goo blog サービス終了のお知らせ 

田舎はよろし

本当に田舎暮らしが良い。お日様に合わせ、日がな一日中暮らす。気ままなものだ、

農業を魅力ある産業とするために(その1)

2023-02-21 15:35:34 | 自産自炊自消
農業は、日本で農業という場合、大ざっぱにいう場合、農家、農村、農地(とりわけ田)がワンセットでついて来る。
この構造を変えない限り、日本の農業は旧態依然のまま、大多数の若い衆からそっぽを向かれ続けることになるだろう。
私なんかも、昔だったら純農村の真っただ中にいることになる。
今起きている現象は、農村の真っただ中に居ながら、実は農業に従事している者がほとんど見当たらない、という事実。
こういう事実はおそらくほぼ日本列島で広く起きている現象だろうと想像する。
一昔前なら農村で住まうということは、農家であり、まず家があり、農地があり、跡取りがいて跡を継ぎ、農地と家と家にまつわる諸々のことども農協(JA)や農道、水に関する様々な権利や義務、部農会、風習やしきたり、墓や寺や葬儀や婚姻等冠婚葬祭に関わる町内のしきたり、氏神や氏子、水利権、やいろいろな講、隣組など、様々な事柄が農村という世界に住むために必然的にワンセットでついて来た。
戦前の改正前憲法の時代ならそうしたことどもは農村世界ともよく合致していて、農業をやっていくうえでも大きな矛盾はなかっただろうと想像する。
しかし今は既に憲法改正があって78年。二世代~3世代が過ぎている。
社会の構造が新憲法のもとに全く変わってしまっているのに、為政者や官僚の農業、農政に関わる姿勢は旧態依然のまま、進められているようにしか考えられないほどに陳腐化した農政を行っている。ように見える。
たとえば、我が地元には部農会という組織があった。各農家の営農活動を助ける諸々の調整・活動の場として設けられていたようだが、減反が始まってからは減反の確認・監視のような機関と化して、活動もほぼそれのみになってしまった。長いことそんなことをやっている。減反政策が終わったはずなのにまだ続いている。減反政策は当初は衝撃的な政策だった。補助金をくれて米を作るなという。何を政府は考えているんだ、という思いだったように記憶している。それが何十年も続いている。これまで何とか従順に従って来た我が地域であったが、今年とうとう部農会を解散するということになった。とうとう在来農家をすっかり嫌農にさせた。高齢化と後継者不在、耕作放棄地の増大、棄農。農政のプラス作用は何も現場には見えない。
新憲法のもとでは職業や住所の選択は自由であり、結婚も両性のみの合意であり、ましてや家などという制度はどうひっくり返してもあり得ない事柄である筈である。
しかし、こと農業ということになるとそうした前提は全てご破算になってしまう。
農地解放以外はほぼ戦前からのしきたり風習がそっくり生きている。
農村とはそういう世界なのである、と愚考する。
だから、いくら農家が儲かろうが、農家を嫌がって大多数の農家は後を継がせないし、継がない。
意識の問題ではない。そうした構造を根本的に変えない限り、日本の農業はもはや風前の灯火なのだ、と考える。

収穫したカボチャが発芽してる!

2021-08-23 16:13:00 | 自産自炊自消
収穫したばかりのカボチャが発芽しとりました。今年のカボチャは収穫前から、白化はするし、カビが生えるし、腐るし、内部発酵するし、本当に酷くて可哀想だけど、これも地球温暖化がなせるワザか。
ナマンダブナマンダブ

午前0時20分

2020-09-17 00:34:00 | 自産自炊自消
真夜中、今日はお腹が張って急ににウンチがしたくなった。トイレに行ってすませたが、すっかり目が覚めた。
今日の不愉快な感覚はよく分かっている。農作業でマルチがうまく張れなかったせいだ。
あんな張り方しかできなくて、みっともない。悔しいなあ。それと種を撒く時に苦労するなあ。嫌になる。体は疲れるし。しかもマルチャーの修正方法が分からない。
でも感触としては95でヒラ張りの時も135で高ウネの時も深さは4.5くらいであんまり圧力をかけずに自然体でやるべきだな、きっと。95の時は畝幅はせいぜい55.135の時は65、で行ってみるか。どうせトラクター幅でやるんだから、中央にマルチを合わせれば良い。
後、爪の向きを内盛に変えることかな。

9月16日

2020-09-16 10:39:00 | 自産自炊自消
薄曇り。朝市。帰ってマルチ張り予定地の草刈り。今日は昨日より天気良さそう。一気にマルチまで張る予定。白菜苗の伸び悪く、液肥を掛ける。川向こうの畑にした田んぼの水捌け悪く、水路まで溝掘り30分。湿気が多く、あせがタラタラ。10時半、水分補給、一休。

断捨離

2017-05-08 21:19:06 | 自産自炊自消
いろいろ悩みました。米作りを止める!
それで本当に百姓といえるのか?
行きつ戻りつ幾晩も幾晩も悩みました。
先行きのこと、経済のこと、伝統のこと、残された田んぼの管理のこと、自分の生き様etc.etc.etc..。
自分では結論が出せませんでした。
女房に、語るように相談するともなしに話をして、ようやく踏ん切りがつきました。
お米を止めようって。
ほぼ日本人であることと同義の、お米作りを止める。

そういう時代になってしまった。

そうしてまた一人、稲作農家が消えて行く。

人知れず、じわじわと進む農業崩壊。
田んぼ荒廃。

我が集落を見てもその流れはもはや押し留めることは出来そうもない。

苦渋の選択?

いや、必然の選択だと考えている。

もはや、今の政治や行政では理解不可能、解決不可能な事態が進行しているんだろう。

米作りが、今現在の高齢米作り世代が、歯が抜けるように欠けて行けば、そのまま日本の米作りの断末魔になるんだろう、

政治や行政が見ようとしないリアルな農村現実。

さらばです。
米作り。田んぼ。

あ~あ、😞雨雨、また雨

2017-04-08 16:28:36 | 自産自炊自消
百姓殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降れば良い~とは良く言ったもんだ。⤵⤵



こちとら商売あがったり、だ。
ただでさえ今年は異常気象のせいでタケノコがさっぱり出ないのに加えてこの雨が初夏に向けての畑作りの邪魔をしてくれる。

日向みずき or 土佐みずき?

2017-03-31 18:41:27 | 自産自炊自消
これはどっちだったか、分からなくなってしまった。



昔、40年も前、大学を出て就職したての頃に両種類を1本ずつ買って裏山に植えたものだ。

この木の方が花が派手で良く目立つ。
もう片方は花色や花の形は同じだが、花がジミだ。