ジーンズリペア&リメイク工房 hands-on 日記(旧ブログ)

デニムの産地、岡山から発信するジーンズ日記(2010年12月~2016年1月)

DENIME 紙パッチ 66タイプ 全体的に色々なリペア

2015年08月28日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


今週も依頼が少ないので、作業は進んでいるのですが、、、

まだ、納期に追いつきません、、、(焦)


ちょうどこの頃はリペア依頼の猛ラッシュ期だったと記憶しています。

なので、同じ納期に集中しています。


もう1週間程で、この猛ラッシュ期を抜けそうです。




あと、突然ですが、、、

わたくし、岡山のラジオ番組にゲスト出演することになりました。

RSKラジオ 朝の生放送、、、(汗)

詳しくは こちらをクリック


おしえて先生!のコーナーらしいです

出演時間、約30分、、、結構長い、、、(焦)

何をしゃべろうか???

質問される事に答えればよいとの事、、、(雑談形式)

ビンテージジーンズのウンチクを語る事は無いでしょう、、、笑

ラジオのリスナーさんそんなにマニアックじゃないし、、、




営業時間外なので、業務には影響ありません。

こうゆう機会も滅多にないので、お受けしました。

いつも工房に こもりっ放しのモグラです、、、

たまには外の空気を吸って、気分転換したいです、、、お許しください。


オンエアはもうちょっと先なので、、、

詳細が決まったら、フェイスブックで報告します。

今から、ドキドキですよ、、、(生放送なので)






さて、今回紹介するのは

















DENIMEです。

ビンテージジーンズブームを経験した 僕くらいのアラフォー世代には

(アラサー世代も?)

馴染みの深いブランドですね。












赤タブが付いているので旧タイプだと思います。














後ろポケット内部にタグが付いていて

詳細がわかるのですが、、、

これは外れていますね(残念)








リペアする所ですが、、、



左後ろポケットのダメージ

サイフを入れたダメージだと思います。

ポケットを解体して、全面補強もします。

















左右のスソのダメージ

スソも解体して(インシームはそのまま)リペアします。












ベルトループのダメージ

解体リペアします(ベルトループは基本的に解体リペア)
















トップボタンホールと下のフライボタンホールはそのままリペアにします。


その隣のベルトループは解体リペアします。
















左右太もも部分ですが、ヒゲに沿ってダメージが出ていますが

色落ちしている部分全体が弱っています。

なので、左右太ももを全面補強をします。

(破れを事前に防ぐ、予防リペアって感じでしょうか?)














リペア途中です。

こんな感じで解体しています。










それでは出来上がりがこちらです。


















左右太ももの全面補強です(最後に裏からお見せします)

補強のステッチはなるべく目立たないようにしています、、、

アウトシーム(脇)を開かずに縫っているので、脇のアタリはずれていません。











ダメージ跡はこんな感じです。

色落ちの雰囲気を残しています。



















左後ろポケットのリペア後です。

ダメージ穴は標準リペアで仕上げています。

ここはピンポイントのダメージ跡なので、あて布が2重で強度も上げています。










こんな感じで全面補強をしています。














バックセンターループのリペア後です。

解体したので綺麗な仕上がりだと思います。

取り付けのカンヌキも専用ミシンを使っています。













トップボタンホールとベルトループのリペア後です。


当店ではボタンホールをそのままリペアする場合は

かがり糸の再現はしません。

ミシンでガチガチに縫い込みます。

擦れる相手が硬い金属ボタンなので、強度を出すのを重視します。











ボタンをするとボタンホールが隠れるので、この方法で見た目も問題ないと思います。











損傷が激しかったので裏から補強布をあてています。

これで安心してボタンを付けれます。













その下のフライボタン(小ボタン)のリペア後です。

4つともボタンホールの周辺をそのままでガッチリ縫いこんでいます。

こちらも同じく、かがり糸の再現はしていません。


縫い糸が馴染んでいるのは

例のインディゴ染めの特殊な糸を使っているからです。

(用途が多くて、便利な糸です)



この部分のリペアって簡単そうに思われますが、、、

実はミシンを入れ込むのが手間で、結構時間が掛かります、、、(汗)

どうしてもミシンが届かない時は、周囲を部分解体する事になって

更に手間賃が発生しますので、ご注意を。
















左右のスソです。

こう見えて、結構補強しています。

ステッチの縫い直しはなるべくアタリがずれないように気をつけています。

(もちろんチェーンステッチです)





























補強が広いのが、カカト部分です。

今回はインシームは解体無しのそのままリペアにしました(工賃の関係で)

スソを長めで穿かれると、踏まれてしまうのでどうしてもカカト部分が弱くなってしまいます。



今回のブログのカテゴリーはどこでも良かったのですが、

最近選んでいなかった、スソにしました。








最後に裏からどうぞ!



