうである。ドラッグストアーから、同じようなものを買って服用しているが、それを止めて、病院からもらった薬を飲んでみようと思う。医者を信じて、あとは、神様の御手に委ねようと思っている。
(記:翌日2月6日)
◆あとで、ある方から聞いた話であるが、その方の友人は閉所恐怖症の方で、このMRI検査で2度も失敗したらしい。中が狭いので、無呼吸のような状態になってしまったというのである。私は、高所恐怖症ではあるが、閉所は大丈夫でああると思う。そういえば、器械の中に入る前に、先生から、「狭い所は大丈夫ですか?」と聞かれたことを思い出した。
◆当日夕刻と今朝、関東と、北陸地方在住の2人の知人から、「MRIの検査結果は、どうでしたか?」と電話をいただいた。こんな者のために心配して祈っていてくれる友人がいることは、本当に感謝なことである。でも、なんとなく、曖昧な返事しかできなかったので、何か申し訳ない気がした。
■=MEMO=■
☆「神経鞘腫」について、ネットで調べてみました。
【神経鞘腫とはどんな病気か】
神経のそばに発生する良性腫瘍で、比較的みる機会の多い疾患です。
1本の電話線のケーブルが多くの細い電線の束からできているように、1本の神経は多くの神経細胞の線維が束になって成り立っています。神経鞘腫は、このうちひとつの神経細胞から発生するので、残りの神経細胞は正常なままです。ただし、ひとつの神経にたくさんの神経鞘腫が数珠のように発生することもあり、注意が必要です。 発生する年齢は20〜70代まで幅広く、平均年齢は40代後半といわれています。
【どのような症状が出るのか】
体の表面に近い部分では、瘤(こぶ)として意識されます。 この腫瘍は良性腫瘍なので、大部分の症例では瘤が成長する速さは比較的ゆっくりで、何年間も大きさが変わりませんが、比較的早く成長する例外的なケースもあります。
神経のそばに発生しているので、痛みを伴うことがあります。瘤を押したときのみに痛みが出る(圧痛)、瘤を押すと発生した神経の走行に沿って電気が走るような痛みが出る(Tinel's sign〈チネル徴候〉)などの痛みの出方があります。
体の深い部分に発生した場合は、原因不明の痛みやしびれを症状とすることが多いようです。
最近はMRI検査(磁力を利用した画像検査)が発達し、ほかの病気の検査のために行ったMRI検査で、たまたまこの病気が見つかる機会も増えてきています。 症状が進行すると、感覚障害(触られたときの感覚が鈍い)や運動障害(力が入りにくい)などの原因となります。 脳神経に発生した場合、脳神経の障害(耳の聞こえが悪い、めまいがするなど)が発生します。
●昨夜、作った“餃子”のおかずです。見かけはまずそうですが、ひさしぶりに食べたので、うまかった!!、でも、写真に撮ってみると、器の選び方も、盛り付けも、採点すれば、100点満点の15点くらいかもね。 ( ̄O ̄;)