「これはあなたの子です。大事に育ててください・・・」と・・・突然赤ん坊を押し付けられる当人が男なら、定番。でもここではその当人が女性である・・・元新聞記者、現在フリーライターのキャリアウーマンが突然産んでもいない「自分の子?」を押し付けられる。そうか、これはあの時の・・・押し付けた人間を追う主人公と、それに平行して起きる殺人事件の関連は・・・そんな感じなお話ですか?
設定が秀逸・・・でも、何故か読むのに凄く時間がかかったのは・・・なんで?多分、何と言うかとても「折り目正しい」ミステリィ小説です。自分の現在の体調とか精神状態が若干この折り目正しさについていかなかった部分があったかも・・・でもラストすっきりで読後感も良く、良い小説だと思う次第・・・今はもっとポップなのが体調・精神状態に合ってると言う事の模様。
そんな感じでした。