花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

自分を信じると書いて・・・

2007-08-16 18:20:38 | Weblog
ドッジボールを通じて、子ども達となにやら接する事の多い花師です。
監督と偉そうな立場ではございますが、子どもたちに教えられる事の多いこと多いこと!
ほんま毎日が目から鱗です。

アホらしいと笑い飛ばす事は簡単なことです。
でも、それをひとつひとつ真剣に受け止める・・・まさにプロレスですが、それをする事によって心が打ち解けていきます。
アホらしい文句か相談かわからん話しの中に、心をグサリとぶち抜かれる言葉なんて、数え切れないほどです。

でもいつの間に・・・心を打ちぬかれるなんて感情が芽生えたんでしょうか?
今までやったらきっと、心を打ち抜かれることなんてなかった。
子ども達と触れる間に、次第に心が洗われたんでしょう。

こんな一説が漫画「バガボンド」に載っておりました。

柔らかくなるのは自信
固くなるのは気負い
自分を信じると書いて自身
自分を取り巻く空気までを信じられるようなれば、何も怖いものはない。
この柔らかい空気 そのうち空気は相手を包み込む・・・

こんな感じのことが書いてあったと思います。
*間違ってたらゴメりんこ

ドッジボールだけでなく、相手に頭を下げて教えてもらう。
人生死ぬまで勉強とはこのことです。
敵であろうが見方であろうが、知らなければ素直に教えてもらう。
そんな素直な心にきっと、今まで見たこともない道の扉が開くんでしょう。

大人ぶってたって何もできません。
ボールを必死になって追いかけるその姿に、忘れてた事を思い出さされます。
「柔らかくなるのは自信」
子ども達と出会ってなかったら、きっとこんな気持ちにはなれなかったことでしょう。
花を活けるのも、この気持ち・・・ゆとりがなかったら、生きた花を活ける事なんて出来ません。

子どもも花も、自分の心を表す「合わせ鏡」そのものです。

偉そうに子ども達に話しかける自分自身は、きっと合わせ鏡の自分への言葉なんでしょう。

声を出せ
感謝を忘れるな
あいさつをしろ
笑顔は?
負けるな!

仕事をほったらかしにしてドッジボールなんて、呑気な事だと笑ってください。
お金では買えない、めちゃくちゃ大事なものを貰ってます。
だからこそ、自分のことを差し置いて生きていけるんです。

行き詰った時に声を出す。
親が居てくれてるから、店を任せれる事に感謝し。
誰にあってもこちらからあいさつをし。
ニッコリ笑顔でピンチを乗り切る。
己に負けない強い心。

素晴らしい時の中を漂っている事の心地よさ・・・

彼らが居てくれたからこそ今がある。
この夏1番熱い夏に、改めて教えられた夕暮れ時。

笑う門には福が来る。

その笑顔が近い未来に、きっと柔らかな空気で包み込む・・・


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