花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

お墓参り代行サービス

2008-06-12 18:31:16 | Weblog
チャドクガ発生したツバキの木を伐採。
その時注意しなければならないのが、チャドクガの生き残りがいるかどうか?
幸いに生き残りはなく、すべて退治したのですが・・・
死骸が干からびて残っていた!
あれだけ注意して取り払ったのに・・・
慎重に死骸に触れないように枝を落として行く作業を繰り返す。
首筋に違和感がある。
手首にも違和感を感じる。
慌てて家に帰って石鹸を泡立ててシャワー!
身体を拭いていると・・・小さな発疹を発見!

やられた・・・

死骸に触れてしまったようだ!
薬を飲んで薬を塗って処理はしたものの・・・未だ手首は痒い。

チャドクガ恐るべし!

死んでもまだ衰えぬ殺傷能力!

チャドクガとの戦いはまだまだ続く・・・

さて、チャドクガの事なんてすっかり忘れて、話題をガラリと変えます。
最近HPからのご注文で、少々気になる事がある。
それは年配の方からのご注文が増えてきたって事。
インターネットが手軽になった証拠なんでしょうか?
それとも当たり前になり、年配の方のニーズにあう商品があるのでしょうか?

花師の店では、このブログでも何度も紹介しておりますが、「お墓参り代行サービス」なんてのがあります。
こちらへのアクセスが増えてきております。
昨日も、チャドクガにやられて店に戻ってくると、HPからメールが届いておりまして、内容は「お墓参りの代行サービス」。
遠方だとなかなか行けないんですよね。

お墓参りだけで、高い交通費は使えません。
「代行」というと、なんだか聞こえが悪いかもしれませんが、時代時代にあった方法があります。
全く気にも留めずに、ほったらかしにしているよりは、随分と素晴らしい事だと思います。

メールをして頂いた方は年配の方で、ご丁寧なメールの文字から、その人柄が映し出されています。
細かな地図をFAXして頂き、本日早速お墓参りの代行サービスへ行って参りました。

この仕事につく前には、様々な仕事をした経験を生かして、藤井寺・羽曳野なら、大体の場所がわかります。
羽曳野にある大きなお寺の中のお墓に代行。
あとはそのお墓に辿り着くまでの地図さえあれば、なんとも簡単まものです。
ただ・・・同じようなお墓が立ち並ぶので、なかなか思うようにはいけませんおで、あらかじめ細かい地図を頂いているんです。
通いなれたお墓ならいざ知らず、他人様のお墓を探すのって結構大変です。

それでも細かい地図のおかげで、すんなりお参りする事ができました。

車を駐車場に停めたそのすぐ横に、小さな階段があり、その階段に紫陽花の花が満開に咲き乱れる。
なんとも素敵な風景です。

物騒な世の中に、羽曳野とは思えないのどかな場所で、雨上がりの晴れた瞬間、
階段脇の紫陽花をパシャリ!

チャドクガからお墓参りの代行。
そして明日はブーケ作りと・・・ほんま幅広い花屋です。

お墓に行く途中、ガレージの工事を依頼されているので、採寸しにちょっと寄り道。
どこまで行くか・・・
自分でもなかなか楽しみな今日この頃です。

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2 コメント

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Unknown (事務員)
2008-06-13 12:24:01
「お墓参りの代行サービス」って遠方の方にとっては、いいですよね。
我が家の場合、奈良(それも大阪との境目)に父のお墓があるので代行をお願いすることはないのですが。
基本的に月の始めの日曜日は妹が、中頃の平日に母が、月の終わりの日曜日に私が行ってます。
車が無い時は国分駅まで自転車で行き、そこから送迎バスに乗ります。
夏は行くたびにお花は枯れていますが、冬はまだまだ綺麗なお花が残っています。でも次に行くまではもたないし…ってことで交換します。
勿体ないです。どうにかできないものでしょうか?
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まずは・・・ (花師)
2008-06-13 17:20:04
>事務員さん
「勿体ない」という考え方をなくしてください。
亡くなった方には、何もしてあげる事はできません。
せめてもの形として、お墓参りにお花をお供えするという習慣が、日本にはあります。
お花は亡くなった方へのものです。
枯れたからといって、「勿体ない」では、ちょっと可哀想やないですか?
お花がお供えされて、きっとお父さんは喜んでらっしゃると思います。
それでいいんやないでしょうか?
生きるには食べないといけないように、亡くなった方にはお花を。
こんないい文化、ええと思いませんか?
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