韓国で大変残念な事故が、また起こりました。
過去には、대구(テグ)での地下鉄火事。서울(ソウル)での、橋の落下や百貨店の崩落。
今回は、日本の中古船舶での事故。
ヨメさんが子どもの頃に乗った鹿児島と奄美を結ぶ航路に使われた船舶の事故。
「日本の物で事故が起こった。」などの声が上がらないか、私はドキドキしています。
これは、思い過ごしですけれど。
関釜フェリーやパンスターフェリーに乗船していますが、普通に乗り降りしても30分以上かかりますよね。
修学旅行の高校生が、ジャケットまで着けてそのまま部屋に待機は、怖かったでしょうね。
なかなか救助活動が進まないのは、ほんと残念なことです。
かつての鹿児島―沖縄航路、フェリー「なみのうえ」だと知り
大きな衝撃を受けました
この航路に一度乗れば、すぐ気付くと思うのですが
「観光やレジャー」が主目的の航路ではなく、
鹿児島と沖縄を結ぶ「国道58号の海上路線」であり
離島と呼ばれる、奄美群島の各島々に住む方々の「生活路線」です
「島たび」にハマっていた一時期、複数回、この航路で船旅をしました
私のような観光目的の訪問者は、本来は住民のためのその場所へ
「ついでに乗せていただいてる」 そういう感覚になったのを記憶しています
島での暮らしに絶対に必要となる、食料をはじめとする「生活物資」を
本土からコンテナで届けるのは、この航路の船の重要な役割であり、
また、各島々で生産された様々な農水産物を本土へ送るのも、この船です
私が乗った時、「本土(鹿児島)の病院に行くの」という
しまんちゅが、何人もいらっしゃいました
島で暮らす人々の生活を支え、時には生命を繋いできたであろう
かつてのフェリー「なみのうえ」、現在のセウォル号が
人を傷つけたり、ましてや生命を奪う船になってしまった
とは思いたくありません
船籍が変わり、活躍の場所が変わったとしても、この船が最後まで
「島に住む人々の暮らしを支え、生命を守った船」であって欲しいです
ただただ、奇跡を祈るばかりです