左右太ももの全面補強の範囲はこんな感じ












ピンボケしてスミマセン、、、(恥)







左後ろポケットの縫い直し部分。












66タイプには隠しリベットが付きません。

カンヌキ留めになります。

専用ミシンで縫っているので、雰囲気も近いと思います。

(裏側からの見た目なんて、どうでも良いのですが、、、苦笑)







以上です。

こちらの工賃が

左右太ももの全面補強リペア 9000円(ヒゲ部分のリペア込み)

左後ろポケット解体リペア、全面補強 3000円

ベルトループ解体リペア 1500円×2

左右スソのリペア 6000円(スソのチェーンステッチ代込み)

トップボタンホールのリペア 1000円(ダメージ大の場合)

フライボタンホールのリペア 500円×4

合計 24000円(別途送料)
 


レプリカ系ジーンズブランドの中では 旧DENIME の依頼が一番多いと思います。

みなさん青春時代に穿かれていて、まだ大切にされているのですね。

ダメージが増えて穿けない、青春の想い出のジーンズも直せば

まだまだ穿けますよ!

オーダーお待ちしております。



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リーバイス505 66前期 ヒザ、太もも、ベルトループ、スソなどのリペア、チェーン裾上げ

2014年03月27日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


今日も更新頑張ります!


またもや、ビンテージネタで行かせて頂きます、、、(苦笑)




リペア前がこちら








ヒザに穴が空いていますね、、、

こちらは標準リペアで直します。










いい感じの色落ちしています。

自然な縦落ち感も良いですね。

でも古着で全体が弱っていたので

全面補強リペアを行ないます。













リーバイスです。





お尻周辺もいい感じの色落ち

ポケットが大きくて存在感あります。





ベルトループの糸が解れています。

ベルトループって裏側からステッチが解れる事がほとんどです。

ベルトとの摩擦が原因だと思います。

(フックチェーンなどの原因もありますが、、、)



ビンテージレプリカジーンズで中心が盛り上がった

通称 中盛りループ は「表からの摩擦でステッチが切れないようにする為に

その当時考えられた知恵だ」とか説明されているのを

聞いた事がありますが、本当でしょうか?












カカト部分です。

踏みつけたような跡があります。

こちらは少しカットしてから標準リペア+チェーンステッチ裾上げをします。

※今回のブログカテゴリーは久しぶりに ジーンズリペア裾 にしてみました、、、








では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)













フロントはジッパー仕様

タロン42を装着しています。

(502か505でしょう、、、)











トップボタンが銅なので 505ですね。











ボタン裏 5

帯び止めは平行ステッチ













タブはスモールe

バックポケット裏がシングル

よって 66前期モデルですね。


66前期といえば

1973年~76年頃までだと思っていますが、








このジーンズにはもうひとつ面白いディテールがあります。







スレキにプリントが入っていました。

擦れて読めませんが、洗濯、縮率に関する情報が書いてあります。

初期の66はビッグEも存在します。

ちょうどビッグEからスモールe への移行期(混在期)にこのプリントがあるようですね。

という事はこれはスモールeになったばかりの 1972年頃かもしれませんね、、、

66前期 よりも 66初期という表現が正しいのかな?



ホント、いつもながら くだらない事に情熱を注いでしまって、スミマセン。







ではリペア後です。









ヒザ穴は標準リペアで仕上げました。

今回はアウトシームは開いていません。

もうちょっと穴がアウトシームに寄ったら、開いていたかも?

