ジーンズリペア&リメイク工房 hands-on 日記(旧ブログ)

デニムの産地、岡山から発信するジーンズ日記(2010年12月~2016年1月)

ハリランのジーンズ 左右前ポケットの解体リペア スレキ(袋布)の交換 リベット表再利用

2016年01月21日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのです。


前回のブログで、「ちょっと依頼が減ってきた」と書いたとたんに、、、

依頼ラッシュが来てしまいました、、、汗笑

(単なる偶然?)


年明けから嬉しい悲鳴です。

ありがとうございます。




さて、今回紹介するのはこちらです。



























左右前ポケットのハードダメージです。

私は前ポケットをあまり使わない派なので

どうして、ここまで破れるのか不思議に思います。

(財布やケータイは常にトートバッグに入れています)


裏側からの画像がありませんが

スレキ(袋布)もボロボロになってしまっています。

というわけで、解体リペアが必須条件となります。

(スレキは新品に交換します)

















依頼品のブランドですが、、、







ハリランです!

狙っていないのですが、偶然のブログ2連チャン。



でも、実はこうゆう偶然は多いので面白いです。

なぜか同じブランドが同じ日に入荷したりします。

(全国の色んな場所から入荷するのに、、、)
















解体前のリベット表と裏です。


これはリーバイスタイプの被せリベットです。

裏側が銅製なので、打ち抜き仕様に見えますが

そうではありません。



リベット表側の再利用で一番難しいのが

この被せリベットで裏側が銅製タイプ、、、




何とか綺麗に外せるように頑張ってみました。








これで表側の再利用は確実です!


簡単に書いていますが、めっちゃ時間が掛かっていますので、、、汗












解体後がこんな感じです。










ではリペア後がこちらです。

(同じく、簡単に書いていますが、めっちゃ時間が掛かっていますので)














右前ポケット










左前ポケット

解体リペアなので、綺麗な仕上がりだと思います。


破れが激しかったので、縫込みを多めにして強度もかなり上げています。

縫込みの少ない、柔らかくてしなやかなリペアにすると、最初は良いかもしれませんが

すぐに破れそうな気がしました。

(ガンガン前ポケットを使うのを前提にリペアしてみました)












ポケット入口の裏側はこんな感じです。

キッチリと再構築しています。











リベット表側の再利用も成功しました。

(6個全部成功しました!)












新品に交換したスレキです。

前ポケット用のスレキも今では3種類に増えました。

(厚め、普通、薄め)

今回は劣化状況から判断して厚めにしています。




ビンテージ物のジーンズだと、オリジナルに忠実という直し方をするのですが

こうゆうブランドのジーンズだと、オリジナルよりも穿く人にとって必要なリペアをします。

(その人の穿き方に沿ったリペア方法)


ジーンズ全体の色落ちを見てもわかるように

相当な穿きこみをされていますからね。










交換したリベット裏側です。

こちらは既製品になります。
















破れ周辺の弱っている部分も補強しています。






以上です。

こちらの工賃が

左右前ポケットの解体リペア 8000円

左右前ポケットのスレキ(袋布)新品交換 7000円

リベット表の再利用成功 500円×6個=3000円

合計18000円(別途送料)


前ポケットの激しい破れも丁寧に解体してリペアすると

綺麗に直せます。



今回の被せリベットで、裏側銅製の再利用成功の確率は100%じゃありませんが、、、

(裏側アルミ製だと今の所100%成功です)

これからも挑戦しますので

オーダーお待ちしております。


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DENIME 革パッチ XXタイプ 前ポケット解体リペア、スレキ交換、リベット表再利用 など色々、、、

2015年12月18日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちは、ジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


今年もあと、2週間ですか、、、

年内納期に向けて頑張っています。


今月はユーズド加工の依頼が多いですね。

新規よりもリピーター様ばかりです。


当店のユーズド加工を気に入ってくださった方なんだなあと、実感。

メールでの問い合わせが年内であれば、セーフです。

こちらも作業は引き続き、来年行いますので。





さて、今回のブログですが

画像が非常に多くなりましたが、頑張って説明します。

(ゆっくりご覧ください)



依頼品はこちらです。



















DENIME の革パッチです。

(赤タブ付きなので、旧タイプです)


DENIMEのジーンズリペアは多いです。

ビンテージブームが過ぎたあとでも

ずっと大切に穿き続けている人が多いのがわかります。


もしくは、想い出が詰まっていて捨てれずに

長年タンスで眠っていたという依頼品も多いです。


色落ちをしたジーンズを見ているだけで

穿きこみをしていた青春時代を思い出してしまうんですよね。




リペア部分の紹介です。










左右後ろポケットのステッチ補強をします。

オール綿糸の縫製なので、糸がかなり弱っています。





























左右のスソです。


スソの三つ折り付近が弱っています。

ステッチも全部解いて、縫い直しをします。


























スソを長めにして穿く方に多いのですが

インシームの裏側が擦れて、破れてきます。

(ロールアップして穿かれていたのかな?)

ここも解体リペアをします。




















左右の太ももです。

左ひざの破れは標準リペアで仕上げます。

右ヒザも周辺から生地が弱っているので、補強リペアをします。














左前ポケットです。

綺麗に直したいとの事なので、解体リペアをします。












リベット表の再利用も行います。

(リーバイスタイプのリベットは高い確率で再利用が可能です)














スレキ(袋布)も破れてダメージがあったので

新品に交換します。


















右前ポケットのスレキ(袋布)です。

こちらは交換の必要はなさそうです。

下のステッチを解いてから、リペアします。









それでは解体です。











こんな感じです。
















リベット表も綺麗に外れました。


DENIMEのXXタイプのリベットは片面刻印だったのですね。

初めて知りました。








それではリペア後がこちらです。













ヒザを中心に補強リペアをしています。















照明の明るさで、リペア部分の白さが強調されていますが、

実際はここまで白っぽくなっていません。

補強ステッチも光の反射で目立っていますが

実際は(自然光)ではここまで目立っていません。

デニムの色を撮影するのは難しいです、、、(今のカメラ性能の限界かも?)


あと、アウトシーム(脇)は開かずにリペアをしています。


















左右のスソです。

三つ折り部分のダメージをリペアをしています。

スソのリペアはステッチ入れ直しでアタリがずれないように気を付けています。

(綿糸を使った、チェーンステッチ仕上げ)


※復刻、レプリカ系の方が元のステッチが真っすぐなのでやり易いです。

ビンテージ物だと、けっこう曲がっているので苦労します、、、汗












解体リペアした前ポケット部分です。

綺麗な仕上がりになったと思います。

















リベット表側は再利用に成功しました。

このタイプのリベット表再利用はかなり自信あります。

(今のところ、100%成功しています)



あと、ベルトループのカンヌキも専用ミシンで縫い直していますので

雰囲気を壊していないと思います。













後ろ身頃を説明します。

















後ポケットのステッチは生地同色の目立たない糸で補強リペアをしています。

細い糸ですが、ポリエステルのスパン糸なので強度はあります。

この方法だと綿糸の経年劣化した雰囲気を残すことが出来ます。



全部糸を抜いてから、新たに縫い直す事も可能です。

(退色した、ユーズド感のある綿糸も在庫していますので)

でもこっちが割高になりますね。













リペア中に気が付いたので

巻き縫い部分もステッチ補強をしています。

お尻の中心は弱くなりやすいので、補強ステッチリペアをしておくべきだと感じます。



















左右のカカト部分です。

こちらも丁寧に解体リペアをしています。










それでは裏から見ていきましょう!



