「文豪Aの時代錯誤な推理」 森 晶麿

自死を遂げたはずの芥川龍之介、目覚めたらそこは羅生門の下。自分の小説の登場人物を名乗る胸の肌蹴た女盗賊に未来の地獄絵図を見せられる。その中で妻に良く似た好みの女性が、ハサミで胸を突かれ殺されて・・・これはお前の小説のせいだと言われる。そんなのはおかしいと言えば、挽回の方法があるとか・・・そしたら龍之介はいわゆる「現代」で茶川龍之介(ちゃがわたつのすけ)として蘇っていた？？？ 刺されるはずの女＝芥川マニアだった＝を家政婦として雇ったが、何やら頓珍漢な二人の生活が始まり・・・さて、運命は変えられるのか？？？　と言う感じだったかと・・・


ファンタジィでコメディでミステリィ。コメディ部は大分ラブコメともいえ、そのテンポの良さがなかなか気持ち良いです。そして・・・なんだかだいぶ好きだな・・・

非常に面白かったです。