(ギリギリセーフの状態です)










左足太ももは全面補強をしています。

※穴が空いていない状態で、全面補強をするときにはアウトシームを開く事はありません。


















ベルトループは一度外してから、ステッチ補強しました。

写真ではわかりにくいのですが、、、

元のステッチ色に合わせて、左が金茶 右が黄色 にしています。

(ほんと、ビンテージ物の糸使いはいい加減ですね、、、)

取り付けは カン止め専用ミシン を使っています(専用ミシンは別料金です)



















左右カカトです。

周辺補強もしています。













チェーンステッチ仕上げです。









最後に裏からどうぞ。







こんな感じです。







こちらの工賃が

左右太ももの全面補強 6000円

右ヒザの標準リペア 3000円

ベルトループリペア(カン止めミシン使用)1500円

左右カカトの標準リペア+補強 3000円

チェーンステッチ裾上げ 1500円(裾上げのみオーダーは受けておりません)


合計15000円(別途送料)

お客さまからも喜びの声を頂きました、、、、(ほっと、ひと安心)






穿きこまれて生地が弱っているジーンズは

補強をしておくと破れを恐れずにガンガン穿けますよ、、、

オーダーお待ちしております。







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リーバイス 501XX 53モデル オリジナル ビンテージ 裾のリペア

2014年01月05日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


正月休みもあと1日になりました。

自分のジーンズリペア、リメイクなど

今しか出来そうにない事を行っています。

(後日ブログでも紹介しますね)

あとはHPの見本も前年行なった画像を追加したりしようと

考えていますが、時間があるかな?

休み期間でやりたい事がまだまだあります、、、



前回ブログでアクセス数伸びました(喜)

ブログ読者さま やはりビンテージネタが大好きなのですね。

では、今回もビンテージネタで行きます。



今回紹介するのは





かなり濃色の状態の良いジーンズです。













裾が完全に解れています。

更に、生地の先端が欠落しています。

恐らく、解れた状態のまま穿き続けられたのでは?


こちらの生地の先端の補強をしてから

裾の三つ折をして 元通りに戻します。






ではリペアの前に

このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)
















サイドステッチ(脇押さえステッチ)が短め

古いほど長くなると聞いた事もありますが

結構色んな物があるのですね。

ここは詳しくないのでこれから調査します。











リベットのアップ

















隠しリベット付き

XXは確定しました。

ギャラ入り? ギャラ無し?












フロントリベット裏銅

XXのギャラ入りは確定しました。

革パッチ? 紙パッチ?














革パッチでした!

ウエストベルト上と同時に縫っているのが

わかりやすいステッチ使いですね。










後ろベルトループはセンターセットです。

47モデルの可能性があります。

(ループがずれだすのは1954年頃では?)










綺麗にイエロー綿糸の アーキュエイト ステッチ が残っています。

XXらしい後姿ですね。














もちろん ビッグE





両面刺繍でした!


と言う事で 革パッチモデルですね。

1953年~54年までの短い期間に作られたと言われるので

リーバイスの復刻では1953モデルと呼ばれています。

(移行期を入れるともう少し長いかもしれませんが)







ボタンのチェックがまだでした






トップボタン裏は膨らみがあります。












フライボタンですが

下地がブツブツしていて通常R(黒丸印)

このボタンの採用がちょうど両面革パッチ期に近いとされていて

1953年~54年頃とされているようです(雑誌情報で知りました)


これの前が前回ブログにあるプレーンなタイプですね。








1950年代前半のXXです。

デニムの質感もチェックしておきましょう。



それほど色落ちしていませんが

すでに良い感じのムラが出ています。








アップです。

これを穿き込むとかなり凄い ムラ縦落ち が期待できますね。

所有者さまが羨ましい。

(私のデジカメはアップにすると色目が変わります、、、スミマセン)






ビンテージジーンズに興味のない方には

本当にどうでも良い事ばかり 長々と書いてスミマセン。

(ビンテージ用語ばかりで何のこと書いているか、訳が分からないと思いますが、、、)





ではリペアの紹介です。







欠落していた生地の先端補強をします。












裏から見るとこんな感じ。

先端だけ補強するというのがポイントです。

上まで補強するとこの後の三つ折した時に

白の裏当てが見えてしまうからです。

(ロールアップ時に裏当てが見えないようにして欲しいとの依頼でした)


なのでかなり慎重に細かい作業を行っています。

通常の上下の叩き縫いだと三つ折以上に行きそうだったので

横向きでターンさせる地道な縫い方をしています。








チェーンステッチで三つ折にして縫います。






元のアタリがずれないように慎重に縫い合わせを行ないます。
















裏から見るとこんな感じです。

縫い代とステッチが微妙に曲がっていますが

オリジナルのチェーンステッチ跡をなるべく正確にトレースしました。

※微妙に曲がったステッチの入れ直しは かなり難易度が高く

何回もやり直しをして完成させています。





参考までにダメージがない

もう片方の裾裏を見てみましょう。







お分かりですか?

