映画は渡米調度した頃で見てなかった。で、実は「ゼブラーマン」はスピリッツでも連載してた(映画のほうが先)。で、その頃調度スピリッツはアメリカまで取り寄せて読んでたのだった。最初はとっつきにくかったけど、最終的には結構好きだった。でもってマンガの原作=映画の脚本は宮藤官九朗。今の所"クドカン"作品とは相性が良い。じゃあ改めて見てみますかと言うことで購入。
マンガとは多少設定とかが違うが(あ・・こっちがオリジナルか・・・)、基本線は一緒。泥臭い、人間臭いヒーローが主軸。主人公は哀川翔。マンガの主人公のキャラからは想像も付かなかったけど・・・いやあ、哀川翔のだめっぷりも良い。自作のゼブラーマンの衣装で部屋で暴れる痛い姿とか、そのカッコのままジュースを買いに行くちょっとした冒険・・・良い。そして最後は運命を切り開くために・・・ちゃんと白黒つけてくれたしね。その辺きっちりヒーロー物である。バイクを買いに行く金を取りに来た時の親子の会話(?)も良かった。2010年の防衛庁は何故銭湯?敵の"怪人"のキャラのチープさも漫画以上に際立つ。地球侵略をもくろむ宇宙人が妙に可愛い。
残念なのは・・・鈴木京香は嫌いではないが個人的に"エロさ(他に良い言葉が思いい浮かばん・・・)"を感じないので・・・あの役所にはどうかと。「浅野さん」の母親には主人公が不覚にもチンポ立ててしまう必然があるのだ!!でもまあゼブラーナースとか痛くて面白かったし・・・焚き火に当たりながら哀川翔にもたれかかるシーンとかは良かったから・・・まあ良いか。
マンガの方は映画の尺じゃ表現できなかったディテイルを表現したくて企画した・・・と言うのはかんぐりすぎ?病的な人間ドラマ度ではマンガの方が上だったけど、映画は映画として、「大人の見るヒーロー物」と言う事で面白かったです。
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