左右太ももはこんな感じで、弱い部分を補強リペアしています。













新品に交換したスレキ(袋布)です。












リベット裏は既製品に交換しています。

既製品と書いていますが、オリジナルと同じ製造メーカーの物で

同一品番です。

なので、表からの突起部分がとても自然だったと思います。


リベットを作っているメーカーのシェア率が高いので

こうゆうこともあったりします。

(世界シェアNo1 のあのメーカーですからね、、、)












ポケット入口周辺の補強もきっちりとやっています。
















右前ポケットのスレキ(袋布)はリペアしています。

これで底の部分が抜けることは無いでしょう。



























最後にカカトの裏側です。

このように解体リペアにしているので綺麗な仕上がりです。

ロック縫いですが、負担が掛かる部分はこのように2回縫うようにします。

(ダブルロック縫いです、、、オリジナルよりも強度UPしています)

スソはチェーンステッチ仕上げです。





以上です。

こちらの工賃が

左右後ろポケットとお尻のステッチ補強リペア 2000円

左右太ももの補強、破れ穴の標準リペア 5000円

左前ポケットの解体リペア 5000円

左前ポケットのスレキ(袋布)交換 3000円

リベット表再利用の成功 500円×2個=1000円

右前ポケットのスレキ(袋布)の解体リペア 2000円

左右スソの解体リペア(チェーンステッチ仕上げ)5000円 

左右スソインシーム部分の解体リペア 3000円

合計 26000円(別途送料)



納品後、喜びのメールを頂きました、、、(ほっとひと安心です)

縫製の仕事をされていた、依頼人の奥様も仕上がりを見て驚かれたそうです、、、(非常に嬉しいです)





想い出が沢山の詰まった、大切なジーンズ、、、

時間は非常に掛かりますが、、、丁寧に直させて頂きます。

オーダーお待ちしております。


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リーバイス 501XX ビンテージ 片面47モデル 比翼、持ち出しパーツ交換 前ポケットスレキ交換、解体リペア

2015年09月25日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


シルバーウィークが終りました、、、

お休みにも作業したのですが、思ったよりも進まず、、、(焦)

納期ばかりが伸びてしまう状況です。



納期が2ヶ月半位とアナウンスしておきながら

3ヶ月掛かっているという状況でございます、、、(恥)

(今、依頼された方には最初から3ヶ月とお伝えしています)



それでも、催促のメールなどまったくありません。

本当に依頼者さまの寛大な心に感謝します。

慌てて仕上げてしまって、クオリティーを下げたくないので

どうしても時間が掛かっています、

ご理解の程、よろしくお願いします。






さて、今回のブログですが

写真を撮り過ぎてしまいました、、、(苦笑)



画像多め、説明少なめで行きます。


内容もかなりマニアックです。



マニアックな事は出来るだけ、説明をしたい気持ちですが、、、

今回は「わかる人には、わかる」という マニア向けにさせて頂きます。

(そうしないと、更新時間がありませんので、、、)




それでは依頼品がこちら

















リーバイス501XX ビンテージ























右前ポケットのスレキ(袋布)がボロボロなので、新品に交換します。

ついでにポケット入口の補強リペアも同時にします。

















リベット表は刻印が広め

リベット裏は銅製の打ち抜き仕様

ギャラ入りは確定してます。































赤タブは片面です。

リベット刻印が全体に広いので

1950~52年頃の47モデル後期型だと思います。












次に紹介するのは










フライボタンが二つしかないので、、、

503BXX ビンテージです。

(明らかにウエストが小さいので間違いないでしょう)














サイドステッチ長め









リベットの刻印は全体に広め

裏からの画像がありませんが、リベット裏銅製の打ち抜き式






















赤タブの判別不可能、、、




ベルトループが極太だし、、、片面の可能性が高いです。

でもリベットの刻印から推測すると

こちらも1950~52年頃の47モデル後期型だと思われます。





さて、なぜ503BXXを突然紹介したかと言うと、、、

503BXXのみ採用されたフライボタンの2個仕様。

これを最初に紹介した501XXに交換して欲しいとの依頼なのです。




ビンテージマニアさんならではのリメイクですね。

わかる人にはわかる内容。



503BXXはウエストが小さいから穿けない人が多い、、、

でもあの二つボタンのレアなジーンズを自分のサイズで穿いてみたい

という事なんです。




依頼されたときは、ビックリしましたが、、、(汗笑)

出来ない事も無さそうだったので、、、お受けしました。







という訳で、この二本を解体します。





こちらは501XXです。













外した右前ポケット部分















外したリベット上の表側


この為に開発した道具を使ったので、綺麗に外せたと思います。













外したリベット上の裏側

普段見れない部分です。

刻印が全体に広いタイプは

両面刻印ですね。

両面のほうが、リベットを付ける時に向きを確認しなくて良いので

作業効率がUPします。

地味に進化している部分かと思います、、、
















外した

持ち出し(ボタンフライ部分)

比翼(ボタンホール部分)です。




向かって左が503BXXの二つボタン

向かって右が501XXの四つボタン



二つボタンの方がパーツ全体が短いです。

でも、距離が長い部分に短い物は収まります。










では、リペア&リメイク後の紹介です。


























ここはどうしてもステッチがずれるので

ステッチ跡が残ってしまいます。

(作業前にアナウンスしています)














ちゃんと二つボタン仕様になっています。

マニアさんしかわからない、、、スペシャルなジーンズの完成です!











もちろんオリジナルのボタンです。

この下地がフラットなボタン、、、雰囲気ありますよね。




















帯下のチェーンステッチ

帯上のシングルステッチ

最後はVステッチでの処理です。


トップボタンが邪魔でミシンが届きませんので

特殊な方法でやってみました。




ここの再現は重要だと思うので、、、頑張ってみました。

5回目? のやり直しで何とか納得の行く上がりになったと思います。



これ以上やり直すと、迷宮に入り込むので、、、

これくらいで勘弁して下さい。



















裏から見るとこんな感じ

(ボタン裏がドーム状ですね、、、やっぱり片面47モデルでしょう)



持ち出しの縫いつけに苦労しています。

(ボタンが邪魔でミシンが届きません、、、これまた特殊な方法で縫い付けています)



試行錯誤の末、このようになっています。

(ここが一番時間が掛かった部分です)














解体リペア補強した右前ポケット部分















サイドステッチは太い綿糸使い

ステッチの長さもオリジナルに合わせています。
















リベットの表は全部再利用に成功しています。














向かって左が再利用したリベット表

向かって右がオリジナルのままのリベット


再利用した方が、中心の突起がピカピカですね、、、

でも時間の経過でつやが無くなって、馴染みますよ。

(銅無垢なので、酸化による変化をします)












新品に交換したスレキ(袋布)














リベット裏は新品に交換しています。















ポケット入口付近はしっかりと補強済みです。








以上です、、、

いやーーー

超マニアックなリメイクでした、、、

でも上手く出来てよかったです!





こちらの工賃が

持ち出し、比翼のパーツ交換リメイク 10000円

右前ポケットスレキ交換、入口の解体補強リペア 7000円

リベット再利用成功 500円×4箇所=2000円

合計 19000円(別途送料)




納品後、お客さまから喜びの声を頂きました、、、ホッとひと安心。




ビンテージリーバイスのリベット表再利用やっています。

(かなり高い確率で成功していますので)

オーダーお待ちしております。



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501XX ビンテージ ギャラ入り(1955モデル) 前ポケットスレキ(袋布)交換 補強リペア リベット表再利用

2015年09月12日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



行ってきましたよ!

早朝ラジオの生放送!

(フェイスブックには写真をUPしています)


超ドキドキでした、、、

詳しくはまた、ブログで報告したいと思っています。


Kディレクター、守口アナウンサー、坂本さん 本当にありがとうございました!




さて、今回紹介するのは 私物のジーンズです。





リーバイス501XX ギャラ入り(1955モデル)ビンテージ


右前ポケット入口を解体補強して スレキ(袋布)の交換をします。


画像で見る限り、それほどダメージは進行していませんよね、、、

でも、なぜそんな事をするの?



それは、、、

リベット表側の再利用テストが目的だからです。


ギャラ入りのオリジナルでテストやっちゃうのか! 

勿体無い! と思う方もいると思います。


でも、自分が普段着用するジーンズで試さないと

テストの意味がありませんからね、、、

私も、このジーンズは売る気ないのでリベット裏が既製品になっても構いません。









リベット表側のUPです。










リベット裏側のUPです。

ギャラ入り期(1955年~62年頃)はこのようにリベット裏が銅褐色になっています。









501XX ビンテージのリベットは沢山見て来ました。

そこである事に気が付きました。



先ほどのギャラ入りのリベットです。

この角度から見て下さい。













こちらは私物の501XX 革パッチ(1952年~53年頃)のリベットです。


リベットの先端の形状が違うでしょう!


ギャラ入りの方がちょっと高くて、革パッチのほうがちょっと低い


これがリベット再利用の研究において、重要な事だったのです。



なぜかというと

このギャラ入りに使われているのは鉄製の銅メッキで

この革パッチに使われているのは銅製だからです。


※今回は偶然このような結果ですが、

リベットの素材がいつ変更になったかは解明出来ていません。

恐らく、リベットの混在期もあると思います。




このリベット表を再利用するには

リベット表を壊さずに、綺麗に外さないといけません。


鉄と銅 どっちが外しにくいと思いますか?