(上の写真がわかりやすいですね)


今ではビンテージとして超高値で取り引きされているジーンズですが

作った当時はアメリカの労働者が使っていた単なる作業着です。

縫い代やステッチ幅の細かい部分は気にしなかったはずです。



なのでオリジナル ビンテージジーンズの裾リペアはこのような仕上がりになってしまいます。


オリジナルのアタリを無視すればもっと真っ直ぐに綺麗に縫うことも可能です。

(そっちの方が縫うのは簡単です)



ビンテージマニアさまは 

ビンテージとして良い意味での雑な縫製が好きだと思っています。

なので、ビンテージの雑な縫製はなるべく再現するように頑張っています。



というわけで

ビンテージ品の縫い直しは通常よりも手間なので割高になります。

今回の工賃は5000円(別途送料)です。


お客さまから喜びの声を頂きました、、、ホッと一安心。



オーダーお待ちしております。






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旧DENIME XXタイプ 前ポケット口と内股 スソ お尻 ヒザなどの全体リペア ステッチ補強 

2013年11月17日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


毎日バタバタで、、、

あっという間の週末でした、、、

問い合わせの返信が遅れてご迷惑をお掛けしております、、、


本日はお休みですが、

頑張ってブログ更新します。




今回紹介するのは












凄い色落ちしています。

見ているだけで、惚れ惚れしてしまいます。

まさに育てた1本だと思います。











DENIMEのジーンズでした。

旧タイプだと思います。






生デニムからここまで育てると

色々な部分が弱っていました、、、











左右前ポケット口のダメージ


















内股のダメージ


















左右後ろポケットのステッチ切れ

ポケット下の生地の劣化














左右裾(前から)





















腰裏やバックヨーク裏のチェーンステッチの解れ

接着剤?でセルフリペアをしてありました。

ミシンの針が通るか不安ですが、、、

ステッチ補強してみます。













ヒザ部分のダメージ

ヒゲの延長上から穴になっていくパターンですね。







いろんな部分のダメージがあり

ブログのカテゴリーをどこにするか迷いましたが、、、

裾は解体リペアをしたので

リペア 裾 のカテゴリーに入れてみました。





それでは出来上がりがこちらです。











左右前ポケット口はそのままリペアにしました。

(ダメージが弱い場合は有効だと思います)














そのままリペアなので

裏側のスレキ(袋布)と一緒に縫いこみます。

















股もそのままリペアにしました。

(ダメージが弱い場合は有効だと思います)













後ろポケットのステッチ入れ直しをしました。

(画像が片側しかなくて、スミマセン)











自己満足かもしれませんが、、、

DENIME XXタイプ 後ろポケットの折り返しはこのように

三角ステッチ使いになっているので、再現するように心がけています。













ポケット下の補強もしています。












裾は解体リペアで仕上げました。









右足









左足









裾の三つ折はチェーンステッチ仕上げ












インシームも少し解体しました。














バックヨーク部分のステッチ補強

生地同色の細い糸で補強したので

よく見えません。

(綿糸の風合いを残す為にこのようなやり方にしています)













接着剤?でセルフリペアしたあった部分も

何とかミシンの針が通りました、、、

接着剤?の硬い所は ステッチの目調子がちょっと 合っていないかもしれませんが、、、





















ヒザ穴は穴埋めリペアにしました。










超アップ

穴埋めの時は

縦方向だけではなく、斜め方向からも運針を入れる事があります。











小さな穴でも

周辺補強は重要です。

生地が弱っていそうな部分はしっかり補強します。

外側に向かって、ステッチを少なくして

ぼかしているのが分ります?









以上、これだけキッチリ直したので

これからもガンガン穿き続ける事ができると思いますよ。




こちらの工賃が

左右前ポケット口のそのままリペア 3000円

左右後ろポケットのステッチ入れなおし 2000円

左右後ポケット下の補強リペア 2000円

内股のそのままリペア 2000円

左ヒザの穴埋めリペア+周辺補強 3000円

左右裾の解体リペア(チェーンステッチ仕上げ)6000円

腰裏全体のステッチ切れ補強リペア 1000円

合計 19000円(別途送料)




お客さまから喜びの声を頂きました、、、一安心。




色落ちが進行した

お気に入りのジーンズは色んな部分が弱っている事が多いです。

気になる部分は全て直します。

オーダーお待ちしております。






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リーバイス 501 ビッグE 並行ステッチ ビンテージ 左右ヒザ、スソ デニム移植 穴埋めリペア

