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宇夫階神社(宇多津町)

2019-07-06 21:40:21 | 香川
2019年7月3日~4日の四国観光で宇夫階(うぶしな)神社にお参りしました。予讃線の宇多津駅より北東約800m位の位置です。
説明書より「日本武尊の皇子武殻王阿野郡に封を受け海上御巡視の折暴風雨に遭われ、宇夫志奈大神に御祈念遊ばされるや、一羽の鳥が飛び来る。王は水夫に命じて鳥の行く方に漕がしめられたところ、本島の泊に着き難を免れ給うた事により小鳥大神と仰がれるに至った。この社元津之郷に鎮座、平城天皇の807(大同2)年に現地に遷座、清和天皇の御代に神階従五位下を、宇多天皇の御代更に従五位上に昇叙された。国史に社名の見える国史現在社という古社で、明治27年県社に列せられた。」
香川県綾歌郡宇多津町1644
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鳥居

狛犬





社標

由緒書



参道の階段

手水舎

社務所(登録有形文化財)
「齋殿の東に接続する。入母屋造本瓦葺で、庇を設け、齋殿寄りに入母屋造本瓦葺の式台玄関を付ける。内部は中廊下式で正面側に応接室や事務関係、奥に座敷や居間を配し、西端に土間を設ける。座敷にはトコやトコ脇、平書院を構える。近代的な社務所の一例。」

鳥居

拝殿

神饌殿(登録有形文化財)
「拝殿の南隣に東西棟で建つ。桁行三間梁間三間、入母屋造妻入銅板葺。壇正積基壇上に建ち、方柱で舟肘木を置き、一軒疎垂木。正面中央に両開板戸をたて、側面前一間、背面中央一間に格子窓を開け、他は腰板張とする漆喰仕上げの真壁で、平明な外観を構成する。」

本殿(登録有形文化財)
「昭和28年の式年遷宮で造営された豊受大神宮の多賀宮御正殿。次の式年遷宮に際し解体,頒賜された。桁行3間,梁間2間,切妻造の茅葺型銅板葺屋根を架ける。縁を廻さず,棟持柱,堅魚木,千木をもつ正式の神明造で,掘立て柱の伝統的工法をよく残している。」





神輿蔵(登録有形文化財)
「本殿の南方に位置し北面する。桁行9.6m梁間4.8mの土蔵造、切妻造本瓦葺。石積基壇上に建ち、腰を黒色のモルタル仕上げ、上部を白漆喰仕上げとする。腰内部は二室に間仕切り、それぞれに緩い起りの切妻造銅板葺の庇を付けて、硬質な外観に変化を与える。」





忠魂社本殿(登録有形文化財)
「本殿の西南に位置し、東面する。高い亀甲積基壇上に建つ入母屋造銅板葺の浜縁付一間社。正側面に高欄付の切目縁をまわし、正面に木階を付ける。出組詰組、二軒繁垂木とするなど、塩竃神社本殿に比べて規模が小さいものの、同様の構造形式とする。」

神馬













末社金刀比羅宮拝殿及び幣殿(登録有形文化財)
「塩竈神社本殿の西北に南面して建つ。桁行三間梁間二間、入母屋造本瓦葺で、正面に向拝一間、背面に幣殿を付設する。内部は拭板敷で、棹縁天井を張り、正面に縁を付ける。向拝のみ三斗組とし、中備に波紋彫刻を置く。身舎は組物などを省略し簡明な外観とする。」







末社塩竃神社
鳥居





拝殿及び幣殿(登録有形文化財)
「塩竈神社本殿の正面に位置する。桁行三間梁間二間の入母屋造銅板葺で、正面に軒唐破風付一間向拝を付設。背面に桁行三間梁間三間切妻造の幣殿を突出する。正面中央に双折桟唐戸、両脇に蔀戸を装置する。安定感のある外観で、向拝の龍や鳳凰の彫刻は出色。」





本殿(登録有形文化財)
「小丘に占める境内の最上段、本殿の北方に位置し、高い亀甲積基壇上に建つ。桁行一間梁間一間、入母屋造、向拝一間、銅板葺の社殿で、正面に千鳥破風と軒唐破風を付ける。本支輪付の出組詰組とし、要所に彫物を飾る。二軒繁垂木。瀟洒ながら本格的な仕様になる。」

雑庫(登録有形文化財)
「明治中期(1868-1911)の建築、本殿の東南、一段低い位置に建つ。桁行5.0m梁間4.8mの2階建土蔵。切妻造本瓦葺で妻入とし、緩い起りの切妻造桟瓦葺の屋根を正面に付ける。腰は目地切をしたモルタル仕上げで、上部は白漆喰仕上げ。小屋組はトラス組。社頭景観を構成する一要素である。」



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