花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

バルセロナで食ったもの

2006-02-08 22:55:04 | 食い物の話とか
ヨーロッパと言えばどうやら生ハムらしい。ほぼ毎朝生ハムづくし。サラミまで生だ。最初はリッチな気分だったが、生ハムって食い続けるとかなりしょっぱい。味覚が下品な花男は何度も言ってる様にどっちかと言うとしょっぱいのが好きなのだが、それでもやっぱしょっぱいなあ。でバルセロナの朝飯である。

この中に「ハモンイベリコ」とか言う有名らしい生ハムも含まれている。実はこれは他の生ハムほどしょっぱくなかった。で、味の方は発酵が強いのか結構癖はあり。実は個人的には多少違和感のある味だなと思ったのだが、慣れたら癖になりそうだとも思った。

昼はお客さんとビジネスランチ。日本人2名、イギリス人1名、スペイン人4名(うち英語しゃべれるのは一人)と言った構成でランチに望む。で当然、まずお約束の飲み物を聞かれる。「シェリーにするかビールが良いか?」・・・・酒しか選択肢ねえのかよ!?じゃあっつう事でシェリー酒を頼む。

でもって、食い物で最初に出てきたのがこれ。

トーストに「ぐにりぐにり」っとトマトを擦り付ける。そこにオリーブオイルをたらして軽く塩を振りいただく。これがなかなか美味い。

そしてアペタイザー。

左から・・・やはり生ハムである。ここで出たのは普通のしょっぱい奴。でも結構美味かったな。生ハムの上に載ってるのはホタルイカ大きさのイカの揚げた奴。こいつが結構美味い。あとシラス見たいなのを上げた奴もあり、その中に10匹に一匹くらいの割合で小エビが混じっている。

右側はしし唐っぽい奴の素揚げ。味はまさにしし唐で、何本かに一本辛いのが混じってる所まで一緒だ(しし唐より辛い奴の確立はやや高い気がする)。アペタイザーと同時に赤ワインが注がれる。皆さんガンガン飲みます。えーと・・・俺はこの後飛行機で移動だから良いが、あんたら事務所戻って午後の仕事じゃねえのか?花男はこの時点で既に顔が赤い。でもってこの段階で既に1時間は経過。

そしてようやくメイン。魚料理を頼んだ。

美味かった。魚種を確認したところ、どうやらスズキらしい。そういや刺身くらいしか食ったことねえ。高級魚GETである。結構オイリーではあるが、オリーブオイルベースのせいか意外にすっきりしていた。付け合せのトマトも良い感じ。アメリカで食ったの魚料理はどれもくどいソースの味で、素材の味を生かしたものに結局出会えなかったが、こいつは素材の味で勝負っつう感じで日本人でも楽しめる。

そしてデザート。

何種類か持ってこられたデザートの中からレモンタルトをチョイス、エスプレッソと一緒にいただく。しかしみんな食うのかと思ったら、デザート食ったのはイギリス人と日本人二名の三人のみでスペイン人は誰もデザートを取ってない。ドイツでもフランスでもみんな当たり前の様にデザートを食っていた気がしたが、スペインの男どもは甘いものなんか食ってられねえって事か?

そしてまた酒

食後用の酒らしいが(デザートワインならぬ、デザートスピリッツとでも言うのか?)・・・白い方も黄色い方も非常に甘ったるい。酒なら甘いのOKなのか?そしてかなり強い。40度位かなあ・・・みんな今から仕事・・・だよね・・・その前に車で戻る・・・よね?まあアルコールの分解酵素の量が日本人とは違うのだ。

と、二時間強の昼飯を終え(我々の飛行機の時間があったので・・・本来こういうランチはもっと長いらしい)、一度客の事務所へ戻り空港へ。でパリ行きの飛行機を待つ間エアフランスのラウンジでダイエットコークを飲みまくったのがこないだの記事。

バルセロナ編はこの辺で。と言うことでパリで食ったものもそのうち。

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