2013年10月29日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


本日から通常営業になりますが、、、

4日間休んだので、、、

荷物が一気に来てしまい、、、

事務処理が溜まってしまって、、、

本日の作業は無理そうです、、、(汗)

なので、ブログを更新します(苦笑)



今回紹介するジーンズはこちら
















左右ヒザに穴が空いています。

























左右裾が擦り切れて無くなっています(フロント部分)

撮影前にステッチは全て解きました。


























後から見るとこんな感じ(カカト部分)








では、このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)














リーバイスです。

品番の印字が消えているのですが、、、

ボタンフライなので501です。








赤タブが擦り切れていますが、、、





裏は生きていました(喜)

ビッグEです。














帯裏が上下チェーンステッチ

帯び止めは平行ステッチ

トップボタン裏が 8 です。







某アメカジ雑誌情報で

帯の上下チェーンステッチは

1969年以降という事を学びましたが、、、



古着屋さんでビッグEの501をチェックしていると

紙パッチにタイプ物の証であるアルファベットが印字されていて

帯が上下チェーンステッチの物を最近沢山見ました。



タイプ物は1967年頃のディテールのようなので

帯の上下チェーンステッチになる移行期が

(帯上シングルと帯上チェーンが共存していた時期)

1967年~69年までと結構長かったようですね、、、


なのでこの3年間くらいのビッグEモデルは

帯上シングルだから古い

帯上チェーンだから新しいとは断言出来そうにありませんね、、、


※パッチの読み取りが出来ない状況で

これ以外の判別方法を知っている方はコメント下さい。




画像を撮り忘れていますが、

前ポケットのスレキに縮率表示をしたプリントが無かったので

これは66ビッグE(1971年~73年頃まで)ではありません。


よって推測される年は

1967年~1970年の間ではないか?

と思われます。







マニアさん意外には どうでも良かったウンチクを語った後は、、、

リペア後の紹介ですが、

今回のリペアは出来るだけ傷を目立たなくして欲しいとのオーダーでした。





「そうですか、、、

これだけの破れで傷を目立たなくですか、、、


うーん

悩ましいです、、、


通常のあて布をあててから穴埋めしても

そこそこ目立ちそうです」



そこでひとつ提案しました。

「近い色落ちのデニムをあてて穴埋めリペアすると

見た目は随分目立たなくなります。

しかし、あて布が分厚いので

硬くなり、穿き心地は良くありませんよ」と



お客さまは

「それでも構わないから

出来るだけ、傷が目立たないようにして欲しい」との事



ちょっと前置きが長くなりましたが、

リペア後がこちらです。




今回のヒザのリペアは アウトシーム(脇) を開かずに行う事が出来ました。












右ヒザです。


周辺補強もしています。(最後に裏からお見せします)













右ヒザアップです。














左ヒザです。

周辺補強もしています。(最後に裏からお見せします)











左ヒザアップです。






今回のあて布選びは

古着屋さんで探しました、、、(汗)

同じリーバイスの生地を使っています。

(レギュラー物です)

















フロント部分の裾です。

こちらは補強のみなので

通常のあて布をあてました。



























カカト部分の裾です。

こちらは近い色落ちをしたデニムを移植しました。

ヒザと同じく、デニムは古着屋さんで探しました、、、(汗)













裏からもどうぞ

ヒザ穴の周辺補強はこのようになっています。



















フロント裾の裏側です。

裾はチェーンステッチ仕上げです。

インシーム部分は解体してからリペアを行っています。





















カカト裾の裏側です。

同じく、インシーム部分は解体してからリペアを行っています。






古着デニムを使った移植穴埋めリペア

色落ちが近いあて布を探さないといけないので

色落ちが近い物に出会えるかは運次第でございます。

毎回このような仕上がりになるとは言えませんが、、、

このような事も行っています。






こちらの工賃が

左右ヒザ穴のデニム移植穴埋めリペア 5000円

左右ヒザ穴周辺の全面補強 5000円

左右裾の解体デニム移植穴埋めリペア 6000円

左右裾のダメージ補強リペア 1500円

裾のチェーンステッチ仕上げ 1500円

合計19000円(別途送料)


