8月5日のまにら新聞から econoTREND
PAL6年ぶり黒字上半期純益42億ペソ
フィリピン航空(PAL)は今年上半期(1~6月)の包括的純利益が7100万ドル(約42億ペソ)、および営業利益も1億2500万ドル(約66億ペソ)となり2016年上半期以来、6年ぶりの黒字となったことを明らかにした。旅客事業収入が前年同期比258%増加したことに加え、貨物事業収入も同31%増加したため総収入も11億ドル(約581億ペソ)まで拡大した。一方、同期の営業経費も燃料費の高騰の影響を受けて515億ペソに拡大した。同社は現在、国内航空会社で唯一、米国とカナダに直行便を運航している。(4日・スター)
メトロパシフィック中核純利益24%増
インフラ投資会社大手メトロパシフィック・インベストメンツの今年上半期(1~6月)中核純利益は75億ペソで、前年同期比24%増加した。しかし、包括純利益は95億ペソで、発電会社グローバル・ビジネス・パワーやタイのドンムアン高速道事業の株式売却益が計上された昨年上半期に比べると9%減少した。傘下のマニラ電力の中核純利益が131億ペソと同15%増加したほか、高速道運営部門メトロパシフィック・トールウェイズの総収入は105億ペソと同26%増加した。一方、水道事業部門マイニラッド水道会社の総収入は112億ペソと前年同期並み。軽量高架鉄道(LRT)1号線運営会社は乗客数が前年同期比52%増加したため総収入が7.6億ペソに拡大したが、債務返済などで3.3億ペソの損失だった。(4日・スター)
サンミゲル食品部門上半期純益8%増
複合企業サンミゲルの食品飲料部門、サンミゲル・フード&ビバレッジ(SМFB)の今年上半期(1~6月)連結純益は188億ペソで前年同期比8%増加した。連結総収入も1721億ペソと同17%増加した。燃料価格や原材料価格の値上がりにもかかわらず、ビールやジンなどのアルコール飲料と食品の販売量増加や価格調整などで収益が伸びた。(3日・インクワイアラー電子版)
大手缶詰メーカー販売好調純益9%増
缶詰・ミルク飲料メーカー大手センチュリーパシフィック・フードによると今年上半期(1~6月)の連結純益は30億ペソで前年同期比9%増加した。連結総収入は311億ペソで同15%増。ツナ缶やビルチトゥリーなどのミルク製品などブランド食品部門の収入が第1四半期(1~3月)に前年同期比18%増、第2四半期(4~6月)に同19%増と好調だった。ミルク事業部門の上半期収入は前年同期比23%増加し、市場占有率も22%から24%に拡大した。(3日・インクワイアラー電子版)
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