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37年7ヶ月の会社生活を終え、次のステップをフィリピンで過ごす事に決めた男のつぶやき
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2021年9月9日のまにら新聞から

2021-09-09 06:46:52 | フィリピン

2021年9月9日のまにら新聞から

9月9日のまにら新聞から

 

コロナ前越える経済目指す 比経済セミナーで中銀総裁

 

 日本の投資家に向けた「フィリピン経済セミナー」が7日、オンラインで開催され、駐日比大使や比政府の経済トップが日本の企業や金融機関の関係者ら約300人に、比の経済状況や今後の成長見通しを報告した。

 

 同セミナーは三井住友銀行(SMBC)、SMBC日興証券、比中央銀行による共催。SMBCは1975年から比へ進出、SMBC日興証券は、比政府が昨年3月に発行したサムライ債の単独主幹事を務めた。

 

 ベンジャミン・ジョクノ中央銀行総裁は「中銀は国内総生産(GDP)の12・5%に当たる2兆2000億ペソ(440億ドル相当)を金融機関に注入したが、まだ回復は始まったばかりの段階にある。景気の春が来ている証拠を見るまでこの政策は続けていく」と述べた。「比が目指すのは、コロナ禍で失ったものを取り戻すことだけではなく、より技術的に高度で、より持続可能で、より包括的な『ポストコロナエコノミー』を目指している」との認識も示した。

 

 国家経済開発庁(NEDA)のカール・チュア長官は、過去5年余りのドゥテルテ政権について、コロナ禍以前に「600万人を貧困から救い上げた」とし「失業率も不完全雇用も過去最低を達成していた」と振り返った。同長官によると、現政権下でインフラ支出や人材開発、科学や芸術、性と生殖に関する健康(リプロダクティブヘルス)などへの包括的な改革が行われた結果、「コロナ禍前に強固な経済基盤が形成された」。また日本が主要なパートナーでもある現政権の「ビルド(建設)・ビルド・ビルド」によるインフラ事業が、「これからの景気回復にとって大きな成長ドライバーとなるだろう」とも述べた。

 

 ドミンゲス財務相は「経済問題と新型コロナ対策との間でバランスを取る政府戦略が、今後の急速な経済成長への原動力になる」とし、今年第2四半期の比経済が前年同期比11・8%の成長率を記録したことが、「バランス戦略による成果」との認識を示した。同相によると、現政権は任期中に、持続可能な企業年金制度の構築によって資本市場の深化を推進し、経済にダイナミズムをもたらし、より多くのイノベーション、より優れた製品やサービス、そして雇用を促進していく。そのために「外国投資法(FIA)、公共サービス法(PSA)、小売自由化法(RTLA)の改正を求めていく」とも語った。

 

 また、ラモン・ロペス貿易産業相は、65年間に及ぶ両国の良好な関係が「投資環境にも現れている」とし、製造業やエレクトロニクスの深い結びつきを挙げて「コロナ禍であっても2020年には日本が依然第2位の貿易相手国」だとも強調した。そして日本から比への有望な投資分野として、農業技術やロジスティクス、GDPの5・2%を占めるという建設セクター、それに住宅産業、輸送セクター、電力、ヘルスケア設備などを挙げた。特に今後はバイオマスや太陽光、風力といった再生可能エネルギー(RE)に注力し、国内に25カ所あるというREゾーンへの投資を呼び掛けた。(岡田薫)



9月9日のニュース

 

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統計庁によると、7月の失業率は6.9%で、6月の7.7%から改善

 

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邦人向け接種事業の開始日は18日、会場は首都マニラ湾岸地域か

 

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1〜7日の首都圏の1日平均感染者数は、前週比654人増の5268人

 

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マニラ市動物園が12月の新装開園を目指し改修中。モレノ市長「動物と身近に」

 

  19歳、大きな勝利 比系カナダ人フェルナンデス

比系カナダ人のフェルナンデスが女子シングルス準々決勝で大きな勝利(時事)



大衆紙の話題

悪霊祓いで3歳児死なす

 

 韓国京畿道平沢市で6日、30歳のフィリピン人の女が悪霊祓(ばら)いと称して3歳の男児を死なせたとして逮捕された。在韓米軍に勤める男性から7歳と3歳の息子の面倒を見るよう頼まれた容疑者は、勤務するバーに用意された部屋で午前7時ごろ、預かった3歳児を死ぬまで暴行。1時間後異変に気付いたバーのオーナーが警察に通報。警察が捜査を開始したとき、容疑者は全裸で街を徘徊していたとして近くの警察署で拘束されていた。女は「子どもの体に取り付いた悪霊に除霊を行った」などと供述したという。



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