ここは日程表にはなくて、ランチのためだけに寄ったブールジュという町のサンティティエンヌ大聖堂(だいたい私はこの町もこの聖堂の名前も知りませんでしたよ、だって日程表にないので予習してないもん)の庭園です。本当は入って写真を撮る予定は無かったようですが、バスの停車の都合で近道をする(多分)ためにお庭を通りました。それが、このお庭がとてもきれいで、女性陣はみんな写真を撮り始めました。添乗員小島さんがせかしても聞く耳持ちません。私も慌ててどなたかに撮ってもらいました。ハイ。
レストランは、町中の普通のカフェのようなお店でした。メニュウが何だったか記憶にありません。このお店で何が記憶に残っているかというと、キスの方法を教わったことでした。もちろん挨拶のキスです。
さすが、フランス。やたらにあちこちで「ちゅっちゅっ」しますね~(*^_^*)。このお店でもお客だろうが店員だろうが知り合い同士で延々キスを仕合ます。目が点を通り越し呆れていました。日本人は恥ずかしい。そんな気配を察してかどうか、添乗員が挨拶のキスのレクチャーを始めました。左のほっぺから先にと聞いた気がしますが、映画などを見ると逆の場合もあって、本当はどっちなのか定かではありません。私はこの時に聞いた左から先にと感覚で記憶しました。・・なんて、いつかする機会があった時に備えて、練習したんです。ほほほほほ~。
その機会は、一昨年の2月にカーニバルのために行ったイタリアのジェノヴァで訪れます。ガイドのビクトリアさん(隣のチビは私)に、日本から持って行った日本人形の根付けをお土産にあげたのです。添乗員片見さん(ビクトリアさんと)が、「ビクトリアさんがキスしたいって言ってるけど、イヤなら断ることも出来るよ」と私に言いました。と~んでもない(^_^)v。この日を待っていたのです。ビクトリアさんは女性です。お言葉に甘えてほっぺの「ちゅっちゅっ」と生まれて初めて出来ました。こんな機会は海外旅行ならです。片見さんには上手だったと褒めてもらいました。キスというとホントに口にする人もいるんだとか。私はフランスのブールジュで教わっておいてよかった、よかった。