答えは鉄です。


銅の方が柔らかくて、加工しやすいのですが、、、

鉄はかなり硬いので、頑丈にカシマっています。

これを綺麗に外すのが、相当な手間です。

専用の道具を開発しないといけませんでした。

(随分お金をかけましたよ、、、涙)

トライ&エラーの繰り返しでしたからね、、、大汗




鉄製の銅メッキが剥げて、サビサビになったリベットも見た事があります。

これが綺麗に外せるかも疑問です、、、

(それも挑戦しないといけないと思っていますが、、、)


















そんなこんなで、右前ポケット部分を解体しました。

ポケット入口の生地がちょっと弱っているので補強リペアします。


スレキもまだ使えそうな気がしますが

(ポケット入口付近はかなり弱っていますね)

今回はテストも兼ねているので、新品に交換します。











外した、リベット表側です。

専用の道具を開発したので、綺麗に外せたと思います。



外したリベット裏側(下の突起部分)は、お見せ出来ません、、、

これを見ると綺麗な外し方のヒントを与えてしまうからです。

これが出来る様になるのに、かなり苦労したので 同業者の方には見られたくありません、、、














リベット表の反対側です。

こちらにも刻印があります。

(両面刻印)










リベットが鉄製か銅製かを見分ける簡単な方法があります。

磁石です!



これは工業用ミシン専用の定規です。

ミシンに固定出来る様に、強力な磁石が付いています。


鉄のリベットは吸い付くように付きます。











さて、ここでもう一つ実験です。




501XXビンテージに使われている、刻印が中央寄りのリベット(私物です)

1950年以前になるとこうゆう感じになっています。












普段見れない、裏側です。

刻印がありませんね。

(片面刻印)


これは新事実かも?

リベットを解体するマニア限定の情報ですね、、、(苦笑)











これは銅製なので磁石に反応しません。

豆知識でした。












それじゃ話を戻します。


リペア後がこちら





















生地が弱い部分は補強リペア済みです。

エッジの色落ちした部分と

周辺の色の濃い部分はリペア糸色を使い分けています。

(より自然な仕上がりになるように)


ベルトループ下のカンドメ(カンヌキ)は専用ミシンで縫い直しています。











脇押さえのサイドステッチは太い綿糸を使っています、、、オリジナル重視















コインポケットの入口も生地が弱っていたので補強リペアしました。

(ポケット入口のステッチだけはイエローにしています、、、オリジナル重視)







それじゃ再利用したリベット表のアップ行きます。






右上










コインポケット右












コインポケット左











左下





外したリベットは混ぜてしまうので

元の位置にまったく同じのが来るとは限りませんので、、、




リベット裏側は新品の銅製になります。

なので、先端の突起部分のみ色が綺麗です。

しかし、銅無垢素材なので自然と色がくすんで

周辺の色に馴染んできますよ。













交換したスレキ(袋布)です。















先端のステッチ処理はこのようになります、、、オリジナル重視


※結構この辺はアバウトで、個体差あります。

真っ直ぐに縫って、返し縫い処理のもあります。

絶対にこうなっているとは限りませんので、、、その一例です。















リベット裏は既製品に交換しています。

新品なのでピカピカしています。

(時間の経過で馴染んでくるでしょう)


ウエストベルトはチェーンステッチで縫っています、、、オリジナル重視

















ポケット入口の補強した部分です。

解体リペアにするとスレキと一緒に縫い込む事はありません。






以上でございます。



これを穿いては洗濯をしてのテストをしています。

(リベットの強度を試す)

今の所、問題ないです。



という訳で、リーバイスのビンテージジーンズのリベット表側の再利用を開始しています。


リーバイス社ではなくても、このようにリーバイスタイプであれば再利用します。

レプリカ系のリベットも同じような作りなので、、、


デザイナーズ系ブランドのはちょっと再利用は難しいかな?



リベット再利用の工賃なのですが、

1個500円です。


万が一、再利用が出来なかった場合は 既製品の近い物になります。

その場合は再利用工賃は頂きません。


再利用に成功した場合のみ工賃を頂く仕組みです。

(でも、私はそれに挑戦するだけで手間なんですけどね、、、汗)



今の所、かなり高い確率で成功しています。

さっき書きました、サビサビになって固着していたりするのが

上手く外れるか?でしょうかね、、、

ビンテージ物なので絶対成功とは言い切れませんが、、、

頑張って再利用したと思います。




という訳で、、、

今回の工賃を出すと

右前ポケット入口の解体補強 2000円(スレキ交換有りなので安くしました)

コインポケットの解体補強 1000円(スレキ交換有りなので安くしました)

右前ポケット入口のスレキ交換 4000円

リベット表 再利用成功 500円×4=2000円

合計 9000円(別途送料)



リーバイスのビンテージジーンズのオリジナルパーツにコダワリのあるお客さまオーダーお待ちしています。




リーバイスビンテージのリベット表の再利用は只今、ドンドンやっている最中です。

(今の所、外れたという報告はありません)

これからもブログで紹介しますので、お楽しみに!



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サムライジーンズ 左右前ポケット入口 解体リペア スレキ(袋布)の交換

2015年08月16日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


暑いです、、、

暑くて寝苦しいです、、、

完全に目が覚めました。


今日は休みなので、ブログでも更新しよう。

って事で、ブログ書きます。

(めずらしく ここ最近では素早い更新です)




今回紹介するのは




















左右前ポケット入口のダメージをリペアします。



生地が爆発しています、、、

原型が良くわからない状況です。


ここまでダメージが進行すると

そのままではリペア出来ません。


この部分を全部解体してからリペアとなります。



















今回の依頼品ですが

サムライジーンズです。


かなりのヘビーオンスデニムでした。

(何オンスか忘れました、、、恥)



これだけのヘビーオンスデニムを破るには

前ポケットをかなり頻繁に使ったのでしょうか?



私は永年ジーンズを穿きこんでもこのようなダメージにならないので

ちょっと原因がわかりません、、、









では早速解体します。
















スレキ(袋布)も入口付近がボロボロになっていたので

生地を新品に交換します。


コインポケット側のスレキは縦に引き裂けていますね、、、

かなりの負荷が掛かっている証拠です。









それでは解体してリペア後に再構築して

完成したのがこちらです。

























解体リペアなので、綺麗な仕上がりだと思います。












ベルトループのカンヌキ(カンドメ)は専用のミシンで縫い直しています。



リベットは既製品(オリジナルと同じ打ち抜き仕様)のリベットに交換しています。

この依頼品をやったのは数ヶ月前です。

ブログのネタがかなり溜まっているので、タイムラグがあります。

これをやっていた頃は、リベットの再利用をしていなかったのですが、、、



現在はリベット表側の再利用に挑戦しております。

色々と試行錯誤を繰り返しまして、、、

今回の依頼品のタイプは、今だと再利用出来ると思います。

(リーバイスタイプのリベット表はかなりの高確率で再利用を行なっています)




リベット表の再利用ですが、、、

成功したら1箇所500円の工賃設定にしています。

(成功しなかった場合は既製品になって、その部分の工賃は頂きません)



普通のジーンズだと左右前ポケットのリベットは6個です。

なので全部再利用に成功したら+3000円の工賃となります。



オリジナルのリベット表にコダワリはないという方は

既製品にした方が安く済むので、そちらがお勧めです。

既製品への交換には追加料金は発生しません。





スミマセン、、、

かなり話がそれてしまいました。

というか、この件は実際にリベット表を再利用したブログじゃないと

説得力がありませんね、、、(苦笑)




そのうちブログでも紹介しますので

もうしばらくお待ちください。

(フェイスブックではボチボチ紹介しています)





























新品に交換したスレキ(袋布)です。

外したスレキから型抜きを行なっていますので

元と同じような形状になります。




















ポケット入口周辺の弱っていた部分もきっちり補強済みです。



























前ポケット入口の裏側です。

この部分がリペア後にどうなっているのか

見せて欲しいとの問合せが過去に数件あったので、、、

今回お見せします。




この部分の縫製はとても技術が必要とされる部分だと思っていますので

あまりお見せしたくありません。

(毎回かなり苦労している部分です)

でも、ちゃんと縫われているか不安な方もおられるようなので公開します。






以上です。


こちらの工賃が

左右前ポケット入口の解体リペア 9000円(ダメージ状況によって変動します)

左右前ポケットのスレキ(袋布)交換 7000円


合計 16000円(別途送料)



