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花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「あずかりやさん 桐島君の青春」 大山 淳子

2016-11-26 21:09:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


一日100円でなんでもあずかります。そんなあずかりやさんシリーズの第二弾はサイドストーリー的なお話?時系列では前作よりこっちが先ですね。

前作の感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4354.html

良い話です。ちょっと切なかったり、でもやっぱ優しくて・・・癒し系でほわっとします。シリーズだけどこれだけ読んでも大丈夫な作りです。

面白かったです。

くそさみい・・・

2016-11-25 22:54:00 | 食い物の話とか
なんかすっかり冬。明日は大分マシらしい。

バリエーションに富まない晩飯で

野菜も肉も大量摂取。


窓を開けた瞬間に部屋にハエが闖入。蛍光灯周りでぶんぶん言って、まさに五月蠅い(11月だけどね)。殺虫剤なんて無いので・・・

根気が要ったが、追い詰めていけば徐々に動きが鈍くなり・・・最後は粉まみれで床に落ちてモジモジ、そこを撃退&回収。何とかなるもんだな(笑)


さて・・・水曜休みだったし、体感的に早めに週末来たっ!!もちろんまずは爆睡する。

「よっつ屋根の下」 大崎 梢

2016-11-25 22:38:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


職場で上にたてついて、左遷になった父。移動先の調布へ家族と一緒に行きたがる父。頑なに東京での生活にこだわる母と妹。父にキレる母方の祖父母。そんな中、小6の僕は父に付いていくことにしたんだ。そしたら、新たな生活を始める場所はあまりにも田舎で・・・そんな2手に割れて生活を始める家族のお話??

なんというか・・・優しいから?すごーく読み易くて、一気に読めます。それでいて、結構メリハリも程よく効いてて、ミステリィでは無いながらそれ的な仕掛けも小さく各所に仕込んであって飽きないし・・・きっちり中にも入れる。普通の「イイハナシ」系な小説な気もするだけど・・・なんかそれだけじゃないと言うか、ほど良く自分のツボに入ったと言うか・・・各登場人物も良い奴らで・・・


(妙に)非常に面白かったです。

「セイレーンの懺悔」 中山 七里

2016-11-24 21:28:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


不祥事連発で危機的な状況の帝都テレビとその報道番組「アフタヌーンJAPAN」。起死回生には特ダネと、里谷太一と朝倉多香美の師弟コンビ。そんな中、誘拐されていた女子高生の「顔を焼かれた」惨殺死体の発見現場に立ち会って・・・特ダネすっぱ抜き。ここを足掛かりにと、さらに班員らしきグループを独占補足。その主犯と思われる少女は、なんと数年前に起きた「小学生連続レイプ事件」の被害者だった。しかし、そのすっぱ抜きは・・・って感じですか??


報道の正義と詭弁の合間で悩む若き女性記者の葛藤を描きつつ、終盤の展開はもう期待通り&お手の物の安心構成。ミステリィとしてフェアだし、ただトリッキーなだけでなく物語として意味があるのがやっぱさすがと言うか、いい意味でいつも通りで・・・しかもマンネリ感が無いのは、なんでだろ?ああ・・・で登場人物達がみんないい味出してるのもいつも通り。

面白かったです。非常に・・・かも・・・