かなり手間が掛かったので割高ですが、

お客さまから喜びの声を頂きました、、、一安心。


オーダーお待ちしております。





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リーバイス 517 ビッグE ビンテージ 裾のチェーンステッチ入れ直し

2013年10月19日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


気温の低下に伴って、

ジーンズリペア&リメイクの依頼が急増しています。

ここ2,3日に入荷したジーンズは手付かずで

まだ、連絡が出来ていません、、、

※仮見積り無しで、突然送られる方も多く驚いています。

最近発送されたお客さま、もう少々お待ちください。







今回紹介するのは



ブーツカットのジーンズ













いい感じの色落ち

シワが横方向なので

タイトに穿いているようですね。











銅ボタン











フロントジッパーは タロン42














リーバイス


















ビッグE


という事で

リーバイス517 ビッグE です。

このモデルは貴重です。

なぜかと言うと

517は1971年デビューで

ビッグEがスモールeに切り替わったのも1971年だからです。

製造期間が1年程だと言われるレアモデルなのです。

517ファンの方は憧れの一品かと思います。
















今回のリペアは裾のチェーンステッチが

部分的に解れているので、入れ直しをします。


裾上げをしていない

オリジナルチェーンステッチのままでした。














517 オリジナルビンテージのチェーンステッチは

裾の折幅が501よりも広めです。


おそらく、フレアタイプは裾の巻き込みが難しいので

幅を広くして縫いやすくしたのでは?

(細くするとパンクして巻けない事がありますから)


折幅が13ミリ前後

ステッチが10ミリ前後

の設定でしょうか?

(シーム部分はもう少し広がっているようです)




当店で チェーンステッチ 裾の三つ折り縫いをする時は

専用金具(ラッパ)を使わずに

手作業で巻きます。

(試行錯誤したので独自のやり方があります)


その方が元のステッチ跡を綺麗にトレース出来るからです。

ビンテージ特有の歪んだステッチにも対応出来るようにしています。

※国産レプリカ系ジーンズは縫製が綺麗なので歪んでいるのはあまり見ません。







それでは出来上がりがこちら






















ステッチの縫い合わせはアウトシーム部分です。

(インシーム合わせも可能です)

大体 元のステッチ跡に合わせられたと思います。

全く同じ針穴に通すのは無理ですが

ステッチラインは一致していると思います。

糸は 上下イエロー綿糸(上糸20番、下糸30番)



チェーンステッチは糸が盛り上がってしまうので

下糸が太くなると裏(下糸部分)からの摩擦に弱いです。

なので私はリペア屋として

上糸20番 下糸30番がベストマッチだと思っています。

(下糸20番も可能です)




チェーンステッチは1箇所解れると

縫い終わりの下糸部分から

連鎖的に解れるステッチというのは知っていますか?


裾のチェーンステッチは表から見てつながっていても

裏で切れている場合が多いです。


よくあるのが

洗濯で裾がパンクしてしまうパターンです。


1箇所の解れが 洗濯機で揉まれて

その糸が何かに引っかかってしまうと

広がってパンクしてしまうのです。


裾のチェーンステッチ解れは早めに直した方が良いですよ。


こちらの工賃が 1500円(別途送料)


オーダーお待ちしております。






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リーバイス501XX 復刻 1955モデル 股と裾の 解体 穴埋め リペア

2013年05月10日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


GW休暇中の問い合わせ等の事務処理がやっと終わり

作業に集中しています。



最近の傾向としては

リペアの中でも解体リペアの依頼が多いですね。

やはり、せっかく直すのあれば仕上がりが綺麗な方が嬉しいですし。

工賃は高めなのですが、物を大切にしたいという方からの

注文が増えてきている気がします。



という訳で、解体リペアの紹介です。



こちらリーバイス501XX ギャラ入り紙パッチ 復刻 1955モデル





前股にポッカリ穴が空いています。

後股も擦れて生地が薄くなっています。


股の破れというのは

縫い代の硬い部分の横がこのように破れる傾向があります。

縫い代部分は分厚いデニムが何枚も重なっている場所です。

そのまま縫い代もリペアにすると、硬い部分が更に硬くなり

ガチガチになってします。

(安価でリペアしたい場合はそれもアリなのですが、、、)


という訳で、こちらは解体リペアです。











左裾











右裾




裾も股と同じく

縫い代の近くが破れる傾向にあります。

こちらも同じく解体リペアを行ないます。

穴の周辺も生地が弱っているので

広範囲の補強も行ないます。




では、解体します。




画像では分りませんが

持ち出し(ボタンフライ下生地)

