ジーンズリペア&リメイク工房 hands-on 日記(旧ブログ)

デニムの産地、岡山から発信するジーンズ日記(2010年12月~2016年1月)

KURO クロ のジーンズ 股の解体リペア (KUROの製作動画あり)

2015年05月29日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


まずはお知らせです。

5/30~6/1まで出張致します。

この間は工房に不在となりまして、メール返信が出来ません。

ご理解の程よろしくお願いします。



以前のブログに書きましたが→こちらクリック

東京で開催される denimba展 のサポートをします。

私が開業して間もない頃から、ずっとお世話になっている 

denimbaさん の目標であった単独展示会です。

今回はどうしても参加してそのサポートをしたかったです。


依頼品をまだかまだかとお待ちのお客さま、、、

申し訳ない気持ちがあるのですが、、、

今回の出張、お許し下さい。




それでは今回紹介するのは、、、













股の付け根の破れです。


これ位のダメージであれば

そのままミシンで叩いて直す方法が安く出来上がるのですが、、、

工賃が割高な 縫い代を解体して直す方法でのオーダーでした。

その分、仕上がりは綺麗になります。

(当店では股のリペアにおいて、工賃割高な解体リペアのオーダーが圧倒的に多いです)















こちらのブランドは KURO (クロ)です。












KURO のブランドネームには

このように物作りの生産背景が記載されています。




物作りをしている人にとっては嬉しいですよね。

このブランドはうちの会社で作っているんだ!

職人さんの誇りだと思います。


KURO Making of denim (Full Version)




ユーチューブでこのような動画も配信されています。

非常に長いのですが、見ごたえありますよ。

ジーンズが出来上がる全ての工程を見ることが出来ます。

KUROさんの現場職人に対する、尊敬と感謝の気持ちが現れている動画だと思います。

(これだけのボリュームと内容の動画を製作するもかなり大変だと思います)



ちなみに私の知り合いもこの動画に出ていました(笑)

(私が出入りしている工場も関わっています)





ちょっと話がそれてしまいましたが、、、


作業途中で股を解体した所です。




股を上下左右に4分割しています。






この状態でリペアして、股を再構築して完成です。

股の中心は立体裁断なので、縫い合わせが難しい部分だと思います。

(相当な数をこなしているので、もう慣れましたが、、、)





















解体リペアなので、縫い代も綺麗になったと思います。



今回のリペア糸にはインディゴ染めの特殊な物を使っています。

よって股部分の色落ちと同じように糸も色落ちする計算です。











裏から見るとこんな感じです。

破れていない部分も補強をしています。



こちらの工賃が7000円(別途送料)


オーダーお待ちしております。



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リーバイス501XX ビンテージ ギャラ無しモデル 内股、前股、ヒヨク、ボタンホール、スソなどのリペア

2015年04月09日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


週の半ばです。

相変わらずバタバタしているのですが、、、

今日は頑張ってブログを更新します。

ブログは何とか週二回はUPしていきたいです。



それでは今回紹介するのは




























内股の擦れをリペアします。

以前のリペア跡がありますが、

一度外して、解体リペアをします。





















前立て裏のパーツで、ボタンホール側をヒヨクと言います。


ここも縫い直された跡がありますが、

裏から見ると外側のステッチが落ちています。

(片方のステッチは縫われているのでくっついていますが、、、)

ここも一度解体してやり直します。













ボタンホールもダメージが出ています。

こちらは破れが激しくないので、そのままリペアをします。





















スソです。

ここもシングルステッチで直された跡がありますが

裏側がパンクしています。

こちらも丁寧に解体してからリペアします。


何だがすべてにおいて、ラフなリペア跡ばかりです、、、

素人さんの仕業かな?















太ももにチョン穴です。

こちらは標準リペアで仕上げますが

穴が小さいので穴埋めになるでしょう。










ではいつもの行きます、、、

このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)







ボタンフライで隠しリベット付きなので

501XXが確定です。












隠しリベットのアップ

縫製糸の渡りが残っています。

当時は糸切り機能が付いていないミシンだったのでしょう。

作業効率をあげる為にこのような仕様になっています。













フロントリベット裏がアルミ製なので

ギャラ無しです。

1960年代のXXです。



















紙パッチが残っています(喜)

予想通り、ギャランティー表示が有りません。













センターループがずれています。

あれっ、、、

センターループずれは1950年代のはずです。

ループずれとギャラ入り期はほぼ一致しますからね、、、


なのでこちらはギャラ入りからギャラ無しへの移行期だと言う事が推測できます。

これはギャラ無し初期なので1962年製かな?




ギャラ入りからギャラ無しへの移行が1962年と言われる理由ですが

557XX(サードGジャン)が1962年に登場して、

その初期モデルはギャラ入りだったからです。






マニアさん以外にはどうでも良いウンチクでした、、、

では、こちらのジーンズを解体します。




前股は完全に解体しました。

ヒヨクの先端をやり直すには、小股(前股)を解かないといけません。












以前のリペア跡を外しました。

生地が欠落しています。

ここは生地の移植作業が必要な部分です。








それでは出来上がりがこちらになります。














小股(前股)を縫い直しています。

XXなのでここは太い綿糸で縫っています。












内股です。












解体したので綺麗な仕上がりだと思います。

生地が欠落した部分は古着の切れ端を細かく切って移植しています。













ヒヨクの縫い直しです。

外側のステッチがちゃんと乗っています。













ボタンホールのリペア後です。

そのままボタンホールの周囲を縫い固めています。

相手は硬い金属ボタンですからね、、、

周囲を固めておかないと、穴が広がります。

最初はちょっと硬いですが、使っているとすぐに馴染みます。














太もものチョン穴のリペア後です。

チョン穴レベルだと、標準リペアでの依頼でも

自然に穴埋めになってしまいます。










アップです。

上手く周辺に馴染んだと思います。

今回はデニムの色が合わせやすくて良かったです。

(毎回このクオリティーになるとは限りません)
















左右のスソです。

(解体の画像が無くてスミマセン)