オーダーお待ちしております。




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501XX ビンテージ 片面タブ(47モデル) 前ポケットから後ろまでハードダメージの解体リペア、スレキの交換 

2015年05月21日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



月末のイベント参加に向けて、作業を頑張っている所ですが、、、

依頼品の入荷も結構増えているので、中々スムーズに進みませんね、、、(汗)

(本見積りの連絡も遅れていて、申し訳ございません)


納期も2ヶ月半を過ぎたり、戻ったりの繰り返しです。

お待ちのお客さま、申し訳ございません。






それでは今回紹介するのは、、、




左右前ポケット入口がボロボロ、、、、










特にこちらが、、、ひどい、、、

もう原型が良くわからないですよね、、、(汗)









今回の依頼者さまは

仮見積り無しで、来店されました。

(当店ならばこのダメージも直せると思ってくださったそうです)


左右前ポケットの解体リペアの依頼です。

しかし、見積りが予想以上に高くて

(右前部分は脇から後ポケット付近までの補強が必要だったので、、、)

今回は右前ポケットから脇、後ろポケット付近のリペア依頼となりました。

(20000円でお受けしました)

簡単なリペアだったらサービス出来るのですが、、、

さすがにこれは無理です、、、












横から見るとこんな感じ。

脇から後ろポケット部分まで弱っていますよね、、、

もちろん解体してリペアしますが、

これはかなり大変な作業になりそうです。

(前ポケット付近のダメージでは過去最大だと思います)












裏から見てみます。

すでにリペアされた跡があります。












この部分もそうです。

解体するとリペア跡も全部外すのでこれは相当な大きさのダメージになりますよ、、、

(リペア跡を外すのも非常に手間なので、別途工賃を頂きます)

あと、スレキ(ポケット袋布)も入口が完全に無くなっているので

新品に交換をします。







では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)





隠しリベット付きなのでXXが確定です。











リベット裏が銅なのでギャラ入りです。













革パッチの欠片があります、、、













赤タブ裏が無地、、、

片面タブです。

通称47モデル











ボタン裏がドーム状

40年代だと思います。











持ち出しの先端は折り込みですので

初期の47では無いようです。

1948年~49年位かな?

(リベットの刻印をチェックするの忘れた!、、、スミマセン)


でも、65年程前のジーンズを直してから 

普段穿きしようとするのも凄い事ですよね、、、







それじゃ解体します。




この部分を解体リペアするには

リベットを外し

ループのカンヌキを外し

帯縫いステッチを解いて

脇縫いステッチを解いて

前ポケット部分を全部解いて

ポケット袋布も全部解いて

バックヨークのステッチを部分的に解いて

バックポケットを部分的に解いて


これだけの手間があります。

(今回はリペア跡を外す手間もありました)




そして、前ポケットの欠落した部分の生地を移植します。

この部分の生地移植ですが、

色落ちした古着を使わないと

周囲に馴染みません、、、


今回もかなり生地探しに苦労しました、、、
















バックポケットも部分解体したので

普段見れない隠しリベットの表をチェックします。

UFO型です。













解体したスレキと向こう布とコインポケットです。

今回は工賃の関係で、向こう布とコインポケットはリペアしません。

(お客さまにも了承を得ています)










それでは今回も相当な時間をかけて直しました、、、(大汗)

出来上がりがこちらです。


















私なりにベストを尽くしました、、、、

どう思われるかの判断はお任せします、、、













リベットの再利用は出来ないので

既製品に交換します。

(オリジナルと同じ打ち抜き仕様)












脇から後ろポケットにかけての部分もリペアしています。














工賃の関係で、バックポケットはリペアしていませんが

付け根部分の補強はキッチリ行なっています。











それじゃ裏からもどうぞ




弱い部分の補強はしっかりしています。













XXの象徴、、、隠しリベットは外していません。













スレキ(袋布)は新品に交換しています。














ダメージ周辺の弱い部分の補強もしっかりしています。








以上でございます、、、

お客さまから喜びの声を頂きました、、、

凄いですね! と仕上がりを見て、驚かれていました。

(ほっとひと安心です)




こちらの工賃が20000円(リペア跡の解き代、移植用の生地代 含む)


この範囲のリペアで高すぎるとの声が聞こえてきそうですが、、、

縫製が複雑な部分の解体リペアはとても時間が掛かります。

(再構築も色んな専用ミシンを使って、元の縫製に合わせています)


狭い範囲でも手間で、時間が掛かる部分は工賃が必要です。

どうかご理解の程、よろしくお願いします。



オーダーお待ちしております。


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リーバイス501 66前期 前ポケット解体リペア、スレキ交換、太もも全面リペア、スソ上げアタリ出し加工など

2015年04月28日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


フェイスブックにはUPしたのですが、、、

先日ユニオンスペシャル43200G という

チェーンステッチスソ上げ専用ミシンをとうとう導入しました。

整備とセッティングも完了して、イイ感じに仕上がっています。

(洗濯後のウネウネもバッチリです)



チェーンステッチのスソ上げサービスをどうしようか、迷っています。

(現状、単品での受付をしていません)

リペア品のついでで受付をしています。

(なので納期も2ヶ月半以内とかなり掛かっています)



今の忙しさレベルだと、何とかなりそうな感じです。

でも、スソ上げの依頼って結構来そうな予感もします。

納期がもう少し縮まったら、受付しようかな? 

うーん悩ましいです。

(でもせっかくのユニオンスペシャルをフル稼働させないのも勿体無いし、、、)





では、今回紹介するのは











リーバイス501の古着です。

色が綺麗ですね。


この色落ちで年代(モデル)がわかる人は相当古着を見てきている人です。


















左右太ももが破れています。

以前のリペア跡もあります。


こちらは以前のリペアの味を残しつつ

追加でリペア&全面補強をします。



でもガチガチに縫われている部分は外そうと思います。

そうしないと追加リペアであて布を重ねるとさらに硬くなってしまいますからね、、、

全体のバランスを見ながら、うまい事やろうと思います。

(その辺りはお任せするとの事です)












こちらはスソが長いとの事なのでスソ上げをします。

イイ感じのアタリが無くなるのは嫌なので

スソ上げアタリ出し加工の依頼です。

全体の色が薄いのでちょっと難しそうですが

頑張ってみます。


















左右前ポケット入口のダメージです。

こうなると綺麗に直すには解体リペアが必要です。










裏から見ると

スレキ(袋布)もボロボロになっています。

よってこちらも新品に交換します。










ではいつもの年代チェックをします、、、






赤タブがスモールe

バックポケット裏がシングルステッチなので、、、

66前期モデルです。

1975年前後に作られた物だと思います。




ちょっと今回はリペアの紹介が長いので

ウンチクはやめておきます、、、

スミマセン、、、









それでは解体をします。















当店では通常アウトシーム(脇)を開くリペアはしないのですが、、、

今回はリペア跡がアウトシームまで達していたので開きました。

(以前のリペアで脇を開いた跡もあったので、オリジナルステッチじゃなかったです)


それでガチガチに縫われているリペア跡は外しました。


リペア跡の外し代は有料となります。

お客さまが外されると無料なのですが

殆どの方が、有料でも外して欲しいと言われいます。


簡単に外しているようですが

とても手間な作業です。




リペア跡を外す工賃の目安はリペア代と同じに設定しています。

当店で2000円掛かるリペア跡を外すのに2000円って事です。

作業時間で計算するとそれでも割に合いませんが、、、



あまりにも密に縫いこんである場合は

リペア跡外しを断る事あります。

外せないというか、、、

そこを破壊しないと駄目な状況もあります。






話がそれて訳が分からなくなってきたので、、、(苦笑)

それではリペア後がこちらです。























ダメージ部分は標準リペア仕上げです。

リペア跡がアクセントになっていい感じです。





















こちらも標準リペア仕上げです。

とても自然なダメージ跡でカッコ良いです。



わざと破るリメイク加工でもこんな具合になると良いのですが、、、

難しいです。

これが天然ダメージの良さなのかもしれません。




















スソ上げアタリ出し加工後です。


濃淡の自然なメリハリが難しかったです。

インシームとアウトシームの自然なアタリ感と比べて頂くとわかります。














裏側もアタリを出しています。


この作業も非常に時間が掛かります。

慣れても作業が早くならないですね、、、

(ジーンズによって加工感がそれぞれ異なるから)



















左右前ポケット入口のリペア後です。

解体したので綺麗な仕上がりだと思います。


リベットは当店の在庫する既製品に交換になります。

(オリジナルと同じ上からの被せリベットです)














コインポケットもリペア済みです。

オリジナルに合わせて

裏をこっそりチェーンステッチにしてみました(自己満足の世界?)