比翼(ボタンホール下生地)

も部分的に解体しています。














左右裾は

インシーム(内側)を解体しました。

インシームも縫い代の重なりがある部分で

仕上がりを綺麗にしたい場合は

こちらを解体するのがお勧めです。





リペア方法は 穴埋めリペア が希望でしたが

穴が大きいので多少は傷跡が目立つとお伝えしました。

色が濃いデニムは特に傷を目立たなくするのが

難しいのです。




では出来上がりがこちら




前股






アップ


縫い代部分も綺麗にリペア出来たと思います。







後股







アップ


縫い代部分も綺麗にリペア出来たと思います。











左裾






左裾のインシーム部分

縫い代も綺麗にリペア出来たと思います。









右裾






右裾のインシーム部分

縫い代も綺麗にリペア出来たと思います。








裾はチェーンステッチ仕上げです。

インシームのオーバーロックもやり直ししています。




こちら工賃が

前後股の解体(穴埋め)リペア 8000円

左右スソの解体(穴埋め)リペア 8000円

スソチェーンステッチ仕上げ 1500円

合計17500円(別途送料)


解体リペアはそのままリペアよりも割高ですが

綺麗に仕上げたい時はお勧めのリペア方法です。

よろしくお願いします。






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リーバイス501XX 紙パッチギャラ入り(1955モデル) ビンテージ 股の解体、スソの解体リペアなど、、、

2012年10月26日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。

連日、沢山の問い合わせありがとうございます。

何とか、48時間以内(営業日)に間に合うように返信を心がけております。

よろしくお願いします。



今回紹介するのは大好物のこちら






















リーバイス501XX オリジナルビンテージ!





















バックセンター ループずれ
















両面ビッグEタブ









リベット裏が銅製



これらのディテール検証から

ギャラ入り紙パッチ 1955年モデル ではないでしょうか?




この当時のビンテージを見ていて面白いのは

縫製がアバウトで縫製職人の個性がそれぞれ出ている点です。

作業着メインの時代だから、ありだったのでしょう!





こうゆう曲がり具合だったり







ステッチが落ちてたり


何だか、逆に手作業の味が出ています。



縫製技術が進歩した現代においては

こうゆう部分の再現が難しくなっています。

この縫製を取り入れるとA品とB品の判断が難しくなるからです。

これがアリなのも、ビンテージの特権でしょうね。




とは言っても



こうゆう股の付け根などの

負担が掛かる部分は

極太の糸(0番手?)を使っているのは

XXの特徴だと言えます。

そこはワークウェアとしての頑丈さがあるのは見逃せません。






また、前置きが長くなりました、、、

リペア部分の紹介です




股の破れ









左右裾の破れ










左右前ポケット口のステッチ切れ










解体リペアを行います。





















出来上がりがこちら









アップ























裾はチェーンステッチ仕上げ















ステッチ入れ直しに使う糸は

退色した特注の綿糸を使いました。

リベットのキワまでステッチを入れます。





こちら工賃が

股の解体リペア 6000円

左右裾の解体リペア 6000円(チェーンステッチ仕上げ)

左右前ポケットのステッチリペア 2000円

合計14000円(別途送料)



XXなどの高額ビンテージは解体リペアで綺麗に直すのがお勧めです。


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リーバイス501 レギュラー 追加のハードなリペア(太もも、お尻、後ポケット、裾)

2012年10月11日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


連日、沢山の問い合わせありがとうございます。

まだ、返信出来てないメールが沢山あります。

今日、まとめて行うので 少々お待ちください。


TELでの問い合わせの際は

留守番電話にメッセージをお願いします。

留守番電話にメッセージを残して頂いた方には

後から折り返し連絡をさせて頂いております。


お手数ですがよろしくお願いします。



今回紹介するのは





左右ヒザにリペア跡があります。

私が行うのはその上の部分。

























お尻も一度リペアされています。


周辺の破れを再びリペアします。

ポケットは外して解体してからリペアします。






リーバイス501です。

ちょっと前のレギュラーモデル

古着屋さんでよく見かけるモデルですね。












裾もかなり激しいダメージになっています。



追加のリペアを行う際に必ず、注意事項を言うのですが

元のリペアの上からあて布を被せるので

リペア跡が硬くなります!


