こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。
裏ブログの公開後、、、けっこうな反響がありました!(喜)
こちらのブログのアクセスも増えたりして、相乗効果です。
これから、内容を充実していこうと思いますので
よろしくお願いします。
さて、今回紹介するのは
リーバイス 506XX 通称1st Gジャン ビンテージです。
針無しタイプのシンチ金具
戦後の物ですね。
リベット刻印は中央寄り
1940年代かな?
これからもウンチクは書きますが、
年代チェックに関してはあまり深入りしないようにしますね。
カフス部分のダメージをリペアします。
ボタン裏が膨らんでいる形状です。
反対側のカフスです。
どっちが右か左か分からくなりました、、、汗笑
今回は綺麗に直したいとの事なので
解体リペアをします。
左腕カフス
右腕カフス
せっかく解体するので、このような小さな破れもリペアします。
そのままリペアすると縫い代が潰れますからね、、、
外したボタンです。
このように二本の爪が交差して締まっている仕組みです。
ボタンを解体をするリペア屋しか見れない部分だと思います。
ボタンの見えない内部がこの形状だと、ボタン表の再利用率は100%に近いと思います。
(支柱が銅色)
前回のブログでも書きましたね、このネタ、、、苦笑
支柱が銀色のタイプは見えない内部が打ち抜きの穴になっています。
これは綺麗に外れていますが、2本爪が内部に残ってしまうことがあります。
よって、ボタン表の再利用率は100%ではありません。
私の知る限りですが、、、
507XX 通称2nd Gジャン ビンテージ になるとボタンの支柱は銀色になっているようです。
そして、557XX 通称3rd Gジャン ビンテージ になっても、見えないボタン内部の形状は打ち抜き仕様でした。
この2本爪打ち抜き仕様のボタン表もなるべく再利用が出来るように、
研究開発をこれからも続けますのでよろしくお願いします。
それではリペア後がこちらです。
右腕カフス
解体リペアなので、立体的で綺麗な仕上がりだと思います。
ボタンホールも専用ミシンで縫い直しています。
左腕カフス
解体リペアなので、立体的で綺麗な仕上がりだと思います。
ボタン表は再利用が成功しました!(両方とも)
ボタン裏は既製品の物を使っています。
既製品ですが、これは鉄製です。
使い込むと、ツヤが無くなっていい感じに馴染んでくると思います。
(洗濯をするとサビっぽくなります)
以上です。
こちらの工賃が
左右カフスの解体リペアと周辺補強 12000円
ボタン表の再利用成功 500円×2=1000円
合計13000円(別途送料)
ビンテージ物のボタンもなるべく再利用をするようにしています。
オーダーお待ちしております。
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