縫い直しのステッチがアタリとずれないように気を使う部分です。


















綺麗に三つ折に出来たと思います。

もちろん綿糸のチェーンステッチ仕上げです。








最後に裏からどうぞ



ピンポイントの破れだったので

補強範囲はそれほど広くする必要はありませんでした。







以上です。

こちらの工賃が

内股の解体リペア 8000円(以前のリペア外し代込み)

小股(前股)、ヒヨクを解体して縫い直し 3000円

ボタンホールそのままリペア 1500円(1箇所500円×3)

左右スソのリペア、チェーンステッチ仕上げ 4000円
 
太もものチョン穴 穴埋めリペア 500円

合計17000円(別途送料)


お客さまから喜びの声を頂きました、、、(ほっとひと安心です)




何だかんだ言って、501XXビンテージの依頼は多いです。

将来的にも価値の下がる事のない、貴重な品なので

リペアも丁寧にしておくと良いと思います。

オーダーお待ちしております。




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リーバイス501XX 復刻 1937モデル 股の解体リペア 左右太もも全面補強など、、、

2015年03月22日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


今週もあっという間でした、、、

メールの返信が遅れております。

お待ちのお客さま申し訳ございません。


最近肩こりが激しくて、

そこからの頭痛もあるので整骨院に通い出しました。

整骨院の先生曰く、体の右半分に負担が偏っているそうです。

確かに、、、

ミシンを踏むのは右足で

手元の返しボタンは右手なので

その通りです。


工業用ミシンは両足で踏んだ方が良いのですが

長年の癖で変えれないのですよ、、、

私の周囲の職人仲間はみんな両足で踏んでいます、、、

師匠からそのように教えられたそうです。





それでは今回紹介するのは





















左右太ももに破れがあります。

太もも全体が弱っているので、補強も行ないます。

















左右バックポケットのステッチが切れて

ボロボロです。


左右バックヨーク、バックセンターのステッチもかなり切れています。


お尻~股にかけてもダメージがあります。

















こんな感じです。

こちらは綺麗に直して欲しいとの事で

解体リペアをします。









こちらのジーンズですが



リーバイス37501です。

501XX復刻 1937モデルの事ですね。

復刻のリペアも沢山やっていますよ。

ダメージの激しいのが少ないので、あまりブログで紹介していませんでしたが、、、







復刻もディテールを見るのが楽しいので

ちょっと紹介しますね。





1937モデルと言えば

シンチバック付きです。

これはユーズド加工物なので、切り取られたというストーリ演出でしょう。

ビンテージ古着でもカットされた物が多いですし。














そして股リベットが付いています。

股リベットは強度を保つ上で非常に重要な補強です。

どうして、大戦モデルから排除されたのでしょうか?

(コインポケットのリベットは納得できるのですが、、、)

















バックポケット裏に隠しリベットがあります。

リベット裏の形状に注目です。

1937モデルだと、リベット裏がフラットです。

こうゆう部分も再現されていますね。


大戦モデルはプックリしたドーム型

戦後の1947モデルからは厚みあるタイプになります。

年代によって違うので面白い部分です。





それでは

リペアに話を戻します、、、



股とバックポケットを解体しました。











普段見れない隠しリベットの表側です。

ちゃんとメーカーのオリジナル品です。

見えない部分にもコダワリがあります。


この形状のリベットは初めて見ました。

ビンテージ1937モデルと比較してみたいです。

まだ、ビンテージ1937モデルは現物を解体した事はありません。

そうゆう機会があればブログネタにしようと思っております。








それではリペア後がこちらです。




















右足は全面補強済み













右足の穴は標準リペア仕上げ

アウトシーム(脇)は開いていません。













左足は全面補強済み















左足の穴は標準リペア仕上げ

アウトシーム(脇)は開いていません。














お尻~股にかけて全面補強済み
















左右後ポケットのステッチは新たに縫い直しています。


















左右バックヨーク、バックセンターのステッチも上から重ねて縫い直しています。
















内股~お尻部分です。
















内股の縫い代は解体したので綺麗な仕上がりだと思います。













破れ穴は標準リペア仕上げです。











裏から見るとこんな感じです。

補強を広めにしています。












前身頃の裏側です。

こんな感じで補強リペアをしています。





以上です。

こちらの工賃が

左右太ももの全面補強リペア 8000円

左右太もも破れ穴の標準リペア 5000円

左右後ろポケット 全ステッチ新たに縫い直し 2000円

バックヨーク、バックセンター 重ね縫い 1000円

股の解体リペア、破れ穴の標準リペア 8000円

お尻付近の補強リペア 2000円

合計26000円(別途送料)


お客さまから喜びの声を頂きました、、、(ほっとひと安心です)



復刻ジーンズのリペアも沢山行なっています。

オーダーお待ちしております。




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リーバイス501 66前期モデル 股のスーパーハードダメージ 解体リペア19

2014年09月26日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


久しぶりのブログ更新です。

現在の納期は2ヶ月半と表示しておりますが、

実際は2ヶ月位で納品出来ております。

(移転に伴うオーダーストップ期間があったので)


それで2ヶ月に戻そうかな?と思っていましたが

最近また入荷が増えて、アップアップしているので

このままにしておきます。



それでは今回紹介するのは











みごとな破れっぷりです(笑)

生地が無くなっています。


しかも縦方向にも破れています。

ジーンズのリペアは横の破れよりも縦の破れが断然難しいです。

これはかなり苦戦しそうな予感です、、、












ここも最悪です。

ジーンズ縫製で一番難しいと言われる

小股(前股)がこんな状態です(大汗)



これは解体リペアが必須ですね。

どこまで出来るかわかりませんが

私なりにベストを尽くします。










では、リペアの紹介の前に このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)





ボタンフライ











リーバイス














501













トップボタン裏が6

帯は上下チェーンで 先端は平行ステッチ












赤タブはスモールe

バックポケット裏はシングルステッチ



という訳で 66前期(シングル)モデルです。







66前期なので 内タグがあるはず、、、、

チェックします。




ありゃ、、、

印字が消えてしまって読めません(残念)


おそらく、1975年前後に製造された物だと思います。






では股を解体します。



今回は破れが激しいので

完全に解体してみました。



穴が数箇所ポッカリ空いています。

生地が無くなっている部分には

別の古着デニムを移植しないといけません。

なるべく色が近い物を探します。

(そうしないと自然に見えませんから)






それでは、めっちゃ苦労してリペアしたのがこちらです。





















どうでしょう?