外周ステッチも黄色ですよ、、、












新品に交換したスレキ(袋布)です。

スソの加工で洗っているので

新品ですが、くたっとしています。













前ポケット裏の弱い部分もきっちり補強済みです。











リベット裏もオリジナルに合わせて

アルミ製に交換しています。


帯裏もこっそりチェーンステッチにしています(自己満足の世界?)







最後に



左右太ももの全面補強はこんな感じです。

これでガンガン穿いて洗ってもOKです。







以上です、、、

ブログでこうして細かく書かないと

自己満足的なこだわりは伝わりませんね、、、(苦笑)




解体リペアの場合は時間が掛かって

割高なので、ついついやっちゃうんですね、、、




こちらの工賃が

リペア跡外し 2000円

左右前ポケット(コインポケット込み)解体リペア 10000円

左右前ポケットスレキ(袋布)交換 7000円

左右太もも穴の標準リペア 4000円

左右太ももの全面補強 9000円

スソ上げアタリ出し加工 4000円

合計36000円(別途送料)



お客さまから喜びの声を頂きました、、、(ほっとひと安心)





ブログで紹介するのは高額リペアが多いのですが

(当店の技術を紹介したいので、、、)

いつもこんなのやっていませんので、、、

ドン引きしないでください、、、(苦笑)

オーダーお待ちしております。



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リーバイス501XX ビンテージ 54モデル 革パッチ? 全体的な色々なリペア アフター

2015年02月18日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



それでは前回ブログの続きです。


早速、リペア後の紹介をします。























左右太ももは全面補強済み(最後に裏からお見せします)

左ヒザ穴は標準リペア仕上げ

アウトシーム(脇)は開いていません。















左右前ポケット入口は解体リペアなので綺麗な仕上がりだと思います。











リベット際の破れも綺麗になっています。

外したリベットの再利用は出来ないので

当店の在庫する既製品に交換します。

(オリジナルと同じ打ち抜き仕様です)
















スレキ(袋布)も弱くなっていたので補強リペアしています。


簡単に書いていますが、この部分のリペアは非常に難しいです。

毎回かなり時間が掛っています(大汗)

















左右バックポケットの縫い直しです。

ポケット入口のステッチも縫い直しています。

糸も退色した綿糸を使っているので

ユーズド感に馴染んでいると思います。















バックヨークの補強ステッチリペアです。

(いきなりアップでスミマセン)



ここは巻き縫い仕様なので

ステッチを抜くと巻きが外れて大変な事になります。

(再構築が非常に手間)

今回はそのままの状態で目立たない補強ステッチを入れるのが

ベストだと私は思っています。




巻き縫いが外れる位の激しいステッチ切れの場合は

ステッチを全部抜いて、新たに太いステッチで縫い直す事もあります。

結局、ケースバイケースか、、、(苦笑)












センターループのリペア後です。

解体したので綺麗な仕上がりだと思います。

こちらも糸は退色した綿糸を使っています。

カンドメ(カンヌキ)も専用ミシンを使います。
















左右スソです。

擦り切れて弱くなった部分はリペアしています。

縫い直しには元のアタリがずれないように気をつけています。

















裏の縫い代部分も弱くなっていたので補強リペアをしています。

スソの三つ折はチェーンステッチ仕上げです。

糸も同じく、退色した綿糸を使っています。
























股の擦り切れのリペア後です。

そのままリペアですが、ダメージが小さかったので

仕上がりもまあまあ綺麗です。

縫い代はどうしても潰れてしまいますが、しょうがないです。














最後に裏からどうぞ

左右太ももの弱い部分はこのように補強しています。

















左右ポケット入口も弱くなっているので

このような補強をしています。

スレキ(袋布)とデニムは別々に補強しています。

解体リペアじゃないとこのように出来ません。




以上です。


こちらの工賃が

左右太もも全面補強リペアと穴の標準リペア 9000円

左右前ポケットの解体リペアと周辺補強 12000円

股のそのままリペア 3000円

左右バックポケットステッチ全入れ替え 3000円

お尻周辺のステッチを補強リペア 1000円

ベルトループ1本解体リペア 1500円

左右スソのチェーンステッチ縫い直し、補強リペア 3000円

合計 32500円(別途送料)



納品後、お客さまから喜びの声を頂きました、、、(ほっとひと安心)




ビンテージ501XXの古着はオール綿糸なので糸がたくさん目飛びしていて

身生地もクタクタで弱っている物が多いです。

太もも全体の補強リペアや

全体のステッチ補強が必要だと思います。

そうしないと日常着として穿けないと思います。

(足を通すだけで破れそうになるジーンズもどうかと思います)


工賃は掛かりますが、長く穿き続ける為には

それ相応のリペアと補強が必要だと思います。

オーダーお待ちしております。



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リーバイス501XX ビンテージ 54モデル 革パッチ? 全体的な色々なリペア ビフォー

2015年02月18日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


入荷ラッシュが落ち着いたようです、、、

さて、これからドンドン作業を進めないと納期がかなりヤバイです。

しかし、焦るとクオリティーに影響するのがこのお仕事です。

あまりに遅れそうなお客さまには

「もう少し納期を下さい」と連絡をしました。

(快くお受け頂きありがとうございます、感謝します)




さて今回紹介するのは






















リーバイス社のジーンズです。

ビンテージの匂いがプンプンしますね、、、(笑)
















左右バックポケットのステッチが切れています。

こちらはステッチを抜いて、新たに縫い直します。


バックヨーク付近もステッチが目飛びしています。

こちらは生地同色の目立たない糸で補強リペアをします。









ベルトループが切れかけています。

こちらは解体してリペアします。


ここのベルトループがセンターからずれているので

これだけで年代がある程度絞れますね、、、




















左右前ポケット入口が破れています。

左前ポケットはリベットのすぐ横が破れています。

こちらも解体をしてリペアをします。
















左右太ももは生地全体が弱っているので全面補強をします。

破れ穴は標準リペア仕上げにします。











内股の付け根が擦り切れています。

こちらは解体無しのそのままリペアをします。


















左右スソです。

こちらもステッチ切れをしています。

こちらはステッチを全て抜いて

チェーンステッチで新たに縫い直します。







今回はほぼ全体をリペアします。

ブログのカテゴリーをどこにするか悩みました(苦笑)

今回のリペアで一番難しかったのが、前ポケット部分だったので

ポケットのカテゴリーに入れてみました。



ブログを始めた頃は、部分的なリペアが多かったので

このようなカテゴリー分けとしていましたが

最近は全体のダメージを直すフルコースのリペアが多いです。

(沢山のご依頼、本当にありがとうございます)








では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)



ビンテージジーンズに詳しい方は大体お分かりだと思いますが、、、






バックポケット裏に隠しリベットが付いています。

ボタンフライなので501XXが確定です。













フロントのリベット裏が銅なので

ギャラ入りが確定です。

















赤タブは両面です。

(センターループがずれているので、当然ですが、、、)





ギャラ入り紙パッチか革パッチどちらでしょう?











フライボタン(小さいボタン)をチェックします。

下地がブツブツの通常Rです。

短い間にしか生産されなかったボタンのようです。

1953年~54年頃のディテールのようです。


これ以前は下地がつるんとしたフラットなボタン

これ以降は下地がブツブツで、Rの足が長くなる通称 足長Rボタン


よってこれは革パッチだと思います。

パッチが無いのであくまで予想ですが、、、



そして、センターループがずれています。

革パッチだとすると最終期の1954年頃では?と思います。




ではこちらを解体します。




ステッチ縫い直しの為に古いステッチを外します。











普段見れない隠しリベットの表側

UFO型でした。

今回もやはりそうでしたか、、、(今の所100%)

革パッチ期はここがUFO型なんです。


ギャラ入り紙パッチ期になると

平べったい皿型になるようです。


ジーンズを解体できるリペア屋ならではのディテール調査だと思います。




















左右前ポケットも解体










スソも解体

スソはリペア時に必ず解体しますが、、、

(リメイクの時だけ例外あり)












ベルトループ解体

赤タブもクタクタのヨレヨレですが

重要なディテールなので大切に保管します。







という訳で、、、

ブログが長くなりすぎたので、、、

リペア後のアフターは次回に書きます。


今回のブログはウンチクを書きたかっただけ???


