濱寅の好き勝手BLOG

好き勝手に書いていますので、気にしないで下さい。

アルツハイマー原因病変、MRIで観察

2005-03-15 | 健康

脳内で増えて、アルツハイマー病につながる「老人斑」という繊維状物質を、磁気共鳴画像(MRI)装置で観察するのに理化学研究所のチームが動物実験で成功した。

老人斑のもとになる体内物質(アミロイドβペプチド=Aβ)は発病の数年前からたまるとされるが、これまでは死後に解剖しなければ確認できなかった。

MRIで事前にとらえることができれば、発症前診断や早期治療に道を開くと期待される。
米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版で発表した。

理研脳科学総合研究センターの西道隆臣チームリーダーらは、MRIで観察する際の目印となるフッ素化合物を新たに合成した。

この化合物はAβに結合する性質がある。
実際、Aβが脳に蓄積しやすい老齢のマウスに注射したところ、老人斑を確認できた。

人間の脳は年齢とともにAβが蓄積するが、Aβが過剰にたまることがアルツハイマー発病の引き金との説が有力とされている。
西道チームリーダーは「人間の脳も調べることができるはず」と話している。

(読売新聞 記事参考)

sho
  
 

過去10年で最高レベルに、インフルエンザB型が主流

2005-03-14 | 健康

今年第8週(2月21~27日)のインフルエンザの患者数が約23万人を超え、過去10年間で最悪だった98年の大流行に迫る水準に達していることが12日、国立感染症研究所のまとめで分った。
今年は流行が例年より3~4週間遅く、B型インフルエンザの患者が半数以上を占めているのが特徴。

国はインフルエンザの週ごとの患者数を、全国約5,000ケ所の医療機関から集計している。
第8週の1機関あたりの患者数は全国平均で49.19人。
山梨県と沖縄県を除き警報レベル(30人)を超え、両県でも地域によっては警報レベルに達している。
最も高かったのが宮崎県の72.4人、次いで新潟県の70.8人、長野、山口、福井、佐賀、愛知、熊本、石川の7県が60人台、北海道など12道県で50人を上回った。

国内で流行するインフルエンザウイルスはA香港型、Aソ連型、B型の3種類。
感染研は「B型がこれほど流行した例は過去10年にない」と指摘。
B型は春先まで長く流行する特徴があるため、今後も警戒が必要。
「人ごみでのマスクの着用や、外出後のうがいや手洗いを徹底してほしい」と呼びかけている。

インフルエンザ
38度以上の発熱、頭痛、のどの痛み、関節痛、筋肉痛などの全身症状が強いことなどが診断基準となる。
原因のインフルエンザウイルスは表面にあるたんぱく質の違いでA型、B型に分かれる。
症状や治療法はほぼ同じだが、B型は筋炎と消化器症状を起こす確率が高い。
A型のAソ連(H1N1)型とA香港(H3N2)型、B型の3種類が流行している。

(毎日新聞 記事参考)

sho
  
 

小児の食物アレルギー「自己注射使いたい」8割

2004-12-05 | 健康

食物が原因で起きる小児のアレルギーのうち、急速に悪化し死亡することもある
「アナフィラキシー」で、症状を緩和するエピネフリン(アドレナリン)の自己注射が
解禁されれば使いたいとする意見が8割を占めることが、
日本小児アレルギー学会が実施した保護者アンケートで分かった。

アナフィラキシーでは発症から30分以内の注射が必要とされるが、治療を受けるまで
平均で約30分かかっていた。

国内では自己注射はハチ毒アレルギーでしか認められておらず、
調査した同愛記念病院の向山徳子小児科部長は「自己注射の導入が必要」と指摘している。

調査は1~4月に117人を対象に実施、発症回数は1回が33%で、2~5回が58%、
6回以上の頻発例も9%あった。

(共同通信 記事参考)
sho
  

行政用語を変更『痴呆』は「認知症」

2004-11-20 | 健康

厚生労働省の検討会は、痴呆に代わる新呼称を「認知症」に大筋合意した。
来月に予定している検討会報告書の取りまとめを受けて、行政用語を「認知症」に変更、
来年の介護保険制度改正でも法律用語として使う方針。
これを機に医学界も用語の見直しに向け検討に入る予定。
ただ、痴呆という言葉は広く浸透しており、普段の生活で引き続き使われる可能性が高い。