なかなか上手く行ったと思います。














別の角度から














小股(前股)部分のアップ

キッチリ再構築しています。












上下、左右 4つの生地が縫い合わさる中心部分。

キッチリ合わせました。





今回は穴埋めに使った移植用の古着デニムの色が近くて良かったです。

デニムの色落ちはそれぞれ異なります。

色落ちが近い古着デニムと出会うのも運次第です。

(少しは在庫を持っていますが、、、)
















裏から見ると、こんな感じで広範囲に補強しています。


あそこまでボロボロになるダメージでした。

中途半端に補強してもすぐに破れてしまいます。




こちらの工賃が 15000円(別途送料)



股はビリビリに破れても丁寧に解体して、リペアして、再構築しますので

オーダーお待ちしております。





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リーバイス501ZXX 最初期 革パッチ 1954年製?  股の解体リペア

2014年08月29日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


徐々に納期が縮まってきています。

ちょうど移転準備でオーダーストップをしていた時期の作業をしています。

引き続き、頑張ります。


あとはHPもプチリニューアル中です。

移転に伴い、画像も少しづつ差し替えようと思っています。




では今回紹介するのは















股のちょっとした擦り切れダメージです。













アップで見るとわかり易いです。



ブログで紹介するのは高額なハードリペアが多いのですが

それは当店の技術をお伝えしたいからそうなっています。

実際の依頼ではそこまでのダメージがある物は少ないと思います。




こちらは綺麗にリペアして欲しいとの事なので

解体リペアをします。








では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)





今回のブログはリペアの紹介よりも

ビンテージ品のウンチクを書きたいだけです、、、(苦笑)















リーバイスです。

この雰囲気でビンテージのオーラが出ています。














ジッパーフライでフロントボタンがシルバーなので

501ZXXか502になります。













隠しリベット付きなので 501ZXX です。














ジッパーはコンマー社です。

私、ジッパーには詳しくないので、、、

ここでウンチクは書けません、、、

申し訳ございません(恥)















そしてフロントリベット裏が銅製なので

ギャラ入りです。

という事は1962年以前、、、















脇押さえのサイドステッチが異常に長いです。

これは古いモデルのようですね。




















バックポケットを縫い付ける際に出る

渡りの糸が綺麗に残っていました。


これは当時のミシンに自動糸切り機能が付いていなかったのでしょう。

生産効率を上げる為に、糸を切らずにそのまま隣に移動して縫い続けています。

歴史を感じるので、個人的に好きなディテールです。














後ろのベルトループがセンターセットになっています。

これは年代を決定する重要な部分。

ギャラ入りで後ろベルトループがセンターという事は、、、

革パッチが確定します。






後ろベルトループの変更点の流れですが、、、




センターセット 革パッチ期



ループずれ 革パッチから紙パッチギャラ入りに移行期



ループずれ 完全に紙パッチギャラ入り期



センターセットに戻る 紙パッチギャラ無し期(フロントリベット裏がアルミ製)



こんな流れになっていると思います。




革パッチは1954年頃までのディテールかと思われます。

そして501ZXXがデビューしたのが1954年です。




という事は、、、


これは1954年製という推測ができます(個人的意見)



いいなー

501ZXXの最初期型ですよ!





どうでも良いウンチクにお付き合い頂きありがとうございます(苦笑)









ではリペアの紹介に戻ります。





股を解体しました。


この状態でリペアをして再構築します。













完成しました。










アップ

解体したので縫い代も綺麗な仕上がりだと思います。













裏からもどうぞ。

股の周辺も弱っていたので補強リペア済みです。





こちらの工賃が

股の解体リペア 6000円(別途送料)


解体リペアは時間が掛かるのでダメージの大きさに関わらず

ある程度の工賃が掛かってしまいます。


それでも仕上がりは綺麗になるので、当店では人気のメニューです。

オーダーお待ちしております。





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リーバイス501 66前期モデル スモールe 最初期? 股の解体リペア

2014年05月24日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



時間がめっちゃ掛かった、リペア&リメイクがやっと終りました!

これで納期が少し縮まりそうです。

60日以内に何とか戻したいのですが、、、頑張ります。



では今回紹介するのは




色が綺麗に色落ちした古着ジーンズ。











リーバイスです。











内股にダメージがあります。



















ジーンズの製造工程上

内股部分にはどうしても縫い代の段差が出来ます。

その段差のエッジ部分が擦り切れてしまいます。


これくらいのダメージであればそのままリペアでも可能ですが

工賃割高で仕上がり綺麗な 解体リペア のオーダーです。










では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)





パッチがボロボロですが、、、

501の上に care~ の文字があります。

これは66モデルに共通する縮率に関する注意書きですね。












赤タブがスモールe

バックポケット裏がシングルステッチという事は、、、

66前期モデルです。












ちなみに、トップボタン裏は 6 でした。












内タグの裏側 赤線部分、、、左から

12 3 6 だと思います。

月 年 工場 なので

1973年 12月 6番工場 製造だと思います。



リーバイス社の公式発表では

1971年に ビッグEからスモールeに切り替わった とされていますが

私の経験では1973年を境に切り替わっているような気がします。

71年、72年の スモールe をまだ見たことがありません、、、

なので、この501は スモールe の最初期では?と推測します。




私物の646ビッグEデッドは縮率表示がスレキ裏にプリントなのですが

1973年5月製造のような気がするんですよ、、、



66前期(スモールe) の依頼は非常に多いので、これからも製造年の検証はおこなっていきます。


マニアさん意外には本当にどうでも良い事ばかり書いてスミマセン、、、








では、リペアに話を戻します、、、



股を解体しました。










リペアをして股を再構築して完成です。












アップです。



















解体したので縫い代も綺麗な状態だと思います。












裏からもどうぞ



ダメージの周辺補強もしています。






こちらの工賃が 6000円(別途送料)


