殺人現場に死体と共に残されていた、精神疾患をもつ容疑者内尾の・・・国選弁護士として弁護を引き受けた「私」。既定路線で自白もでっち上げ、有罪路線で突き進む警察⇒検察の流れに、小馬鹿にする喧嘩の売り方で懲戒処分==>1年間の業務停止・・・停止明け、依頼をもち訪ねてきた美女によって、物語は暴走し出す・・・事務所で倒れていた大男と酒を飲み交わし、心神喪失でその後無罪となった内尾の死体と対面し、殺人罪で逮捕され、なんかいろんな陰謀を追いかけたりして・・・？？？そんなですか？？？
徹底した小馬鹿にした系洒落たセリフ(ハードボイルド？)の連続がホンの少しだけ邪魔くさかったりする瞬間もあったりするけど・・・緻密なストーリーと主人公のアナーキーぶり(弁護士なのに・・・)と味のあるキャラクター達の活躍で結果なかなか素敵な作品に仕上がってると思われます。続編はあるのか不明だが・・・出たら買うな。
面白かったです。
追記：あ・・・amazonで見たらもうとっくに続編出てる・・・買お。