通常のアイドル制御をしているEACVは良く壊れるけど、意外なところでファーストアイドルバルブが悪さをしている事も多々あります。
ファーストアイドルバルブはDCやEKでは廃止され、EGが最後の採用です。
なのでいつ廃盤になってもおかしくないのですが、これがサーモスタッドと同じでワックスの膨張を利用して弁を開閉させアイドルアップさせているので劣化でいつか必ず作動不良を起こします。
そしてスロットル下に付けられているのでインマニ負圧と冷却水の圧力によりバルブ内部のOリングは痛めつけられ、Oリングがダメになると隙間から冷却水が漏れて燃焼室に入ってしまい微妙に冷却水が減っていきます。
しかしタチが悪いことにバルブ内部のOリングは単品供給が無いのでこの場合もバルブASSY交換になります。。。
自分は以前のEGでも壊れ、今回のEGもダメになりでこれで2回目の故障になりました。
電装品では無いので自分で気付かない限りはずっとそのままってのが難しいところです。
しかし、ファーストアイドルバルブはその名の通り冷却水温度が低い時だけに使用する部品。
そこで、ファーストアイドルバルブの内部を金属パテで完全に埋めてみました。
しかしファーストアイドルの機能が無いままエンジンを掛けても直後のアイドル上昇が以前の2000rpmから500rpmほど下がるだけでエンストする事無く始動可能。
これなら冬場で掛かりが悪くてもアクセルを最初だけ一踏みだけすれば十分と思われます。
ついでに燃ポンと燃料フィルターも新品に交換しました。
燃ポンもある日突然動かなくなりますからいつ交換したか分からないなら交換しといた方が良いですよ。
わりとちゃんとした用事があった日にキー回してもなんだか後ろがシーンとしてて結局雨の中バイクで出掛けた事もあったなぁと思い出す。笑
前期のEGは燃料ポンプのリコールが出ているのでリコール対策品を購入すれば細かい部品もセットで8000円くらいで済みます。
自分のは何もリコールは無いのでリアシートのカーペットをめくると明らかに人の手の入ってない汚れ具合。笑
130番台は燃料フィードパイプがボルト留めからクイックリリースに変更されていて整備性が向上していました。
ポンプを外して見ると驚く事に燃料タンクの中はピカピカです。
これは小まめに運転して常に新しい燃料に入れ替わっていた証です。
取り外した燃料ポンプもかなり綺麗。
しかし見た目は綺麗でもポンプは中身のブラシが磨耗し切ると動かなくなるので走行距離が20万キロの2号機ならいつ止まってもおかしくないのです。
1号機のEGはリコールで燃料ポンプされていましたが21万キロ時に故障しています。
作業はリコール対策品であれば説明書も付いてくるので指示通り交換しましょう。
燃料フィルターもあまり走ってない車両だと内部にガソリンがガム状になって流動を妨げるのですがあの燃料タンクの綺麗さなら交換しなくても良かったかもしれません。
塗装してからは作業する時はドアにマスキングwww
洗車も機械だったのが手洗いになり、1回洗って次に家のオデッセイ用のコンディショナーを無断使用してと無駄に大事にしていますw
電化製品もそうだけど最初だけは異様に大事にするんだよね。
最初は綺麗に使ってたiphone6も今となっては画面が割れたまま半年そのままですww
塗装の時のまま車高を上げてあるのでまた下げて、ホイルはこのボディに合わせて新調しますのでそこまで行けば完成です。
さりげないですがトランクの鍵穴にこんな物も装着。
現行フィットのドアの鍵穴に付いているキーシリンダーガーニッシュです。
本当は鍵穴パテ埋めの予定でしたが、ヘタれパテはあっという間に浮いてきてしまったんので諦めて逆転の発想ですw
さ、ちょっと走ったし洗車しよw
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全塗装したくなりました^^