花餅屋廼徒然書附帖

歌舞伎の世界に魅入られた男の、余りにも刺激的でグダグダ過ぎる日々…

宮入以降は…簡単に…事実を述べよう!

2008年10月21日 02時35分35秒 | 徒然とお出かけ…
で、以って宮に向かう…近道を通って…正規ルート(苦笑)は、情緒があっていいのですが…混雑も予想される…と言うかぁ…。
まだ先程馬場を発った三台の屋台がゆっくりゆっくりと進んで行くので…先廻りしようと言ったお話です(苦笑)

で…テクテクと歩いて…宮へと続く一本道、畑の中の畦道の様な感じの…車一台が漸く通れる位の道を歩いて行くと…追いついてしまったよ…花餅屋の総領の伯父さんとお寺のご縁さん…(汗)
鳥居大前の一角のみが広くなっている…此処でもチョーサを繰り広げるからでしょうが…もう人だかりになっている…。
今、鳥居大前では二台の屋台が練り合わせをしている…。
境内には…既に宮入を終えた壇尻と、二台の子供屋台が…定位置に据えて、此れから行われる五台の屋台の宮入を今か、今かと待っている状態だ…!
私たちの住んでいる地域とは別の地区の屋台が二台、先に練っている。
今回は其方に輪番が当たっていて、先に宮入らしい…。
と言っても…輪番制を敷く以前のスタイルは、こうだったのですが…まぁ、民主的と言うか…昔の村通しの格を表すようなことをしないといったお話で…輪番に当たる地区の屋台が一番に宮入を果たす…。
其処に従兄弟が現れて…少しウダウダと…彼は勿論、我が本籍地の地区の屋台を担ぐわけですが…先に宮に来たみたい…。
鳥居大前にて練り合わせをしていた二台の屋台が其々に宮入りして行く…私も其れに附いて鳥居を潜って…境内へ…!
先ずは拝殿に赴き…お参りです。
で、いい場所を探して…祭り見物と決め込みましょうか(苦笑)


二台の屋台がグルグル廻る…。
拝殿大前と鳥居の手前で其々チョーサをして…互いに合わせ、且つ競い合うが如く…。
此の地区は屋台が二台なので…境内を広く使っての宮練りを繰り広げる…。
結構と見せ場があります…。
其々の屋台の練り方に乗り子の掛け声…色々と違いがあって、観ているだけでも…いや、聴くだけでも面白いものですよ♪

境内での時計廻り三回転半の七回に及ぶチョーサを終えて、其々が定位置に屋台を据える。
其の頃には、もう次の地区の屋台が鳥居大前にてチョーサと練り違いを始めているのです。

で…境内が一瞬、静かになる…続いて此れから行われる三台練りを待っているかのように…。

宮入が始まる…此れから長い練り合わせへと突入ですっ!



拝殿大前に張られた注連縄…結界の際際にまで進み出てのチョーサ…息を止めて魅入ります。



砂埃を巻き上げて宮入りして来ます!
しかし、これがまたカッコいいのですっ!!




三台の屋台が次々と宮入を果たして…拝殿大前ギリギリまで近附いてのチョーサです。

   

三台全てが宮入を終えると…此処からが別名『巴練り』とも呼ばれる三台練りが始まる。



三台の屋台が時計廻りに…此れは神道的に見てもチャンと合致している廻り方です(汗)
先程…宮入を終えた二台の屋台と同様に、三回転半します。
都合…チョーサを七回…拝殿大前にて三回、鳥居手前にて三回、最後に拝殿大前にて締めのチョーサをする…まぁ、宮入前にも鳥居大前にて一回転半、三回チョーサしていますから…。
一連の宮入に於けるチョーサは10回かぁ…すごいよ。

約一時間…宮入&宮練りに費やす時間…いや、此の巴練りの時間ですよ…トータルに亘ると…何時間になるのか…?どうだ?

宮練りが終わって…其々の屋台が定位置に据えられて…次なる祭事を待つ…。
此れからは、神社としての祭事となる…そう、御神輿の還御となるのです。
今年は御神輿を新調したらしく…いや、しています…綺麗に綺麗に輝いています。
と…言っても、余りにも畏れ多いので…デジカメには撮っていません(汗)
いや、はじめ…馬場では撮ってみたのですが…どうも、シックリ行かない。
で、即削除しました。
…宮に還御の際に今一度と…考えてみたのですが…どうも、やはり…諦めました。
何故か…御神輿は無理そうです。

と…言うのも、今まで鳥居の中…神社の境内…結界の内にいたのですが…。
一旦、外に出たのです…鳥居の外に…其の途端…っ!
グキッ!
腰が…腰が…あぁ(涙)
ぎっくり腰か?一瞬の事です…動けない…。
倒れそうになるのを…ほうほうの態で…其の場から離れよう…。
鳥居を出た途端だよ…直ぐに来るか?
其のまま人を掻き分けて…鳥居の横の玉垣にもたれた…。
取り敢えず…背中を…背筋を伸ばして、玉垣に身体を預けて、此の痛みから逃れよう…。
背中に、腰に…両手で叩く…応急でもいいから、戻れ、元に…っ!!!!
やはり、コルセットを取りに帰るべきだった…。
痛み止めを飲んでこなかったし…ホンマ、アホや。

此のまま動けないと…どうなるか…家までは遠いし。
また誰も近くに知り合いはいない…携帯で家に電話して、迎えに来てもらおうか?
其れもカッコ悪いしなぁ…(涙)
そうこうする内に…痛みが引いていく…何とかなりそうだよ…。
と、思っていると…玉垣…花餅屋宗家の玉垣の場所だったよ…私が持たれていたところ…因果か?