当店では股の解体リペアの依頼がとても多いです。

解体→再構築はとても面倒ですが仕上がりは綺麗になると思います。

オーダーお待ちしております。






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股の解体リペア18 (スーパーハードダメージ)

2014年04月29日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


当店のGW休みの案内です。

カレンダーの祝日通りに頂くので

5/3(土)~5/6(月)までとなります。



問い合わせのメール返信はお休み中も行ないます。

よろしくお願いします。




今回紹介するのは










前股と後股 両方が破れたリペアです。










マーベリック社のジーンズです。

(マーベリックは詳しくないので、、、ウンチクは書けません、、、)








今回のダメージは、、、

相当やっかいです、、、




股が、、、

完全に崩壊しています、、、












この角度から見ると更に凄いです、、、

生地が完全に無くなってしまっています、、、

(当店に依頼のあった股の破れでは、過去最高の大きさかもしれない、、、)



そして、今回のリペアの依頼内容が

なるべく穴が目立たないようにリペアして欲しい! との事です、、、



まあ、ここまで穴が空くまで 穿かれているのだから

ガッチリとリペアしないといけませんが、、、

そんな事できるかな?


出来る限りの努力はします とお伝えしました、、、





そのままリペアは不可能なので

当然、解体をします。







前股を解体して、擦り切れた横糸をカットします。







後ろ股を解体して、擦り切れた横糸をカットします。





ダメージの全貌がお分かりでしょうか?


この状態から、穴を目立たなくリペアするには

生地を移植しないといけません、、、


しかし、ここは股部分で色が他よりも落ちている場所です。

色落ちしたデニムを移植しないといけません、、、


当店でストックしている、パーツ取りの古着から

出来るだけ近い雰囲気の生地を探します、、、


それを部分的に切り取って、穴の部分に移植します。

穴の周辺補強も同時に行ないます。




股の解体リペアをする時に難しいのは

生地が色んな方向に伸びてしまって

元のパターンに戻す、修正作業があるからです。

このパターン修正作業が上手くいかないと

股を再構築する際に、縫い合わせが合わなくなります。

(4分割されたのを1つにつなぐ作業)




この技術は新品のジーンズの股を縫い合わせるよりも

難しいと私は勝手に思っています。

(自身で新品のジーンズを作った経験があるから)





そんな前置きをグダグダと書いたのを踏まえて、、、

出来上がりをご覧下さい。











穴は目立たなくなっています?

(出来る限りの努力をしました、、、)

















アップです。

解体リペアなので

縫い代は綺麗になったと思います。















左右後ろ股のアップです。

なるべく近い色落ちをした古着デニムを探しましたが、、、

いかかでしょう?
















前後股をつなぎ合わせた部分です。

解体したので縫い代は綺麗だと思います、、、











では最後に裏からもどうぞ



こんな感じで周辺補強をしています。





いやー、、、

大変な作業でした、、、

やり終えた時はグッタリして、、、

もう抜け殻のような状態でしたよ、、、(汗笑)



こちらの工賃は 15000円(別途送料)

股のリペア代のみとしても過去最高だと思いますが、、、



こんなダメージは本当に滅多にありませんが、、、

オーダーお待ちしております。




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リーバイス501XX 53モデル (ブツブツ通常Rボタン) オリジナル ビンテージ 股の解体リペア

2014年04月21日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



風邪も随分回復してきました、、、

日曜日は作業が進行できて良かったです。

しかし、大量にメールが溜まっておりまして

連絡が遅れております、、、

問い合わせのお客さまもう少々お待ち下さいませ。




今回紹介するのもリペアです。

前回からの流れでウンチクも書かせて頂きます。


リペア前がこちら













内股(インシーム)部分の破れです。
















これくらいの破れだと

そのままリペア(工賃割安)でも可能ですが

解体リペア(工賃割高)での依頼です。


※当店に依頼される股のリペアは 解体リペアの割合が多いです。

7~8割は 解体リペアのような気がしています。











では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)





前回ブログと同じ流れです、、、

いきなり小股ステッチのアップです。

ここにカン止めが付いていないという事は、、、

XXが確定します。

1966年以前かな?




















確認ですが 隠しリベット付きなので

間違いなくXXですね。

1965年以前かな?

















リベット裏が銅製の打ち抜き仕様です。

このディテールだとギャラ入りの年代になります。

1962年以前かな?

















バックセンターのループが太くて、ど真ん中にセットしてあります。

このディテールだと 革パッチの年代になります。

1954年以前かな?



















赤タブが両面刺繍です。

(裏に刺繍の欠片が残っていました)

1952年以降かな?



という訳で、、、

このジーンズは革パッチモデルだと推測します。

LVC復刻では1953モデルという名称です(限定発売されています)



※スミマセン、前回自分で書いたブログの文章をコピペしました、、、

(画像は似ていますが、別物ですよ)










最後にもうひとつ重要な部分のチェックをします。




フライボタンの形状です。

下地がブツブツしています。

そして、赤丸の R の足が通常の長さです。


1955年モデル(ギャラ入り紙パッチ)頃から

Rの足が長くなる、通称 足長R になると言われています。


よってこのボタンは

1953~54年というわずかな期間に採用されたボタンのようです。






この頃というのは

フライボタン(小ボタン)の変更が短い期間で変えられたようなのです。

1952年頃まで プレーンボタン →片面赤タブ期?

1953~54年頃まで ブツブツ 通称Rボタン →両面赤タブ 革パッチ期?

1955年頃~1970年頃まで ブツブツ 足長Rボタン →両面赤タブ 紙パッチ期?



よって赤タブやパッチが欠落していても

このボタンで年代の判別がある程度出来るのでは?

