豚を殺しました。
25日。
何でクリスマスに?
悲しいかなここにいると、クリスマス関係ないです。
豚殺しはちょっとしたイベントです。
数人の男性が豚を捕まえ、
家まで連れてきて、
縄につながれたまま、首筋を切られます。
相変わらずあの叫び声は聞いていて切ない。
豚肉おいしいのだけど。
ナイフで切って血が噴出してもまだ生きているから
もっと一発で殺せる方法ってないのかなぁ。
その後、準備していた熱湯を豚の体にかけて
ナイフで毛をそぎ落とします。
食べられない部位はないくらい、
いろんな形に解体。
腸にはこうやって、内臓をミンチにして、味付けしたものをつめるし、
顔も火であぶってその後耳や頭も食べるし、
肺は膨らませて(空気入れて膨らませるから口が血だらけ)
乾燥させて吊るしていました。
その後この肺はどうなるのかまだ不明。
これはその日の午後には出来上がったソーセージ。
中国ハムとベーコンはその後塩もみし、
風通しのいいところに乾燥させて
乾いたら出来上がりとか。
意外と簡単なんだ。
最近豚肉が高いから殺すまで買わないでいいよ、と
義母からずっと言われ続け、やっと豚肉が手に入りました。
でも処理が大変~。
骨付き、つまりスペアリブになる部分を
たくさんもらいましたが、
包丁では切れ落とせません。
そう、斧でたたき割るといった方が的確かも。
赤身の肉をなんとか処理したくらいで、
その日は終了。
あとは任せます。
私には無理~。
ハムとベーコンになるものも写真に撮ったけど、
ちょっと見るにはリアルすぎるので、
こちらの写真は小さめに。
この日はディンディンがまったく食欲なし。
昼に生豚肉食べ過ぎて気持ち悪くなったのか、
いつもなら私が食事作り始めると、
飛んで入ってくるのに、ご飯食べているときも、
まったくおねだりしに来ない。
そして、私たちも少し気持ち悪くなりました。
昼は簡単にジャガイモ炒めと青菜のスープ、そして、
豚の油の中に入っていたものを炒めたものを食べて終わり。
油の中のものってなんだ?と思ったけど、
確かに真っ白い脂身の中になにか入っている。
そして夜は大根と骨付き肉のスープに、
豚レバー、血の炒め物、
赤身肉の炒め物、と肉だらけ。
これを手伝ってくれた近所の人たち数人で
テーブルを囲んで食べました。
まだちょっと見たくない感じ、豚肉。