++おさんぽ日和+++

美味しいモノと、楽しいコト、暑い国でちょっとずつ。。

薬膳アドバイザー

2007-12-07 | ペンコのつぶやき
晴耕雨読なこの暮らし、不満を言ったらバチが当たる。
そんなこと分かってる。

でも時々沸いてくる「これでいいのか?」という不安と焦り。
こないだ日本に帰って、会社の同期に会った時もそうでした。

仕事を続けてる子の名詞には、役職名が燦然と輝いてた。
「誰でもなれるのよー」と謙遜してたけど、確実に日々の努力が積み上がってるんだなぁと尊敬した
一方、会社を辞めて結婚して育児に励んでる子も、地に足がついてる感じ。

私は・・私は・・

社会人でもなく
学生でもなく
母親でもなく、、

一体ナニモノなんだ!?

同期が私に聞く。
「ぺんこちゃんは、ジャカルタで何してるの?」

私が答える。
「ジムで走ったり、楽器弾いたり・・えーとえーと・・。」

「へぇーー」と皆。

「ずっと今まで、何年間もそうやってきたの?これからもそうするの?」
そんな言葉が聞こえてきそうな沈黙を破って、一人がやっとの思いでこう言った。

「優雅なんだねー」

ユーガ。

ユーガ。

たしかにー。
時間は膨大にあって、働かなくても生きていられて
平日の昼間からジムに行ってランチして。
ユーガ。その通り。

そんな生活送っていながら贅沢な悩みと分かっていても、たまに大声で叫びたくなる。
赤道直下のこのジャカルタで、私は何をやってるんだーっ?

何年もここにいるのに、ただ漫然と過ごして何も摑めていない。
インド洋に漂う、ワカメかコンブのよう(あるのか?)。

どんな小さなことでも何でもいいから「コレ!」ていうものを、ちゃんと手に入れて日本に帰りたいのに。
日本の友達を見て焦って気持ちが揺れて空回りして、ドツボにハマってドッピンシャン。

とにかく時間だけは沢山あるので、グダグダ言ってないで勉強しようと思い
「薬膳アドバイザー」という資格を取りました。
漢方や薬膳、東洋医学って前から興味があったので。
悶々とした思いを勉強にぶつけろー!

通信教育で半年くらい勉強して課題を送れば誰でも取れる認定資格ですが、
こうやって形になるとちょっとは気が済んだかも。
いや、済まないかな。。

大学生時代に済ませたはずの、モラトリアム・ジャカルタ編は
まだまだ続きそうです(又の名を悪あがき)。


目からウロコのミートソース

2007-12-06 | うちごはん
「生活ホットモーニング」で、3大シェフ夢の競演を放送。
シェフが料理のポイントを紹介すると
「毎回目からウロコだよな~」と、ダンナはんも真剣に見入ってる。

今月のテーマは「ひき肉」。
毎月大根etcイタリアンに難しそうなテーマが多く、落合シェフの苦肉の策を見るのが楽しみです。

今月はひき肉だったので、落合シェフの本領発揮!
ミートソースでした。

あまりに美味しそうだったので、すぐ食べてみたくて
今日の夜ご飯はミートソース。
番組ではリガトーニだったけど、夫がどういう訳かショートパスタが苦手なので
スパゲティーにしました(同じ材料なのにナゼだ~??)。

いつものと全然ちっがーう!
これから我が家のミートソースはこれに決まりデス。

さてさて。
今日はインフルエンザ予防接種を受けてきました。
去年と同じ病院に行ったのですが、去年は子供用の部屋に通され(なんで?)、
動物柄のバンソウコウを貼られた(可愛くてお気に入りだった)。
だけど今年は普通の、肌色のバンソウコウでちょっとガッカリ。

その後、ダルマワンサスクエア内のランチマーケットへ。
そしたら、会いたいと思っていた方と遭遇!