私は勝手に思っております。




でも大昔のビンテージ物なので例外も沢山有りそうですね、、、

(そんな細かい事考えてジーンズを作っていた時代じゃないし)

また501XXオリジナルのリペアをする時はその辺をチェックします。







さて、どうでも良いウンチクは終わりにして、、、


リペア途中です



股を解体します。








リペアをして股を再構築したのがこちら


















解体リペアなので綺麗な仕上がりだと思います。












裏から見ると

こんな感じで周辺補強をしています。




こちらの工賃が8000円(別途送料)



2014年4月からの増税で

一部工賃の見直しをしております。

(当店の工賃は全て税込み表示です)


あまりにも採算の悪いリペア工賃も微妙に値上げをしました、、、

今回の股の解体リペアも微妙に値上げをしています。



ブログではさらっと書いていますが、、、

解体する時の手間

再構築する時の手間

かなり時間を掛けています。

相当な数をこなして、慣れているのですが

作業時間は短くなりません、、、



大変申し訳ないのですが、、、

オーダーお待ちしております。






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リーバイス501XX 53モデル (プレーンボタン) オリジナル ビンテージ 股の解体リペア

2014年04月18日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


いつもとは違った時間帯に更新します。


なぜかと言うと、、、

風邪を引いてしまって、、、

ちょっと熱もあって、、、

今日は朝からずっと安静にしていました。

(気分が少し良くなったので、ブログを更新しています)


子供の風邪を看病していたら、どうやら移ってしまったようです。

こうゆう時に1人親方商売は大変です。


問い合わせのメール返信は何とか出来ていますが

入荷した商品のチェックがぜんぜん出来ずに

けっこう溜まっています、、、


依頼されたお客さま大変ご迷惑をおかけしております。

もう少々お待ち下さい。





では今回紹介するのは、、、

ジーンズリペアです。

(ユーズド加工ネタが連チャンでしたからね、、、)



















内股(インシーム)部分が擦り切れています。

この程度のダメージであれば そのままリペア(工賃割安)でも直せますが

見た目が綺麗な解体リペア(工賃割高)での依頼です。







では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)











いきなり小股ステッチのアップです。

ここにカン止めが付いていないという事は、、、

XXが確定します。

1966年以前かな?
















確認ですが 隠しリベット付きなので

間違いなくXXですね。

1965年以前かな?


※バックポケットの縫製ですが、XXのレプリカジーンズでは

一筆縫いが主流なのですが、この部分を見ると

縫い終わりに返し縫いをしています。

そして、針を一度抜いてから隣りに移っているのが見てわかります。

(当時のミシンは自動糸切り機能が無かったから、糸の渡りが残っています)

なのでXXのバックポケットの縫製は必ずしも一筆縫いだとは限らないようですね、、、













リベット裏が銅製の打ち抜き仕様です。

このディテールだとギャラ入りの年代になります。

1962年以前かな?















バックセンターのループが太くて、ど真ん中にセットしてあります。

このディテールだと 革パッチの年代になります。

1954年以前かな?
















赤タブが両面刺繍です。

(裏に刺繍の欠片が残っていました)

1952年以降かな?



という訳で、、、

このジーンズは革パッチモデルだと推測します。

LVC復刻では1953モデルという名称です(限定発売されています)







最後にもうひとつ重要な部分のチェックをします。



フライボタンの形状です。

ブツブツが付いていない、プレーンな形状です。



このプレーンなボタンですが

赤タブが片面刺繍(通称47モデル)期のディテールです。


という事は、、、

このジーンズは両面革パッチ(53モデル)ですが

赤タブが片面から両面に移行したばかりの

1952年製の可能性が高いと推測します。





本当にどうでもよい事に時間を掛けてスミマセン、、、

こうゆうのを追求するのが好きなもので、、、(苦笑)









では股の解体をします。













リペアして股を再構築したのがこちらです。
















解体リペアなので縫い代部分も綺麗になったと思います。













裏からもどうぞ。

お尻の付け根が弱っていたので

軽く補強しています。






こちらの工賃が 6000円(別途送料)



今晩もゆっくり休んで、明日は何とか復活します。

この遅れは日曜日に取り返そうと思っております、、、

色々とお待たせして申し訳ないのですが、、、


オーダーお待ちしております。





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ウエアハウス バッファローパッチ 1003XX 大戦モデル 股の解体リペア

2014年03月28日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


今日もまたまたブログアップ頑張ります、、、

(プチ独身生活中、、、)


今週はお任せリメイクを続けてやっている週です。

現在、頭の中は完全にリメイク脳です、、、

ここ数日はアーティスト気分で作業しております、、、(照笑)





では今回紹介するのは

こちら



凄い色落ちです、、、

色落ちサンプル級でしょう!











お尻周りの色落ち感も丁度いい感じ!











ウエアハウスのジーンズです。

しかも バッファローパッチ!

品番は見えにくいのですが、、、

1003XX と書いてあります。







ディテールが気になるのでチェックします。



コインポケットにリベットが無い、、、

大戦モデルですね。













極太のベルトループ

中心部分の微妙な盛り上がり具合が、何ともいい感じです。














脇押さえのサイドステッチが、、、

めっちゃ長いです、、、

















ぼてっとした形のバックポケット

飾りステッチは入っていません。














赤タブが微妙に曲がっています、、、

これってわざと?

そうだとしたら、何てマニアックなこだわりなんでしょう、、、(感動)
















ポケットスレキはネルチェックっぽい生地です。

カワイイですね、、、













ボタン裏がドーム状に丸くなっていますよ!

