ハナコマルまる二重丸

猫の事&競馬の事&独り言かな

いろいろと整理してきました。

2021-06-24 14:50:31 | 

車社会とは無縁の生活の我が家は車がありません。(2台止められる駐車スペースはあるよ)

そんな我が家は、兄ちゃんが亡くなって、何が大変だったかと言うと・・・・・・

葬儀の会場までの交通手段です。

 

ペット斎場って、千葉(特に船橋近辺)は不便な場所に多くあります。

今まで、ハナコやチャコの時に世話になったペット斎場が、コロナの影響で家族のお迎えが無くなった事。(ペットだけお迎えに来て、後ほど遺骨を持ってくるとのこと。)

最後のお別れが出来ないのは、父ちゃんも私も無理だったので、そこ以外を探しました。

佐倉にある雑誌にも載ってる斎場も、人間のお迎えはやってないとのこと。

(老人の免許返納が昨今の世の話題ですらあるのに・・・・・・車社会恐るべしなのか)

 

ネットで調べて、松戸にあるペット斎場が、お迎えも2人までなら可能だとの事で、値段的に高いかなと思っていたそこになりました。

 

ですが、松戸の斎場が結果として一番丁寧で良かった。

今までの船橋の斎場は、どこか怪しい所もあったんですが、ほぼ貸し切りみたいな感じでしたし・・・・暗いし、怪しい外国人がウロウロしてるし・・・・お値段も、良心的でした。

(でも、食べ物やお花は一緒に火葬できなかったし、なんかそこが毎度嫌だった)

 

松戸のペット斎場は、棺代金(火葬を綺麗にする為に、かわいらしい籐のかごが棺代わり)がかかるけど、お迎え付きだし何より人間の葬儀のようだった。

お別れ式ができる個室がある。(貸し切り)

人間の斎場のように4台ほど火葬する機械がある。(棺を納めて、扉を閉めてそこでお別れ出来る)

個別火葬でなくとも、合同で火葬して安くも出来るっぽい。(うちは、個別にして貰った)

お花と、持たせたい食べ物も一緒に火葬してくれるとの事。

もう、ハナコやチャコへのお土産も含めて沢山持たせたんだよね。(チュール数本、猫缶パウチ2つ、小袋カリカリ数袋、少し大きめの乳酸菌カリカリ数本、またたび3本と生花数本)

それらを全部、紙コップや紙のカップに全部入れてくれた。

正直、全部いれてくれるとは思ってなかったので、びっくりした。

兄ちゃんの遺体の周りが、花より食べ物で埋まってて少し笑った。w

(でも、きっと向うでハナコやチャコや、近所の亡くなったお友達にも、おすそ分け出来たかなと思う。)

1時間40分後に、尻尾まで綺麗に並べられた骨になったお兄ちゃんと対面して、そこも驚いた。(大きなバット2つに、とても丁寧に並べられた兄ちゃんの遺骨は、年齢の割にしっかりしてた。)

何より、そこに来る家族連れの人達がみな明るい。

ペットの命日なのか、小学生の女の子とお母さんが卒塔婆代わりのメッセージボードを持って来て、合祀されている所に手を合わせに来てたり。

 

犬なのか、亡くなってしばらく経つらしい飼い主の老婦人が、遺骨を合祀して欲しいと家族で来ていたり。

 

お参りにくる人も多かった。

ここに来る子達は、みんな愛されてるんだねって、父ちゃんと話した。

帰りは、くぬぎ山の駅まで15分ほど歩いたかな。

でも、ケチな父ちゃんが、感激のあまりにそこの斎場の会員になってた。w

(あと2匹いるからってw)

まぁ、会員になって会費を入れても5千円程高いだけで、ずっと会員ならいいかも。

 

コロナの影響ってこんな所にもあるんだって、改めて思い知らされた。

 

あとは、先日、お兄ちゃんのお世話になっていた動物病院にご挨拶に行ってきました。

父ちゃんもお休みだったので、一緒に行ったんです。

先生のお蔭で、寿命を5年も延ばして貰ったお礼をしてきました。

病院から帰った時の様子や、最後の様子などお話して、あとは最近兄ちゃんの為に買った療法食(Y/dの缶詰、リキッドサポート、点滴セット、結局使わなかった新品のセミントラ)

全てを他の患者さんに役立てて頂きたいと差し上げて来ました。

 

兄ちゃんお気に入りの看護師さんと先生も悲しんでくれて、先生には「人間の患者さんみたいに扱いやすい子だったよなぁ。本当に、お利口さんだったね」と褒めて頂きました。

 

それまで、日常あまり泣かなかった私ですが、この時はもう後から後から涙が出てしまい、先生にも看護師さんにも申し訳ない気分で帰って来ました。

 

今は少し落ち着きましたが、やはり寂しい気持ちはどうしょうもなく・・・・・・

兄ちゃんの匂いが嗅ぎたい。すごくそう思う。

あの、雨の降った後のアスファルトの埃っぽいような匂い。

(父ちゃんは、男としてのホコリと伝統の匂いだって良く言ってたっけ)

 

試しに、ココの匂いを嗅いでみたけど、全然違う。

時間と共に、この発作のような感情が薄れていくのを待ってる毎日です。

 

19年って、もう自分の一部なんだよね。

それが痛いほどわかったよ。

 

※なんか、前部分は先日書きかけだったものなので、文体の違いみたいなものは目をつぶってください。ごめんなさい。