放射能汚染問題

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家族との温度差

2012-07-07 | 原発

何度かこの話題をこちらのブログでも書きましたが最近、この温度差が一番の障害になっているように感じています。
この一年を振り返ると結局は政府やマスコミの安全デマを信じてまわりの人達が事故前のようにごく普通に生活してごく一部それがわかっている人達の間でもだんだん関心が薄れてきているという事実を痛いほど思いしらされました。
結局、人は今見えないもの痛みも感じないものに対しての危機感を持続させる事は難しく痛い思いをしてはじめてわかるのだろう。
放射能汚染の本当の恐ろしさはそのあたりにもあるのではないかと感じています。
私もこの一年、妻や子供達との危機感の温度差に悩まされてきました。
心のどこかでまだここに住んでいても平気なのではないかと言う妄想を抱いた事もあります。
しかし子供達が将来、結婚して子供を作る場所ではないと思います。

チェルノブイリの事故の時は事故から5年後にハッキリした被害がみえてきて死亡のピークが7,8年後にきた事実があります。
大切な人を失ってはじめてその痛さに気がつくのだと思いますが気がついた時にはもう遅いのです。
今迄、仕事柄、高濃度汚染地区に住んでいる方々やいろいろな地域の方と電話やメールでいろいろなお話しを
させて頂き心配されてる方に対して出来るなら移住がベストと言う事をお伝えしてきました。
しかし家族との温度差がネックになっていると言う声をたくさんお聞きしました。

東海アマさんをはじめなんのみかえりもなく純粋に子供達の未来を心配されている方々に助けて頂いたおかがで活動を続ける事が出来ました。
東海アマさんによる『放射線測定の基礎知識』の講習会など月1回程度の講習会で移住を決断された方も多いです。
実際にいろいろな方から逆に移住のアドバイスを頂いたりしている事も事実です。
放射能汚染の本当の怖さは見えない感じない事、またそれを良い事に政府が自分の利権を守る為に安全方向へ血税をつかって人々を安全方向に導く。
それどころか利権の為に全国に毒をばらまく行為はまさに狂っています。
海外の国債だけでも数十兆円の血税をつぎ込み増税や電気料値上げ等ですべて国民に負担させるやり方はどう考えてもなっとくがいきません。

まずは命を第一に考え現在も高濃度汚染地区で無用な被曝を強いられてる人々を助ける事が最優先課題です。
命を見捨てるべきではありません。
フクイチの事故の収束のメドもたっていない状況下で誰も何の責任も取らないどころかすべて負担を国民におしつけるやり方はまさに独裁政治です。
心ある複数の放射線の専門家の方々は事故前の放射線に対しての常識と事故後の常識があまりにも食い違い作り変えられている事に危惧を感じております。
市民レベルの測定がもっと必要だと感じています。
しかし本当の事が公言出来ない人もたくさんいます。
放射線は目にみえない。だから測定器を使いその危険度をもっと知る必要があると思います。
事実を知る事はもっとも大切だと思います。
政府は血税をつかい御用学者や一部の民間を装った測定所を通じて7割方市民の味方のフリをしてもっとも
重要な安全に関する部分では安全方向に導く。
その事を危惧されている専門家の方が沢山います。
危機感持続させる事は本当に難しいと思います。
でも無関心ではもっとダメだと思います。

食の安全について




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