このウンチクを楽しみにしているという声を沢山頂いているので、

長くなりましたが頑張ってみました(苦笑)



では!



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リーバイス501XX 1937モデル ビンテージ 前ポケット入口手縫いリペア、その他リペア アフター

2015年01月02日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


それでは前回の続きです。

出来上がりのアフターがこちら




左右前ポケット入口のダメージは細い糸でチクチク手縫いしています。

難しい技術なんて何も無い、単なる気合と根性で仕上げました(大汗)

ダブルステッチはさすがにミシンを使っています。

ステッチ糸には退色した綿糸を使ったので、馴染んでいると思います。











右前ポケット

長年の使用でポケット入口も伸びてしまっていますね、、、

ダブルステッチ縫いもリベットギリギリまで入れています。

これは特殊な道具を使って縫うので、可能となっています。












普段はリベットを外してリペアする部分です。

リベットの際に縫い針を差し込んで、手縫いしてみました。

見た目はこんなですが、これ以上ダメージは広がらないかな?













ポケット入口の裏側です。

手縫いなので、これが限界です。

直すというよりも、これ以上悪くならないようにするリペアでしょう。

しかし、手縫いなので非常に時間が掛っています。




















左前ポケット

長年の使用でポケット入口も伸びてしまっていますね、、、

ダブルステッチ縫いもリベットギリギリまで入れています。

これは特殊な道具を使って縫うので、可能となっています。














普段はリベットを外してリペアする部分です。

リベットの際に縫い針を差し込んで、手縫いしてみました。

見た目はこんなですが、これ以上ダメージは広がらないかな?















ポケット入口の裏側です。

手縫いなので、これが限界です。

直すというよりも、これ以上悪くならないようにするリペアでしょう。

しかし、手縫いなので非常に時間が掛っています。














ベルトループは解体リペアなので

綺麗な仕上がりだと思います。

カンドメ(カンヌキ)も専用ミシンを使っています。












カンドメ(カンヌキ)の下生地を補強リペアしています。

ここを補強しないとループがしっかり付きません。




























スソのステッチリペア後です。

チェーンステッチを部分的に入れています。

チェーンステッチの縫いつなぎは強度面で弱いですが、

それでもOKという事でしたので、、、

糸はオリジナルに近い物があったので、馴染んでいると思います。

向かって左がオリジナル、右が入れ直した部分です。




















なるべく元のアタリがずれないように、ステッチを入れ直します。

これもちょっとした裏技を使っています。




以上です。

こちらの工賃が

左右前ポケット入口のそのまま手縫いリペア 6000円(時間がとても掛かるので割高です)

ベルトループの解体リペア 2000円(下地補強代込み)

左右スソのチェーンステッチ入れ直し 2000円(ステッチ解き代込み)

合計 10000円(別途送料)



納品後、お客さまから喜びの声を頂きました、、、ほっとひと安心です。



今回の前ポケットのリペア方法もスーパービンテージ向けなので

あまり参考にならないと思いますが、、、

オーダーお待ちしております。




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リーバイス501XX 1937モデル ビンテージ 前ポケット入口手縫いリペア、その他のリペア ビフォー

2015年01月02日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。




正月休み期間もどんどんブログUPしたいと思います。


これからビンテージ特集のブログとなります。

(完全に私の個人的な趣味です、興味の無い方はスミマセン)


前回のブログネタが1922モデルでした、、、

それでは今回紹介するのは









リーバイス501XX 1937モデル オリジナル

スーパービンテージです。

私の中では1947年(第二次大戦)以前の物はスーパービンテージだと思います。


ちなみに現在から100年以上前の物は 

骨董の世界ではビンテージではなくてアンティークと呼ぶらしいです。

前回ブログの1922モデルもあと10年もするとアンティークですね。

価値がこれから更に上がりそうな予感がします。


















1937モデルの一番の特徴は

シンチバック(尾錠)が付いている事だと思います。

お店によってはバックルバックと呼ばれたりもします。













シンチの金具部分です。

鉄なのでサビています(サビもいい味出しています)

刻印は S O L I D E です。















リベットの位置がアバウトですね。

こうゆう作りが本物のビンテージの証かな?

復刻やレプリカでは見られない面白さですね。




※製造のクオリティーが高いからビンテージではありませんので、、、

アメリカの大量生産の合理的な物作りを垣間見る事が出来るのが

ビンテージジーンズだと思っています。




復刻やレプリカジーンズしか見たことの無い方は

本物のビンテージはもっと凄い作りをしていると思われているようですが

製造のクオリティーだけを見ると 復刻やレプリカが断然良いです。

100本あったら全て同じ作りをしています。

(特に日本製はチェックが厳しいので、細かい部分も同じです)





ビンテージジーンズの良さって、大量生産のはずなのに

作業員の癖がいろんな所に出ていて、微妙に違う点だと思います。

年代が古いほど、製品のクオリティーが1点づつ異なります。

なので同じモデルでも1点物のジーンズを見ているようなのです。

だって当時は単なる作業着です。

そこまで細かい部分を指摘する消費者なんていないはずです。

とにかく、作業着として頑丈であればそれで良かったはずなので、、、

※以上は全て個人的意見です。



















バックポケットのアーキュエイトステッチを見て下さい。

この頃はステッチ型なんて無かったはずです。

フリーハンドで縫っています。

2本のステッチ幅やカーブの感じは

作業員の感覚でしょう。


こういう1点物感覚が、たまらない部分ですね。





私も加工工場で量産を経験しています。

メーカーさまから量産の加工感は

1点物感覚でカッコ良く作って欲しい! とかよく言われましたが

これが上手くいきませんでした。



本当にそれをやった事もありました。

そしたら本当に作業員の感覚でカッコ良い物になったのですが

それを1ロットで集めてみると、本当に色んな物が出来ました。

それを納品したら、メーカーさまから

カッコ悪いものがあるので修正して欲しいとなりました。

そうなると工場側はかなり面倒ですよね。

だってカッコ良いの 基準が曖昧だからです。




スミマセン、完全に話がそれてしまいました、、、(苦笑)















ウエストのサスペンダーボタンが無くなっています。

パンツを腰で締めるという穿き方が一般的になって来ました。













股リベットが付いています。

これも1937モデルの特徴です。



この後の大戦モデルでこのリベットは省略されます。

(物資削減の為)

しかし戦後の1947モデルでは復活しませんでした。



リペア屋目線では、股の補強は必要だと感じています。

戦後のXXではこの部分のステッチ切れが多く、今まで沢山リペアをしてきました。

他よりも太い糸を使っているのですが、綿糸なのでどうしても劣化してしまうようですね。



XXの後のビッグE(1967年頃)になるとここに補強のカンドメ(カンヌキ)が入ります。

それで股の補強が強くなって、弱い部分が改善されています。
















1937モデルからバックポケットの補強に

隠しリベットが採用されました。

それまでの剥き出しのリベットが馬の鞍(くら)を傷つけるとの事で

ポケットの内側に付ける事に成功したようです。





当時ライバルメーカーのLeeは

カウボーイパンツ101のバックポケット補強には

バッテンのカンドメ(カンヌキ)を採用していて対照的ですね。

(最初期の101は剥き出しのリベットを使っていたようですが、、、)











隠しリベットですが1937モデルは

他に使っているリベットを使いまわしていました。

この角度から見ると、平べったいのがわかりますか?















これは戦後の1955モデル(私物です)の隠しリベットです。

違いがわかりますか?

この頃になると隠しリベット専用の物が開発されています。

隠しリベットの採用が好評だったので、専用リベットを作ったのだと思います。















せっかくなのでフロントの裏側も見ていきましょう。

(依頼者さま、ブログ掲載OK 本当にありがとうございます)



アップが無くて申し訳ないのですが

ボタン裏は当然、ドーム型でプックリしています。













ジーンズ縫製をする人が見たいのはここです。

持ち出しの先端が切りっ放しなのは有名なのですが、

小股(前股)の裏側も切りっ放しなんですね。

(いつから折り伏せになったのかな?)


画像では見えにくいのですが

内股の中心部分にカンドメ(カンヌキ)補強が入っています。

上にある表からの画像をご覧下さい。

ここは1922モデルから進化した部分だと思います。
















ベルトループが極太です。

使っている生地も身生地と同じようです。

サスペンダーボタンの廃止後はベルトループの強度アップが必要だったのかな?

