花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

花まんまとカイガラムシ

2006-10-22 17:34:33 | Weblog
いつの間にか観葉植物が増えてきた。
季節外れの観葉植物フィーバー?
だからといって、飛ぶように売れるわけでもなく、ボチボチ売れるわけでなく・・・
ちょっと配置を換えだしたら、観葉植物の溜まり場になってしまった。
これも熱のせいか?
体がちょっと火照ってる。
しっかりとした判断が出来ない。
頭がボ~っとする。
今日も早く寝ることにしよっと。
でも・・・日本シリーズも観たいしなぁ~

話を元に戻すとする。

観葉植物に「カイガラムシ」なる白い虫が異常発生!
コイツがなかなか気持ち悪い。
真っ白な身体に手足のような毛が生えていて、微妙に動いている。
指先で潰すとネチャネチャして気持ち悪い。
潰しても潰してもどこからともなく沸いてくる。
ほんま「湧く」って言葉がピッタリのカイガラムシ。

カイガラムシ1匹いるだけで、ドンドン卵を産んで増えるそうで
これを駆除する方法は、小まめにブラシなどで潰しつつ取り除く。
そこに止めとばかりに、カイガラムシ退治に「ボルン」というスプレー式の殺虫剤を噴射!
これがなかなかの効果で、カイガラムシは茶色くなって落ちていく。
「一寸の虫にも五分の魂」というけれど、野放しにしてると植物がやられてしまう。
殺生なしで生き抜くことは難しい。

先日タイル屋職人の家に遊びに行ってたら、天井から一匹の蜘蛛が下りてきた。
ここで学のある物ならば、芥川龍之介の「くもの糸」と比喩するのだろうが、口を揃えて出たのは「スパイダーマン」。
なんとも呑気なことである。
そこでみんなが早く始末しろ!って目線でタイル職人を見る。
でも気の優しいタイル職人は、紙を下敷き代わりにして外へ逃がそうと手を伸ばす。
その瞬間、助けてもらえるはずの蜘蛛が飛び掛かってきた。
間違いなく、助けを差し伸べた手に牙を爪を立ててきた。
タイル職人も思わず手を引く。
そんなやり取りの中、最後はやっぱりタイル職人は逃がしてあげた。
殺生をしない男。
襲われた時、条件反射で間違いなく息の根を止めてたと思う花師は、正に極悪人。
きっと地獄に落ちて、ケルベロスなる2つの顔を持つ大きな犬に噛殺されて、瞬く間にうんことして排出され、また人間の姿に再生されて、ケルベロスに見つかって噛殺される。
そんな地獄を体験するのだろうと、今から覚悟を決めている。

負け惜しみでもなく、のんびり暮らす退屈な天国というところよりも、血の池地獄やら、針の山地獄やら、アトラクションに飛んだ方が、退屈しなくてすみそうだ。
何回も言うけど、負け惜しみではない。
退屈な世の中なんてクソ食らえ!
こんな事を言うてるから、ケルベロスのクソになって食らわれるのだろう・・・

観葉植物の話しから、とんでもない方向へと脱線したが
いつもの事なので気にしないように!
なんせ日本一!コメントしづらい花屋のブログなのだから仕方が無い。
自分でも言うのもなんやけど、ほんまにコメントの少ない、キャッチボールの出来ないブログ。
始めた頃は、この場をお客様とのキャッチボールの場としたかったのに・・・
いつの間にか「語り」のブログになってしまった。
それでも我慢して、40人~50人の方々は、毎日毎日読んでくれている。
有難い事です。

漫才師の「メッセンジャー黒田」さんが、『花まんま』という本をめちゃくちゃお薦めしていた。
そんなことにはめっぽう弱い花師。
早速購入して読んでみよう。

偶然にもその本のタイトルは「花」が入っている。

これが偶然なのか、必然なのかは知る良しもない。
タイトルだけで想像すれば、どうやら「ごはん」の話しのようだ・・・

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