児島の付属屋でこうゆうのを探した事がありますが、この形状は売ってないのですよ。

担当者は 作るのが手間過ぎて、採算が合わないと言っていました、、、

オリジナルパーツでこのこだわり、凄いですね。













持ち出し(ボタンフライ下)の先端、その下も切りっ放しです。

細かい部分まで忠実な再現ですね、、、









ビンテージジーンズ好き(マニア)にしか分らない事を 

つらつらと書いて、スミマセン、、、


こうゆうジーンズを見るとついつい書いてしまいます、、、







本題に戻ります、



股(インシーム)の擦り切れ

弱ったお尻部分の補強をリペアします。


綺麗にリペアしたい との事で

解体リペアをします。

※この程度のダメージであれば安価なそのままリペアでも十分なのですが、、、

こだわりのリペアが希望でした。













解体しました。













リペア後です。















インシームの縫い代も綺麗になったと思います。















お尻のダメージは弱かったので

ほとんど、傷は隠れたと思います。














裏からもどうぞ。

ダメージの周辺補強も行なっています。



こちらの工賃が 5000円(別途送料)


お客さまから喜びの声を頂きました、、、(ほっとひと安心)




今回はリペア紹介よりも、、、

大戦モデルのディテールを紹介したかっただけ?かもしれません、、、(苦笑)

自己満足ブログで本当にスミマセン、、、


股の解体リペア、、、オーダーお待ちしております。






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リーバイス501XX (53モデルor55モデル) オリジナル ビンテージ ミントコンディション 股のステッチリペア

2014年01月07日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


昨日は年始初日の営業日でしたが、

問い合わせが沢山あって凄かったです、、、

お陰様で作業が追いつかず、、、

かなりの残業で凌ぎました、、、(汗)

営業初日から作業が目標に達成しないのも嫌だったので、、、

今年も頑張って行きます。





前回ブログの更新後のアクセス凄かったです、、、(驚)

ということで、またまたビンテージネタで行きます。

(そのうちネタ切れしますから、、、)


リペア前がこちら




















































赤タブがピンと張っていますよね。

これはまだノリが残っているバキバキしたデニムです。

(均等Vの レーヨン製赤タブ は洗うと丸まってしまいます)











裾のセルビッチ(耳)部分です。

写真では白ですが

現物を見ると、ピンクのラインがハッキリ残っていました(驚)


これも前回ブログで書いたように裾の三つ折り部分が右にずれていますね。

(ユニオンスペシャル43200Gで縫製したのだと思います)











パッチが欠落しているので

デッドストック(新品未使用)ではありませんが

ミントコンディション(極美品)のオリジナル ビンテージ ジーンズです。

袋から出して手に取った時、あまりの状態の良さから

復刻品かと思ってしまいました、、、

でもディテールを見ると、、、

うおっ、、、オリジナルっ、、、(驚)

これはいくらで買われたのだろう?

世の中には凄い人がいるもんだと、感心してしまいました。








では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)
















隠しリベット付き

XXが確定しました。














打ち抜き式のリベット(裏側が銅)

ギャラ入りが確定しました。













赤タブは両面刺繍です。

1952年以降です。









ということは

革パッチ(1953年~54年)

紙パッチギャラ入り(1955年~60年頃)

この二つに絞られます。












センターループがズレています。

このループズレは1950年代後半からのディテールで

革パッチの後期から始まり

紙パッチギャラ入りは全てそのようになっています。

これではまだ絞れません。

















ボタンのチェックです。

ボタン裏が12刻印

(これでは絞れませんが、参考までに)











フライボタンが

下地ブツブツで通常Rです(黒丸印)

(足長Rではありません、下のブツブツがつながって見えているだけ)


これは前回ブログで書いたのと同じボタンです。

(1953年~54年の革パッチ期に見られるディテール)


なので革パッチ(53モデル)の可能性が非常に高いです。







しかし、、、

ひとつだけ納得の出来ない

部分がありました、、、



もう一度パッチの取れた跡を見て下さい。

パッチが付いていたステッチが綺麗に残っているのです。


革が縫い付けられてあって

革だけがこんなに綺麗に取れるのかな?


紙だったら硬化してせんべいのようにパキパキなれば

ステッチが残ったまま取れそうな気がする、、、




フライボタンが下地ブツブツの通常Rでも

紙パッチがあるのでは?

という疑問が、、、



そこで

私の知り合いのプロの古着業者さま達に

この事を質問しました。




そしたら、何と、、、

紙パッチギャラ入り(55モデル)の最初期の極わずかな物に

フライボタンの下地ブツブツ通常Rはある と言われました。



という訳で

真実はこのジーンズしか知りません、、、


でも今回の年代チェックはとても楽しかったです。

革パッチから紙ギャラへの移行期

1954年~1955年というかなり限定した

年代というのが判明したのでは?

と思っています。







では、リペアの紹介です、、、

この状態でどこをリペアするの?と思いますよね、、、




内股です。

この極美品を穿かれていたのでしょう!











ステッチが裏で解れています。

内股ステッチは裏から擦れて切れる事が多いですよ。


この部分のステッチを入れなおします。

あと、内股のステッチを裏から全てチェックしましたが

他にも切れかかっている部分がありまして、

この部分は生地同色、インディゴ染めの細い糸で補強する事にしました。






ではリペア後がこちら








オリジナルのXXなので

ステッチ糸には綿糸を使っています。











その他の部分には補強ステッチを入れました。







超アップ

補強糸見えます?










赤線部分に補強ステッチを入れています。

インディゴ染めの糸なので

穿き込んでデニムの色が落ちても

糸も色落ちする計算です。





こちらの工賃が3000円(別途送料)

お客さまからも喜びの声を頂きました、、、ホッと一安心



こんな極上のビンテージ品リペアは

緊張して手が震えますが、、、(苦笑)

オーダーお待ちしております。






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リーバイス501 ブラックデニム 股の解体リペア

2013年12月27日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



誠に勝手ながら、本日~29日までお休みをさせて頂きます。


それを取り返す為?

30日、31日は営業しますので、、、



今回紹介するのは



ブラックデニムです。

たまーに入荷します。

(20~30本に1本の割合かな?)