ループの中央が微妙に膨らんでいるように見えます。

一部のレプリカジーンズにある、極端な膨らみにはなっていないようです。

(この頃のビンテージジーンズは固体差があるので、断言出来ませんが、、、)


見えにくいのですが、帯び止めはVステッチを採用しているようです。










お休み中なのでウンチクが非常に長くなってしまいました、、、(苦笑)



それではやっとリペア部分の紹介です。









左右前ポケット入口の擦りきれをリペアします。



この部分を綺麗にリペアするには

リベットを外して、解体リペアが必要になります。

しかし、これはスーパービンテージです。

なるべくオリジナルを維持したままで直して欲しいとの事です。





そうなるとここは手縫いでチクチク直すしか方法がありません。

(そのままミシンで縫うと、ポケットのR形状が変わってしまいます。)

そして、手縫いリペアはミシンリペアよりも強度が弱いです。




それでも良いので、

これ以上ダメージが進行しなければOKという事でお受けしました。













ベルトループが弱っています。

何か先ほど紹介した物と違いますね。

(これは幅が狭いです)


これは他店さまで付け替えられたベルトループだという事です。

ここはオリジナルではないので、外して解体リペアOKという事です。




















スソです。


オリジナルチェーンステッチが切れた部分に

他店さまでシングルステッチが入れ直しされています。


オリジナルチェーンステッチを残したままで

シングルステッチ部分のみを解いて、

そこだけをチェーンステッチで縫い直して欲しいとの事です。

(できるだけオリジナルの糸を残したい)




リペア屋目線だと、チェーンステッチの縫い継ぎはお勧めしません。

チェーンステッチは1箇所から連鎖して解れるステッチです。

1周を縫い合わせて、ステッチの強度が出る物だと思います。




でもマニアさん目線のオリジナルを少しでも残したい気持ちもわかる、、、

お客さまに「入れ直しステッチが解れるリスクがある」のを承知して頂いたので

チェーンステッチを縫い継ぎする事にしました。

(万が一、解れてもクレーム対象になりませんので)






という事です。

今回もブログが長くなりすぎたので

リペア後のビフォーは次回に書きます。

では!


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リーバイス501 ビッグE 後期型 ビンテージ 前ポケットと股の解体リペア

2014年12月26日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



仕入れ先の生地屋や糸屋さんは

12/27からお休みに入るところもあって驚きました、、、

業務が安定している証拠でしょうね。

(大企業や公務員さんもそうなのかな?)




当店は12/30までやりますよー

休んでいる余裕が有りません、、、(汗笑)




今回紹介するのは



いい感じに色落ちした古着ジーンズです。

ビンテージの雰囲気がありますね、、、











脇の縫製が外れています。














ポケットスレキ(袋布)も弱っている様子です。
















裏を見ると、完全に解れていました。

生地の端がパンクしています。

こうなると解体リペアでしか直せません。

















内股の擦り切れと中心部分のダメージです。

この程度のダメージだと、工賃割安のそのままリペアでも十分に直せるのですが

工賃割高の解体リペアでのオーダーを頂きました。

(当店の常連様で、解体リペアの仕上がりを知っている方からでした)









では、リペアの紹介前に

このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)











ビッグE















帯び止めは平行ステッチ(ウエスト上チェーンステッチ)の後期型


帯び止めがVステッチ(ウエスト上シングルステッチ)は前期型と勝手に呼んでいます。













ポケットスレキに縮率の事を書いた、印字がありません。

66のビッグEではなさそうです。


よって1970年前後の物だと思います。













フライボタンのRに注目です。

軸が長くなっている 通称 足長Rボタンです。

ビッグEモデルの足長Rだと1960年代だという噂も聞きます。

どうなんでしょう?

1955年頃~1970年頃までに採用されたボタンのようですが、、、





マニアさん以外にはどうでもよい、ウンチクでした、、、







では

解体します。




リベットは1箇所外しました。

(再利用できないので交換になります)













股は前後、左右に解体です。










リペア後がこちら








リベットは既製品に替えています。

(オリジナルと同じ上からの被せリベットです)











ポケットスレキ(袋布)もリペアしています。








裏からもどうぞ







こんな感じです。

交換したリベット裏もオリジナルと同じアルミ製にしています。













ポケット入口周辺も弱っていたので補強リペアをしました。

(解体しないとこのようなリペアは出来ません)












股のリペア後です。



解体したので綺麗な仕上がりだと思います。











アップです。

縫い代も立体的な状態を保っています。












裏からもどうぞ



生地が弱っていた部分はキッチリ補強しています。







以上、

こちらの工賃が

右前ポケット~脇の解体リペア 6000円


股の解体リペア 6000円

合計 12000円(別途送料)



最初に解体リペアにしておけば、

次に破れた場合も解体リペアが出来ますので

ずっと仕上がりが綺麗な状態で直し続ける事が可能です。


工賃は割高なのですが、

お気に入りのジーンズが一生物だとお考えの方には

お勧めのリペア方法です。

オーダーお待ちしております。



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リーバイス501XX革パッチ ビンテージ 53モデル 16ボタン 全体的なリペア、テーパード加工など アフター

2014年12月22日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。




では前回の続きです。


リペア&リメイク後がこちら!


※今回の画像もデジカメの設定を試行錯誤中なので、突然凄く明るくなったりしています。

色目がメチャクチャな部分もあります。

撮影は素人なもんで、、、スミマセン





















インシーム側から詰めたのでアウトシームのアタリが残ります。

(インシーム上の押さえコバステッチは縫い継ぎ無しです)


66モデルのシュッとしたシルエットが好きな依頼者さまでした。

遠路遥々、来店して頂いたので 試着して頂きながら詰める幅を決めました。

(お客さまの体型を考慮しながら、色んなアドバイスが出来たので良かったです)















左右太ももは全面補強リペア済み

生地が弱って破れそうでしたが、これで気にせずにガンガン穿けます。

(照明が明るいのでリペアステッチが見えますが、実際はもっと馴染んでいます)













裾は縫い直しています。

元のアタリがずれないようにしています。













もちろんチェーンステッチ仕上げです。

(ステッチも退色した綿糸を選んでいます)


























左右前ポケット入口は解体リペアなので綺麗な仕上がりだと思います。










アップです。






リベットの再利用は出来ないので、当店の在庫する既製品に交換しています。

(照明が明るいのでリペアステッチが見えますが、実際はもっと馴染んでいます)

















スレキ(袋布)も新品に交換しています。

前ポケットに物を入れても安心です。













前ポケットの裏側も丁寧に補強しています。

解体リペアをしないと補強できない部分です。



















ボタンホールはそのままリペアをしました。

(リペア前画像が無くてスミマセン、、、)

インディゴ染めの特殊な糸を使っているのでデニムに馴染んでいます。















股のリペア後です。










追加リペアだったのでそのままリペアです。

縫い代は潰れてしまいます、、、

なるべくゴワゴワしないように、以前使われていた

厚手のあて布は外しています。

周辺補強もキッチリしています。










前股(小股)の部分は 部分解体リペアです。

なるべくゴワゴワしないように、以前使われていた

厚手のあて布は外しています。

裏にある 持ち出し とは別々に縫っています。



※正直言うと、他店さまの行なったリペア跡を

修正するのはやりたくありませんが、しょうがないですね、、、













後身頃です。











革パッチの取り付け

(革は当店の在庫品)


ベルトループは解体リペアです。

(取り付けは専用のカンドメミシンを使っています)


バックヨークのステッチをリペアしています。














左右パックポケットのステッチはすべて縫い直しました。

(ステッチも退色した綿糸を選んでいます)







では最後に裏からどうぞ









こんな感じで弱い部分は全て補強しています。




凄いジーンズが出来上がりました!

弱った部分を全て丁寧に直した501XX革パッチのビンテージ

それを66モデル風のテーパードシルエットに変更です。

当店の技術の集大成だと思います。




こちらの工賃が

<リペア>

左右前ポケット解体リペア、周辺補強 10000円(リベットを交換します)

左右前ポケットスレキの交換 7000円

左右太ももの全面補強 8000円

ベルトループ解体リペア 1500円

ボタンホールそのままリペア 500円×4

前股修正して部分解体リペア 3000円

後股修正してそのままリペア、周辺補強 5000円

バックヨーク、バックポケットステッチリペア 2500円

合計 39000円



<リメイク>

革パッチ付け 1000円

インシーム詰めのテーパード加工 6500円

裾のチェーンステッチ仕上げ 1000円(テーパード加工の場合)

合計 8500円


総合計 47500円(別途送料)



お客さまから喜びの声を頂きました、、、ホッとひと安心です。



このような超高額なリペア&リメイク依頼も滅多に有りませんが、、、

(だからブログで紹介しています)

オーダーお待ちしております。





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リーバイス501XX革パッチ ビンテージ 53モデル 16ボタン 全体的なリペア、テーパード加工など ビフォー

2014年12月22日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


二日連続のブログ更新です。



まずは、年末年始お休みのご案内です。

12/31(水)~1/4(日)までお休みさせて頂きます。



その間も 問合せのメール は受け付けておりますのでお気軽にどうぞ。

但し、メールの返信は 1/5以降 にさせて頂きます。

よろしくお願いします。




それでは今回紹介するのは


久しぶりのビンテージネタです。

(お好きな方、お待たせしました!)