検討会は候補を6つに絞り込み、9月から国民の意見を募集。
「認知障害」「認知症」「記憶障害」「アルツハイマー」「もの忘れ症」「記憶症」の
順だったが、「認知障害」はすでに精神医学分野で使われているため、
今後混乱する可能性があるとして、2位の「認知症」がふさわしいと判断した。
検討会では「言葉を変えるだけでなく、全ての能力がなくなるといった誤解のないよう
理解を求めることが必要」などの意見もあった。

寄せられた意見は6,333件、候補以外「認知記憶障害」「健忘症」が多かったほか、
「お年寄り症候群」「たそがれ症」「宇宙症」などの提案もあった。
痴呆という言葉には侮蔑(ぶべつ)的意味合いが強く、必要なケアや予防対策から高齢者を
遠ざけているケースがあるとして、厚労省は早期の見直しを目指していた。

(夕刊フジ記事参考)
sho
  

イライラ・疲れには、蜂蜜で。

2004-10-15 | 健康
健康志向の高まりで、自然食品のひとつとして注目され、
食材としても気軽に使われている「蜂蜜」
蜂蜜の栄養の秘密は?
熟成された天然蜂蜜は、びっくりするほどの栄養パワーを秘めています。
日々の食生活に工夫して活かしてみてください。
☆ 栄養分が豊富
天然蜂蜜には、ビタミンB1・B2・葉酸などのビタミン類、
カルシウム・鉄をはじめ27種のミネラル、22種のアミノ酸、
80種の酵素など、150以上の成分が含まれ、栄養が豊富です。

☆ エネルギーやビタミンの吸収効率がよい
蜂蜜の約80%が糖分ですが、その大半が果糖とブドウ糖です。
この糖類は体内でビタミンB群の助けを借りずに消化吸収することができ、
すぐにエネルギーに変わります。
スポーツ後や年配の方で、疲れたとき、栄養を摂りにくいといった方に
適しています。

また、ビタミン類を効率よく消化吸収するには、各種ミネラルの存在がかかせませんが、
蜂蜜は、ビタミン類の吸収もよく、現代人に不足しがちなミネラルであるカルシウムや鉄、
カリウムも含んでいます。
蜂蜜は、バランスのとれた栄養食品。現代人の不規則な食生活には、最適な健康食品と
いえるかもしれません。

★ 蜂蜜は、こんな方にお勧め
☆ 貧血症でイライラしたり疲れやすい方に
血液を作る栄養素である鉄と葉酸がそろっています。
含まれいる、マグネシウムは、カルシウムの代用となり骨や歯を丈夫にし、
イライラ防止や疲れやすい方に、お勧めです。

☆ 偏食で血糖値が気になる方に
糖分は、主成分がブドウ糖や果糖ともっとも小さな単位に分解された糖なので
たいへん吸収がよく、すぐにエネルギーにかわるので血液中の糖分の濃度を高める
ことがなく、血糖値が気になる方に、お勧めです。

☆ ダイエット中、甘いものが食べたい方に
血液中の糖分は肝臓に送られ、グリコーゲンとなって蓄えられます。
一定量を過ぎると、余った糖分は脂肪に変えられ、太る原因となります。
蜂蜜の糖分はその糖質の性質上、ある一定量しか血液中に吸収されないため、
同じ量をとっても脂肪となる率が非常に少ないのです。
甘みを感じる満足度は砂糖よりも高いため、ダイエット中に甘い物が食べたいときに
お勧めできる食品といえます。


sho