夏に本帰国したKちゃんと同じ会社の方で、彼女のお宅で何度か会ったことがある。
Kちゃんの会社の方は皆さん良い方ばかりで、今日再会した方もモチロン例外ではなく、気さくで楽しい方です。
又ご一緒したいなーと思ってたけど、連絡先知らなかったのでそれっきりになってた。
なので今日、バッチリ電話番号ゲットできて嬉し~

ランチマーケット出た所に、FJビストロが出来てた。
今日の夜オープンだそう。
オーナーのイブとお話し出来た。
全盛期の浅野温子をインドネシア人にしたような、かっこいいイブ。
お金持ちそうで品の良いおばあちゃまと一緒。お母さんかな。
メニューの最終点検してました。
あそこのレストラン、あんなキレイなイブがオーナーだったとは。

スティアブディのGALLONEROを閉めて、その代わりにDSに出店するとのこと。
どうして閉めちゃうんですか?と聞いたら、
スティアブディのテナント料が上がって高すぎるのよ!とイブ。
そっかー。
あそこのミネストローネ、好きだったんだけどな。
昔はイタリアンてあそこくらいしか無かったから、よく通ったなー。
ちょっと寂しい。。

DS店のメニューは、すこぉしお安くなってるらしい。
お買い物がてら寄れるし、いいかも。
今度行ってみよーっと。









ゴーヤーの肉詰めフライ

2007-12-04 | うちごはん
週末日焼けしてしまったので、ビタミンC投入のためゴーヤーを買ってきました。
コスモのが小ぶりで使いやすい。
揚げたゴーヤーは苦味がかなり抑えられて、パクパク食べられちゃう。

さて。
今日の夜は、6時半からテレビの前に体育座り。
日比谷に先月オープンしたシアター・クリエの杮落としの模様を特集!
ジャカルタでは貴重な、舞台ファン仲間の友達が番組を教えてくれたんです。

昔三軒茶屋のパブリックシアターが開く時、まさに杮落とし当日、
その瞬間に立ち会ったことがある。

野村満斎が杮落とし用に古くから伝わる舞を舞ってた。
たしか衣装の背中に大きな蕪の絵が描いてあったハズ。
とても厳かな雰囲気だったのを思い出す。


杮落としってゾクゾクする。

真新しいステージ。
まだ誰もそこに立ったことのない舞台。
幕が開いたら、公演ごとに全く違う世界が繰り広げられる一枚の板の上。

いや~考えただけでコーフンします

番組見てる間中ずっと鳥肌立ってた。
劇場がどんどん出来ていくのを見てると、裏方さんたちの高揚感が
こちらにも移ってくるようで。

シアター・クリエの支配人は29歳の女性。
プロデューサーも30代の若い女性ばかり。

舞台の観客のほとんどが女性。
だから舞台を作る人が若い女性っていうのは理にかなってると思う。

座席の配置、使いやすいお手洗い、売店で売ってるもの、傘立てetc
細部にまでこだわって作ってる。

劇場内に置くチラシは、何をどの順番で、とか
細かく細かくチェック。

チラシやパンフレットを作ったり、お稽古の雑用をこなしたり
みんな生き生きしてて、若いからフレッシュですごくいい感じ。
好きな場所で、好きな仕事してますっていうのが伝わってくる。

杮落としの演目は、三谷幸喜作品。
次の作品はミュージカル「RENT」

今度帰るときは、私も中に入ってあの赤い椅子に座り
シアター・クリエの舞台を見たいものです。
「RENT」のSeasons of love、ゼヒゼヒ聞きたい。
お芝居でもミュージカルでも、何でもいいから見たいよー。
禁断症状が~~





刺繍の名前入り

2007-12-03 | プレゼント♪
本帰国の方のお見送りでした。
今年だけで、一体何人目なんだろ。
今月も何人もいるし。。
私は見送り屋か?

お嬢さんの友達が、手を振りながら車を追いかけていた。
お嬢さんも車の中で泣きながら手を振って、
でも車はアパートの門から消えていってしまった。
なんだか映画のようなシーンで、胸が詰まりました。

じゃかるた新聞の連載「南十字星」。
ジャカルタ日本人学校の小中学生たちの作文が載ってる。

そこにも時々、友達を見送る辛さが綴られている。

「こんなに辛い思いをするくらいなら、もう誰とも仲良くなりたくないと思ったことがある」
と書いていた少年がいたっけ。
「おー!分かるよ少年ー!」と中学1年生に気持ちを重ねたりした。

小中学生も、別れを乗り越えて頑張ってるんだな。
すごく励まされるよー。

アパートに帰ると、帰られた方からプレゼントが届いてた。

その方らしい綺麗なハンカチと、名前入りの巾着。
帰国前の忙しい中、わざわざ刺繍のオーダーしてくれたみたい~~~
感激です・・大切にします~!