リーバイス501です。












股のリペアを行ないます。


そのままリペアでも十分可能なダメージレベルですが

工賃割高で仕上がりが綺麗な 解体リペア での依頼でした。



股の中心がピンポイントで擦れているので

自転車か何かに乗っていたのでは?と推測します。
















前股、後股を解体しました。






さて、この状態で裏当てをしてリペアを行なうのですが

このような股の中心がピンポイントでの色落ちは

依頼者さまからすると 不本意な色落ちでは?と考えます。

バックポケット部分の色落ちはカッコ良いと思いますが

股の付け根だけが色落ちしているはどうした物かと、、、、






当店でこのようなダメージをリペアするときは

リペアの糸選びを周辺の濃い色に合わせて選ぶようにしています。



今回はこちらの黒糸を使いました。







この糸にはある仕掛けがしてあります。



糸の中心が白い糸なのです。

デニムの縦糸と同じ中白(芯白)なので

この糸でリペアするとその部分が経年変化で色落ちします。

※当店でいつも使っている、

インディゴ染めの中白糸の ブラックバージョン だと思って下さい。







では リペア後です。










部分的に白っぽくなっていたのは軽減されたと思います。

穿き込まれると、この部分の色は更に周辺に馴染んでいく計算です。










股の中心です。












アップです。

解体リペアなので縫い代部分も綺麗です。

(立体感を保っています)


※このジーンズの仕様は巻き縫いが交差する股なので

再構築するにはそれなりの技術が必要かと思っています。

(私はかなりの練習をしてきました、、、)








裏から見るとこんな感じです。

結構、広範囲に補強しているのがお分かりでしょうか?








こちらの工賃が7000円(別途送料)


濃いブラックデニムのピンポイントダメージはこのようにリペアしています。

オーダーお待ちしております。





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ディーゼル ジーンズ 股の解体リペア 17

2013年11月08日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



連日の大量入荷でアップアップしております、、、(大汗)

新規の方は問い合わせフォームからの仮見積りを経て

商品を送って頂く場合が多いのですが、


リピーターの方は 仮見積り無し で送って頂く事も多いです。

一度、取り引き実績があると、信頼して頂いているのかな?

ありがたい事でございます。





では今回紹介するのは














ディーゼル 

当店の入荷が二番目に多いブランドです。

(一番はリーバイス)


ブログでビンテージばかりを選んで ウンチクを語っていますが、、、

取り扱いが多いブランドのリペアを紹介しないといけませんね、、、(苦笑)












股の擦り切れと破れです。

自転車のサドルの擦れでしょうか?

よくある、定番のダメージです。





こちらのリペアは

綺麗に直して欲しいので

解体リペアのオーダーです。

穴も出来るだけ目立たないようにして欲しいとの事なので

穴埋めリペアを行ないます。






ディーゼルの股の縫製は独特です。

(デザイナーズジーンズに多い縫い方)

定番のリーバイスタイプよりも再構築が難しいと思います、、、

その辺りを考慮して出来上がりを見て頂くとありがたいです、、、






それでは解体します。



















解体した部分をリペアして

股を再構築したのがこちらです。



ジーンズの色目がビフォーと全然違いますね、、、

撮影時間の違いで(周辺の明るさの違いで)随分と印象が異なります。

デニムのカメラ撮影で色目を伝えるのは本当に難しいです、、、

画像の加工技術など持ち合わせていないので、撮ったのをそのまま使っています、、、(恥)

ブラックデニムのように見えてしまって、、、スミマセン








股部分です。

股の周辺補強も行っています。

最後に裏からもお見せします。








股の付け根のアップです。











穴が空いていた部分のアップです。













縫い代が擦り切れていた部分のアップです。










では裏からもどうぞ、、、









こんな感じで補強しています。






という訳で、

今回はかなり上手くいきました、、、(自己評価です)

このレベルで安定しているとは言い切れませんが、、、

そうなるように頑張ります。




こちらの工賃が

股の解体 穴埋めリペア+周辺補強 8000円(別途送料)


お客さまからも喜びの声を頂きました、、、一安心


オーダーお待ちしております。






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ステュディオ・ダ・ルチザン 前後股の解体リペア、ボタンホールのリペア

2013年11月02日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


この繁忙期に連休を取ったので

荷物が一気にどっとやってきて

戻ってきてからがバタバタでした、、、(汗)


やっといつものペースで作業が開始できそうです。



それでは、ビンテージネタが尽きてきたので、、、(苦笑)

今回はレプリカジーンズの紹介をします。



















このバックポケットのステッチ使いといえば、、、














ステュディオ・ダ・ルチザン(以後 ダルチザンと記載します)







hands-onブログは初登場のような気がします。

ダルチザンはレプリカジーンズの先駆者でしょうね。


ダルチザンの概要を以下に ウィキペディアの文章を丸々コピーしました、、、

(書くのが面倒だったので、、、苦笑) 


1979年創業。ブランド名の“Studio D'Artisan”とは“職人工房”という意味。

ブタのキャラクターとレプリカジーンズの先駆者として知られる。

1980年代初頭、日本のジーンズマーケットはケミカルウォッシュなどの加工を施したジーンズが主流となっていった。

そんな時代にも関わらず、本藍カセ染めのセルビッチデニム、打ち抜きリベット、バックシンチ等、

ヴィンテージジーンズといわれるスタイルで勝負し続けてきたブランド。

SD-D01は1986年のデビュー以来、ステュディオ・ダ・ルチザンが守り続けた不変のモデルである。

また、シンボルキャラクターのブタがプリントされた、パロディものの衣類も製作している。

という事らしいです、、、

ウィキペディア情報なので間違いないと思いますが、、、




僕がダルチザンを一番最初に見たのは

中学生の頃でした。

リーバイスのレギュラージーンズが7000円位だった頃に

ダルチザンのジーンズは20000円越えていましたからね。

しかも加工無しの生デニムで売られていましたから、、、

このバキバキしたジーンズ、、、なんじゃこりゃ?

という不思議な感覚だったのを覚えています。


高校生になって古着屋でリーバイス501のデッドストックを見たときに

やっと生デニムの意味が理解できました。



岡山にやってきて工場勤務していた時に

取引先の工場でダルチザンのジーンズが出来上がっているのを

目の前で見たときは、感動しましたね。

あのダルチザンがここで作られている!

