花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

Deal with it 

2006-03-19 16:07:20 | Weblog
今日もWBCの話題から・・・
只今8回終了で、我が国日本が6点のリード。
スタメンから外された、PL学園出身の福留が、ライトスタンドに先制のツーランホームラン。
勢いに乗って、打者一巡の大量得点!ビッグイニングになった。
昨日のイチローが目をギラつかせてこう言った。
「ボクらはプロですから。本当は勝つだけではいけないんですけど、あすは何が何でも勝ちに行く」
普段から、プロである以上魅せて勝つことが美学のイチローが、日本を背負って何が何でも勝ちを奪いに行く。
そんな必死な姿に、ぼくだけでなく多くの人が勇気つけられたことだろう・・・

いつの間にか・・・「勝つ」ことのこだわりを、心の奥底に仕舞い込んでいた。
怒りのパワーで、負けず嫌いのパワーで、歯を食いしばって、感情を剥き出しにして来た男なのに、本音を隠し、COOLを装い、作り笑顔でその場を回避してきた。
いつからそんな男になったのだろうか・・・
我慢がいけないとは言わない。
生きる上で、我慢をしなければいけない事の方がきっと多いはず。
でも・・・本当にそれで上手く行っているのだろうか
感情を剥き出しに、闘争本能を撒き散らした男イチロー。
彼もまた、日の丸を背負った「侍」なのだろう。
戦いの場を海外に移したことで、今まで以上に日の丸を背負っている。
背番号89番の王監督を、世界一の監督にしたいと、イチローは自分の為だけでなく、王監督の為、そして日本の為に戦うことを誓ったのだ。

「Deal with it」

アメリカのスラング。

「黙っておれを見とけ!いい想いをさせたるから」
そんな意味だそうだ。

魅せる野球を追及するイチローが、己の美学を捨ててまで、日本の勝利を誓った。
遠いアメリカの空の下で、大きな花を咲かせた男に、会場中から一声にブーイング。
最大級のブーイング。
オリックスブルーウェーブに、ドラフト6位で入団。
ドラフト6位とは、球団側からすると、化けて儲けものの順位らしい。
ピッチャーで入団したイチローは、振り子打法でメキメキとはいかず、泥水を啜る時期を過ごす。
そして運命の出会い。
仰木彬監督が、ドラフト6位の鈴木一郎を、「イチロー」に変身させた。
新免武蔵が、姫路城の天守閣で、宮本武蔵となったかのように、世界に羽ばたくきっかけをモノにした。

アメリカの地で、イチローは常に「Deal whih it」を叫び続けているのだろう。

もう誰に遠慮するこもない。
もう誰に屈することもない。
もう誰に媚びることもない。

花師はHANASHIとして、己の道を貫き通す。
生きるために、守るべきものの為に、生き方にそぐわないモノを創ることもあるだろう。
でもそれをいい訳にして、逃げるつもりも毛頭ない。

今こうしている間に、王JAPANが6対0で勝利した。
喜びを隠し切れない世界の王。
王監督の為に、イチローは立ち上がった。
花師も守るべき大切なものの為に、今立ち上がる。

「Deal with it」

黙っておれを見ろ!ええ花を魅せてやるから・・・











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