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Hane's FACTORY

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JA4 5速交換&ブレーキオーバーホール

2022-09-25 | today JA4
今日は白トゥデイから降ろしたエンジン&ミッションを分離してミッションを開け、5速ギヤの交換作業から開始します。

元はノーマルのミッションからスタートしましたがデフを付けたりファイナル替えたりシンクロ破損して修理したりともう何回も開封しているので慣れた仕事です。

開ける度に3速のシンクロ側のギヤが痛んでいるので交換したいけど廃盤なんだよなぁと思う。笑

今回は5速ギヤのみ交換なので開封して1番上のギヤで作業は簡単です。

メインシャフト、カウンターシャフト共にミッションから取り外して中華製のプレス機で5速ギヤを抜き取ります。
今まで5速はサーキットで使う事が無かったので移動専用でライフ用を使っていましたがコーナリング速度が上がってきた事で5速に入る場面が出てきたので今回ついでに純正5速に戻す事に。
しかし、純正5速も気付いたら廃盤だったので仕方なくバモス用の5速0.91を流用して使います。
純正5速が0.94あたりなので純正よりも繋がりも加速も悪くなりますが、今までの移動用5速よりはマシだから我慢我慢。

作業が済んだら脱脂して液体パッキンを塗布します。
トゥデイはモノタロウ製
シビックやる時は一応3M製の液体パッキン使っています。笑
モノタロウ製でトラブル出た事ありませんがなんとなく。笑

ミッションケース取り付け後は液体パッキンが完全に乾くまで触ると手が汚れて嫌な思いしかしないのでこの日は放置して乾かします。

残る時間はブレーキのフルオーバーホール作業に移ります。
ホースも交換するのでまずはフルードを完全に抜き取る。

ブレーキホースはKTS製のメッシュホースを使いました。

純正の劣化したホースから新品に交換。

このKTS製ホースの良いところはジョイント部分の回り止めの半月部分まで完全に再現されている事です。
安いホースはここはモンキーレンチとかで回り止めしながらホースを固定しますが、KTS製ならスムーズに取り付け可能です。

フロント、リヤ共に4本新品になりました。
緩みが無いか確認しやすくするためペイントも入れています。

フロントキャリパーのオーバーホールに移ります。
こちらはミヤコ自動車製のオーバーホールキット(TP-27)を使いました。

30年の間に一度でもシール交換したのか分からないくらい汚いです。笑

ピストンをエアーで取り出し汚かったのでなるべく綺麗に清掃。
ピストンシールはカチカチに固まって劣化していました。
オーバーホールキットが安く出ていてとても助かります。

シール交換してピストン戻して完了。
ブラケット側のスライドピンも清掃グリスアップしてブーツも交換しました。

今日の最後はマスターシリンダーのオーバーホールです。
マスターシリンダーもミヤコ自動車製のオーバーホールキット(TK-9973)を使います。
重要部品なのに純正のオーバーホールキットは廃盤です。

マスターバックからマスターシリンダーを取り外してビックリ。
既にフルード漏れして塗料が侵されています。
社外品のオーバーキットが無かったら終わってました。

サークリップと位置決めボルトを外すと中身のピストンを取り外す事ができます。
やはりピストンシールはカチカチに固まって劣化していました。

オーバーホールキットはピストンごと全てセットされているので入れ替えるだけでとても簡単に作業できました。

錆が出ている部分はなるべく清掃しマスターバック側は車上なので錆を軽く落としてシャシーブラックを塗布しました。
見た目を完璧にするなら一旦取り外して塗料剥離からスタートですが、そこまでの時間はありません。笑

次回はリヤドラムブレーキ周りのメンテナンスから始めて完成したミッションをエンジンとドッキング。
車にエンジンミッションを戻すところまでかなぁと想定しています。
平日はただの会社員、休日は家族サービスがあるため作業できるのは週に2時間程度。
なかなか思うようには進みません。笑




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