ジーンズ専門のリペア屋でない所で直されたリペアは

同じ厚さのデニム生地を裏から充てている事もあります。

その場合は相当硬くなる事を理解しておいて下さい。






今回は全て普通リペアを行っています。


では出来上がりがこちら











穴の周辺も全面補強しています。






脇押さえ部分を解体してリペアしています。








同じく、穴の周辺も全面補強しています。







同じく、脇押さえ部分を解体してリペアしています。


















バックセンター部分は先にリペアでタタキが入っていたので

解体できず、、、そのままリペアです。








ポケットは外して解体リペアです。







こちらのポケットも外して解体リペアです。









右足のかかと  

大変でしたが、何とか形に仕上げました。

伸びきった生地のズレを修正しています。




内側のダブルステッチの巻き縫い部分も解体リペアしたので

仕上がりが綺麗です。









こちらは簡単でした。








でも内側のダブルステッチの巻き縫いは解体リペアです。






最後に裏からお見せします。


白の薄手の生地を充てているのが

私が行っているリペア部分です。

(デニムを充てているのが最初の業者のリペア)






最初のリペアとの隙間を作るとそこから破れてくるので

隙間を作らないように重ねてリペアを行います。






以上

工賃が

左右太ももの普通リペア、周辺補強 10000円

左右お尻の普通リペア、周辺補強 7000円

左右後ポケットの解体 普通リペア 5000円

左右かかとの解体 普通リペア 10000円 

合計 32000円(別途送料)



購入された価格の3倍くらいのリペア代では?

綺麗に直したので大切に穿き続けてください!




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裾のリペア チェーンステッチ

2011年06月05日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクhands-onです。

今回は裾のリペアです。

リペア前がこちら






裾は解いてからリペアします。

チェーンステッチは一箇所解れると連鎖して

全てが解れる縫い仕様なのです。

(引っ張る糸と向きが決まってますが)

なのでチェーンステッチは部分的な使い方に向いていません。

入れ替えるならば、全て替えた方が良いです。


リペア後がこちら





ステッチ跡よりも少しずれています。

ベースの生地をタタキリペアしたときの生地ズレが影響しています。

表と裏を一致させるのが難しいんです。




ちなみに

逆側のタタキリペアしていない方は





ほぼ一致しています。

チェーンステッチの入れ直しのみでしたら

このくらいのレベルは出来ると思います。


こちら、工賃が3000円

やっぱり、ビンテージジーンズにはチェーンステッチが似合う!




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リーバイス501 66初期 ビッグE

2011年05月29日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはジーンズリペア&リメイクhands-onです。

今回はビンテージジーンズのリペアです。

個人的に好きな分野なので商品を見てるだけで楽しいです。

リペア前がこちら








裾がザックリ割れています。

内側もロックが解れています。



ちょっとディテールをチェックします。


トップボタン裏に6の刻印が



赤タブは大文字のE

という事で66モデルの初期型のビッグEですね。

グッドコンディションです。

これは直して履かないとモッタイナイ。



リペア後がこちら




アップ

ロックは解れた所を入れなおし



内股のシングルステッチはコバの3ミリ位を狙っていきます。

ピッチはやや大きめにしています。



裾上げはもちろんチェーンステッチで

元々あった縫い跡をトレースしていきます。

縫製糸はオリジナルに従って、スパン糸を使ってます。

こちら工賃が3000円



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トータル6500円のリペア

2011年04月11日 | ジーンズリペア 裾

こんにちはhands-onです。

昨日のテニスの試合で、足を軽く肉離れを起こしてしまって

体力の衰えを感じています。

筋力トレーニングが必要かと思う日々です、、、

今回はビンテージジーンズのリペアです!

リーバイス501 66後期モデル。

僕が最初に買ったビンテージは66前期モデルでした。

66モデルは個人的に好きですね。

こちらがリペア前


股の付け根






ボタンホール





スソのほつれ




リペア後がこちら



股の付け根






ボタンホール




スソのほつれは
途中段階お見せします。


解体してベースの生地のタタキ
マイクロステッチで強度をつけます。



アップ





チェーンステッチで裾上げ




表から

元々入っていたステッチ跡を狙って、ずれないように
慎重にステッチングします。



今回は上手くいきました。

タタキリペアの段階でベース生地が歪んでしまう事もあります。

毎回、必ず上手くいくとは限りません


股のリペア 500円

ボタンホール4つ 2000円

スソの直し 4000円(チェーンステッチ仕上げ)





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