依頼品がこちら

※今回の画像もデジカメの設定を試行錯誤中なので、突然凄く明るくなったりしています。

色目がメチャクチャな部分もあります。

撮影は素人なもんで、、、スミマセン






ビンテージジーンズです。

年代やウンチクは後で説明します。








縦落ち、脇のアタリ感がいい感じです。

色落ちをしている分、左右太もも全体が弱っています。

よって、左右太ももの全面補強をします。





















ヒザからスソにかけてほぼ真っ直ぐなパイプドストレートです。

このシルエットである程度年代が絞れそうですね、、、


しかし、今回はあえてこのジーンズをインシーム詰めの

テーパード(先細)加工にしてシュッとしたシルエットに替えます!


オリジナルビンテージのシルエット変更するなんて、勿体無いと思う方も多いと思いますが

実は最近、結構多い依頼です。

ビンテージジーンズを自分好みのシルエットに変えて穿く。

ある意味とても贅沢なジーンズの楽しみ方だと思います。

でも本当のオンリーワンなジーンズになりますよ。


















左右前ポケットもかなり弱っています。

綺麗に直したいとの事なので、解体してリペアします。












スレキ(袋布)も全体がガーゼ状に弱っていました。

前ポケットを解体するので、こちらも新品に交換することにしました。












股も結構弱っています。

他店さまで股がそのままリペアされています。

周辺補強がされていないので、リペア周辺から破れてきています。

今回はそのままリペアを追加して、周辺補強を行ないます。

(前立て裏の 持ち出し部分 は部分解体しますが、、、)


股のそのままリペアを追加するので、股が硬くなりゴワゴワするのが予想されます。

出来る限り、元のあて布を外して軽くしてみようと思います。

(ガチガチに縫いこまれている部分は外せません)
















リーバイス社のジーンズです。

マニアさんであればここまでの画像で大体年代がわかったかな?













ベルトループがボロボロです。

解体リペアをします。



パッチがありませんが

リメイクをしたいとの事なので

当店のオリジナルジーンズに使っている

革パッチを縫い付ける事にしました。





















綿糸で縫われたビンテージ品なのでステッチ切れも多数あります。

こちらもステッチを入れ直しします。









では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)





ボタンフライなので501です。

隠しリベットがあるので501XXが確定しました。

前ポケット裏のリベットが銅製なのでギャラ入りが確定しました。













ギャラ入りでセンターループがど真ん中です。

これで革パッチが確定しました。

(ループずれの革パッチもありますよ)

















ビッグEの両面タブです。

片面47モデルではありませんね。

という訳で 両面革パッチです。

年代で言うと1953年モデル






ついでにディテールもどうぞ




フライボタンが ブツブツで 通常R(足長Rじゃない)

このボタンも1953年頃に見られる物です。









おまけ







トップボタン裏と隠しリベット裏に 16 の刻印が有ります。

マニアの間では有名な16ボタンです。

この時期から16ボタンの工場があったのですね。



1970年代の66モデルまで16ボタンは存在します。

こんなに長い間続いた理由は何だったのでしょう?

色んな説があるようですね。










マニアさん以外にはどうでも良いウンチクでした、、、(苦笑)

ではリペアの続きです。










前ポケットを解体しました。











ベルトループを解体しました。











スソとインシームを解体しました。




今回の作業はかなり大掛かりです。

しかし、今回の依頼者さまは

なんと、なんと、北海道から来店されました。

(何かのついでじゃなくて、当店に来るのが目的で)



私もかなり気合いが入ります。

出来る限りの事をしようと思います。




それではブログが長くなりすぎたので

出来上がりのアフターは次回にします。

では!





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リーバイス505 66前期モデル 前ポケット、股の解体リペア、スレキ(袋布)交換、ジッパー解体リペア

2014年11月02日 | ジーンズリペア ポケット

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


HPの更新作業が一段落したので

ブログを出来るだけ更新しようと思っています。


それでは早速ですが、今回紹介するのは











綺麗な縦落ちをしたジーンズです。

ビンテージ物です。

今回のジーンズはダメージは弱めな部分が多いのですが

綺麗に直して、ずっと穿き続けたいという依頼でした。










ジッパー部分の縫製が解れています。

ここは解体しないと綺麗に直せない部分です。


















左右前ポケット入口ですが

それほどダメージは進行していませんが

綺麗に直したいとの事なので解体します。

















左右前ポケットのスレキ(袋布)は

あまり破れていませんが、ガーゼ状に薄くなっていたので

新品に交換します。


左前のスレキ(袋布)は部分的にリペアされた跡がありましたが

その周辺が弱っていました。

こちら側も新品に交換します。
















股部分です。

そのままリペアでも直せるレベルのダメージですが

綺麗に直したいとの事なので、解体リペアにします。








では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)





タロン42ジッパーでリーバイスの銅ボタン













505ですね。















スモールeでバックポケット裏がシングルステッチなので

66前期モデルです。








66モデルの場合は内タグをチェックします。



しかし、内タグが有りませんでした、、、

その代わり、スレキに印字がされていました。

(経年劣化でかなり薄くなっています)






66ビッグEにあるスレキの印字です。

スモールeにこれがある場合は

ビッグE~スモールeへの移行期ですね。

66前期ですが、もっと詳しく言うと66初期です。

と言う事は 1971年~73年頃に製造されたものでしょう。




個人的意見ですが

ビッグE~スモールeへの移行期間はかなり長かったのだと思います。

1970年代は大量生産されていた時期なので

ビッグEタブの在庫もかなりの数があったと思います。

在庫を使い切るのに何年も必要だったのでしょう。

私は1975年製のビッグEを古着屋で見たこと有ります。

(知り合いは1976年製のビッグEも有ると言っていました)




いつもながらどうでも良いウンチクをダラダラ書いてしまいました、、、(苦笑)





それでは解体します。










ジッパーの取り付けは裏からなので、ここまで解体が必要です。










向こう布、コインポケット、スレキ(袋布)も解体しました。








それではリペア後がこちら














こちらはダメージがありませんでしたが

裏から補強しています。








リベットは既製品に交換しています。

オリジナルと同じ上からの被せリベットです。












こちらはダメージがあったほうですが

綺麗に直っています。











ベルトループの取り付けは専用のカンドメ(カンヌキ)ミシンを使っています。











前立てのダブルステッチ、カンドメ(カンヌキ)を縫い直しています。






ジッパーも綺麗に縫い直しが出来ました。


ここの再構築が実は一番時間が掛かりました、、、(汗)

ボタンフライよりもジッパーフライの方が難易度が高いです。














股もダメージが少なめだったので

ほぼ完璧に直っていると思います。

こう見えてダメージ周辺の補強もしっかりしています。














解体リペアなので内股の立体的な段差も綺麗になりました。











裏から見ていきましょう。













新品に交換したスレキ(袋布)です。

最初はノリが効いていて、パリッとしていますが

洗濯をされるとしなやかになります。

(501XXビンテージに近い物を選んで使っています)









リベット裏はアルミ製です。

オリジナルと同じ素材を意識しています。















前ポケット裏の補強部分です。

ダメージは表のエッジ部分に出ますが

周辺補強をしないとここも弱っています。











最後に股の裏側です。

生地が弱っている部分を補強したらこのようになりました。






以上です。

こちらの工賃が

左右前ポケットの解体リペア 6000円

左右前ポケットのスレキ(袋布)交換 7000円

フロントジッパー部分の解体リペア 5000円

前後股の解体リペア 7000円

合計25000円(別途送料)



お客さまから喜びの声を頂きました、、、(ほっとひと安心)


ビンテージジーンズは見た目以上に生地が弱っています。

工賃は高額ですが、丁寧に解体して直せば

普段着としてガンガン穿いて洗えるジーンズになります。

オーダーお待ちしております。




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