児島に来たんだなー

と何だか実感しました。




私の中でダルチザンと言えば、、、

ミスターTさんです。

(ここでは実名を出せないので、、、ダルチザンマニアであれば ミスターTでわかると思います)


実は過去に一度 ミスターTさんとお仕事をした事があるんです。

(ミスターTさんは僕の事、覚えていないと思いますが、私は鮮明に覚えております)


岡山に来て良かったーと思った出来事でした。





話が脱線しました、、、

ではリペアに話を戻します






前股の中心が擦り切れています。








後股の部分も縫い代付近が擦り切れています。










ボタンホールもダメージがあります。







股のリペアですが

この程度のダメージであれば

安価で仕上がりがそこそこの「そのままリペア」で直す事も可能ですが、

今回は 高額で仕上がりが綺麗な「解体リペア」の依頼だったので

股を解体します。










股の部分が色落ちが激しく

穴の周辺も弱っているので

補強リペアも行ってから

股を再構築します。




出来上がりがこちら













アップです










後からです。










補強範囲を伝えたいので裏からもお見せします。



また見せてしまった、、、

同業者さまにやり方がばれてしまう、、、(汗)












ボタンホールのリペア後です。

当店のボタンホールリペアは

ミシンで叩きます。

ハンドステッチでリペアしたほうが

見た目は良いのですが

強度が弱いように感じるので

ミシンを使います。

さすがにここを じっくり見る 人はいないと思って、、、


破れが大変激しい場合は

比翼(ボタンホールのパーツ)を新たに作って

交換する事も可能です。




こちらの工賃が

前後股の解体リペア+周辺補強 7000円

ボタンホールリペア 1000円 (1箇所 500円)

合計 8000円(別途送料)


お客さまからも喜びの声を頂きました、、、一安心


オーダーお待ちしております。





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リーバイス 501 66前期 ビンテージ サークルR オリジナル ビンテージ 股の解体リペア

2013年10月25日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


HPの新着情報には以前から書いておりましたが、

(そこまで細かくチェックする人もほとんどいないと思うので、、、)

10/25(金)~28(月)まで 法事の為 お休みさせて頂きます。


依頼が多い この繁忙期にお休みしたくないのが 本音ですが

どうしても外せない用事なので、お休みさせて頂きます。

メールチェックはずっと行っているので

問い合わせは通常通り受け付けております。

返信が遅くなる可能性もあるので、ご理解よろしくお願いします。




では今回紹介するのは













小股の破れ

児島の工場ではこの部分を小股(こまた)と呼んでいます。












お尻の部分も生地が薄くなっているので

補強をします。

この画像では見えませんが、縫い代の付け根が破れています。







この小股部分のリペア依頼は多いです。

それには理由があります。



裏から見ると(赤丸部分)

持ち出し と呼ばれるボタンフライ部分のパーツ下が

身生地に擦れてしまうからです。



当店ではこの部分をリペアする時は

持ち出しと身生地を一緒に縫わずに

解体して、身生地部分のみをリペアします。


※どうしても予算が合わない場合は

そのままでもリペアしますが、

生地が重なる部分をまとめて縫うので

どうしてもその部分は硬くなってしまいます。







ではリペア後の前に

このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)






リーバイス












501











501の上にcare~の印字有り















トップボタン裏6の刻印


帯は上下チェーンステッチ

※上のチェーンステッチが解れていますが

ここはリペアしなくても大丈夫です。

生地が解れる部分ではありません。



66モデルかな?









バックポケット裏シングル

66前期? 66ビッグE?














Rの刺繍が、、、

こちらは通称 サークルR と呼ばれています。

本名は知りません、、、(恥)


聞いた話によると

1960年代から始まったようで、

製品の数パーセントに Rのみのタブが混ざっているそうです。

80年代以降は10%くらいの割合だそうです。

比較的レアなディテールかと思います。

アタリくじに当たった感覚?



私はビッグEモデルのサークルRは見た事がありますが

XXモデルのサークルRは見た事ありません。

でも噂ではあるようですね。

これはかなりレアアイテムかと思いますよ。



なんでこのようなRタブがあるの?

これは私の勝手な予想ですが、、、

生産管理をする検品用なのでは?

工業製品は必ず出荷前に検品作業というのがあります。

もちろん全数検品です。

その中でも更に細かくチェックする抜き取り検品もあります。

赤タブにこのような印を付けておいて

この印がある物は更に細かいチェックをしていたのでは?


なので年代が新しくなり、大量生産化が進むと

それだけ品質管理を厳しくしているのでは?

という予想です。


リーバイス本社に聞けば教えてくれそうですが、、、





話が脱線しました、、、

これがビッグE年代か スモールe年代か  見分けるには、、、





内タグがありました(喜)

印字が消えて製造年数がわかりませんが、、、

私の経験上で

内タグは1973年以降かと考えます。

よってスモールe 年代の可能性が高いです。

66前期なので1976年までの間でしょうね。



内タグ無しでスレキに縮率表記の印字があると

ビッグEからスモールeへの移行時期の可能性が出てきます。

1971年~73年くらい?


これも諸説ありまして、

赤タブの在庫は相当数あったから

この移行時期はもっと長かったのかもしれませんね。





かなり前置きが長くなってしまいましたが、、、(汗)

股の解体をします。



















出来上がりがこちら




これからも長く穿きたいから キッチリ直して欲しい と依頼されました。

キッチリ直しましたよ。










お尻部分の補強リペア













股のつけ根部分。











股の裏側はあまりお見せしたくないですが、、、

(同業者さんが見るとやり方ばれるからね、、、)

まあ、一応 見えない部分も 多少なりともこだわっているので、、、

自信は有りませんが、、、

裏からお見せします、、、

(お客さまに少しでも安心してもらいたいから)




こんな感じで縫っています。







こちらの工賃が

前後股の解体リペア 7000円(別途送料)



オーダーお待ちしております。





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