まぁ…御神輿は撮らないでおこうか…と、思いましたよ。

家に戻る…カクカクシカジカと神社での一件を話して…取り敢えず寝転ぶことに…。
あぁ、気が附いて…おばあちゃんに湿布薬を貰う。
背中と腰とに、貼りまくって…無理をしないで…休んでおきましょう。

で…夕食だと言われて…起きる。
お昼に食べきれなかった物をメインに、またまた食べだす。
しかし…食べ過ぎだよなぁ。

其れから結構とウダウダが続く…。
従姉妹も現れて…世間話に…昔話。
こう言った話をしていると、流石におばあちゃんは元気そのものだ。
途中で、頭がフラフラすると言っては…ベットにて転ぶが、また起きて来て彼是と…。
時間を見る…どうしようか?
もう帰ろうか?其れとも…屋台が帰って来るのを待つことにするか…?
去年は、叔父さんたちと神社に行って、屋台の宮出しを見て、其のまま帰りましたが…。
いやぁ、初めて見ましたもの…夜の神社での宮出し…壇尻から始まって…宮入と同じ調子で順次打ち出していきます。
流石に短縮バージョンですがね(苦笑)
で…どうしよう?
もう腰も大丈夫だし…たぶん(汗)
じゃぁ…行ってみようか?
今回の祭り、馬場にも宮にも行っていない母と一緒に宮に向かう…。
しかし、時既に遅し…だいぶんと時間通りに祭が進んでいるのか?
宮に向かう途中で、帰って来る屋台と出会う…三台が連なって…帰って来る。
其々にギャラリーがたくさん附き纏っている…。
まぁ、帰って来ると言っても…道中、要所要所でチョーサを其々するので…まだまだ時間の余裕はありそうだ…。
折角此処まで来たのだから…神社に行こうかと…。

祭りの後の静けさって…後の祭りとはよく言ったもので…つい先程まで此の場所で繰り広げられていた祭りが想像つかないくらいに…静まり帰っている。
神社の外も、中も…片付けに掛かっている露天商の方々…。
神輿殿も扉が閉められ…新調した御神輿を見たがっていた母は…残念でした。
拝殿も…格子の扉が下ろされていて…まぁ、お参りだけは致しました。

神社を後に…先回りして…家に向う。
先頭を行く屋台が馬場の手前にて停まって、最後の別れのチョーサ(此処では掛け声のみで、差し廻しはしない)をしている。
其の横をすり抜けて…家に戻る。

家に戻って…ゴソゴソいていると聞こえて来ました…太鼓の音が。
朝と同じように、おばあちゃんの家の前の交差点にて、三台の屋台が其々に、掛け声のみですが…チョーサをするのです。
まぁ、チョッとした見所です。
近隣からゾロゾロと人が集まって来る…。
おばあちゃんも、馬場にも宮にも行かなくても、此の場所にて屋台を見られるのだから。
このときだけは一等地です♪

其々の屋台がチョーサを終えて…掛け声のみですが…交差点を離れて…此の両地区の境界となる橋の手前にて台車から屋台を外す…さぁ、此処での最後のチョーサでっ!



露出がねぇ…三台連なっているのですが…見え辛いなぁ(汗)
此の場での三台練りを観て…帰る支度を始めました。
此の後も…まだまだ最後の練り合わせが…あるのですが…もう、其処までいたら長くなる。
気持ちは、観たいのですが…帰りに姫路の伯母さんの家によることになっているので…もう、出発です。
おばあちゃんに挨拶をして…其のまま出発しました。
午後10時前です。
姫路の広畑の伯母さんの所によって…押し寿司にシャコに…渡して。
伯母さんの地域も祭だったので、おばあちゃんの所に来れなかったので…伯母さんは、自治会の役をしているので…其方の手伝いで…如何せんことですよね。

で…日付が変わる前に帰れるかなぁ?とか言って…伯母さんの家を出たのです。
で…家に到着…東大阪の我が家には、午後11時55分頃?
ギリギリ日付が変わっていません…と言うか、飛ばしまくったか?
いいえ…安全運転のつもりです(苦笑)

あぁ…此れで、今年の祭も終わりました…。
色々と心に思うことが多々とありましたが…まぁ、また機会があれば…(汗)


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