KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

夏至の雨

2019年06月22日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち雨

梅雨だから仕方がないとはいえ、昼前から降り出してずっと降っている。ところが、TVで浜スタの野球中継を見ているとそちらは雨が止んで、日も射したようだ。
横浜とは直線なら僅かな距離なのに「ところにより大雨」の予報が的中しているようだ。

紫陽花の写真ばかりで、こちらへお出でいただいた方もうんざり・・かもしれませんが。
昨日の写真の残りを。藍色以外の紫陽花。




これにて、今年の紫陽花はお終いにします。

止みてまた降り出す夏至の雨静か  KUMI
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紫陽花は藍に尽きる

2019年06月21日 | お散歩写真
天気 一時雨のち晴

午前中、雨がさっと来て上がったので、慌てて家の周りの紫陽花を撮りに出た。また雨が来ても家のそばならすぐ帰れる。
紫陽花の名所へ行かなくても、花だけを撮るのなら、徒歩数分のここで間に合う。
藍色の紫陽花が、やはり雨上がりには美しい、とつくづく思った。
ということで、藍色の写真だけを集めてみました。








日が射してきてしまい、玉ボケ狙いのつもりの失敗写真。



紫陽花は、酸性の土だと青が綺麗に咲くのだそうだ。
初めてヨーロッパへ行ったとき、7月の初めで、スイスのベルンの街にたくさん紫陽花が咲いていてびっくりした。でも考えてみれば、シーボルトがヨーロッパへ持ち帰って、それからヨーロッパで品種改良がすすみ、逆輸入された花が多いらしい。だから、あちらの街に咲いても当たり前。でも、青い花よりも、ピンク系の方が多かった。
ガイドの話では、ヨーロッパはアルカリ性の土なので、青い花を咲かせるためには酸性肥料をたくさん使い苦労するのだという。
その後、北欧へ行ったとき、コペンハーゲンのチボリ公園に、赤紫のどぎつい色の紫陽花が咲き誇っていてびっくりした。日本では滅多にお目にかかれない色。ちょっと~これも紫陽花?とよく見るとやはり紫陽花だった。

今、そんな赤紫系とか、ピンクの花が日本にも増えている。ヨーロッパからの「流行」なのだろうか。やっぱり紫陽花は青に尽きる、と今日はつくづく思った。

雨雫すらも藍色濃紫陽花  KUMI 
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耳鳴りの話

2019年06月20日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

未明に雨が降ったようで、紫陽花が元気になった。
写真は、我が家の前の市道を挟んだ反対側の歩道。10時過ぎなので人通りは少ないが、朝晩は駅へ向かう人が結構多い道。ようやく咲き揃って「紫陽花ロード」となっている。上の写真の道を少し行くと・・


100mくらい続く紫陽花の道、通る人たちを楽しませている。昼間は、時々スマホで写真を撮る人も。
裏も表も紫陽花だらけになるから、本当は紫陽花の名所へ出かけなくても花だけなら家の周りで楽しめる。

さて、耳鳴りの話。新聞で様々な病気の人の現状などを紹介するコラム、今回は「耳鳴り患者」の話が三日前から載っている。左だけの耳鳴り歴十数年なので、参考になることもあるかと楽しみに読んでいたが、殆ど参考になることがない。記事の患者は難聴の方で、それが原因の耳鳴り、なのだそうだから私には関係のないこと。
解ったことは、耳鳴りは、かなり精神的な影響で起きるらしい、ということだった。それもねえ・・納得できない。要は、諦め、しかないようだ。

私も、最初の頃は内科医に勧められて耳鼻科の検査を受けてみた。三半規管の不具合でメヌエール氏病になっているかも、ということで。しかし、片足で立ったり、まっすぐに歩いたり、別になにも支障はない。右耳は、子供の頃に中耳炎になってその治療が悪かった?難聴ではないが電話やイヤホンなどを使うと音がぼやけてしまう。でも左耳は正常。
結局は「我慢するほかない」耳鳴りということになった。
さて、私の耳鳴りは、蝉を耳の奥に飼っているような音なのだ。それも、日によって大きさが違うので、「耳鳴り度」を自分で決めている。1~5まであって、どんなに軽くても一匹の油蝉は鳴くので「耳鳴り度1」。昨日と一昨日はこの「1」だったので、とっても楽だった。今日は「2強」くらいだろうか。雨が近づいたりして、体調が悪いと「度数」が大きくなる。「5」となると、もう真夏の蝉時雨だ。滅多にないが、目まいを伴うから体調最悪。
句友にも同じような人が居て、「気にしないようにするしかないわね」と。

昼寝覚まづ耳鳴りを確かむる  KUMI
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はるかな地震

2019年06月19日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

梅雨の中休みが続いていて、ほっとする毎日だ。
昨夜、お風呂上りに、さて水を飲んでからブログを書こうかな、と思っていると足元がふらついた。最近、小さな地震が多いのであれ?と思って電灯の紐を見上げたらかすかに揺れている。スマホの警報が鳴った。やっぱり・・でも、この揺れ方は、いつもの千葉や茨城が震源地のそれとは違う、かなり遠くで大地震があったのでは?
と思いTVを見たら、やっぱり。新潟から山形にかけて、津波警報も出ているという。

わが家は、とっても揺れる構造のマンションのようだ。かといって耐震性に問題がある訳ではない。東日本の時は、室内、相当の「被害」があった。
あの後、余震が多くて何しろ毎日のようによく揺れた。だんだん慣れてくると、これは震度〇、これは震源地が近い、遠い、と観測するようになった。子供の頃、地震の多い房総半島に住んでいたのに、地震には慣れることがない。だから地震大嫌いなのに、妙に冷静なところもあるらしい。
ともかく、人的な被害の少なかったのは救われる気持。一度訪れたい、と思いながら行っていない村上の古いが町並み、瓦屋根の被害の片づけなど、大変なことと思う。
お見舞い申し上げます。

毎日日差しに晒されて、紫陽花がどんどん生気がなくなる。降れば雨嫌いの私にはうんざり、でも紫陽花を見ているとやはり雨が欲しくなる・・わがままなこと。
地震の前に満月を見に外へ出たら、なんとも綺麗な月だった。

梅雨の月朱しとほくに地震(なゐ)ありて  KUMI
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ああ、まぼろしの紫陽花

2019年06月17日 | お散歩写真
天気 晴

爽やかな梅雨晴間、ようやく気分が乗って紫陽花を見に行くことになった。
目的地は府中郷土の森。ここは、近いから昔から始終行っているところなのに、紫陽花の季節だけは行っていない。紫陽花だけなら家の周りで見られるけれど、古い保存建築と紫陽花、とか、川沿いに咲く紫陽花、とか、写真になる場所が色々とある。
梅林がいちばん有名なところ、でも、今は「あじさい祭」が開かれている。月曜日なら人出も少ないかな?・・と思った。
大失敗。到着したら、入り口が妙に静か。あれ? と思うと「本日定休日」

博物館とかプラネタリウムがあり、月曜なので市営の施設は休んでも広大な庭の方は「あじさい祭」なのだから入り口から休みとは思わなかった、という私のいつもの「思い込み」が招いた悲劇。仕方なく、すぐに引き返して帰宅しようか、と思いバスを待っていると、我々と同じような休園を知らずに来た人たちが、バス待ちの列をなしてきた。車で来て、引き返す人も。
そばに居たオバサン二人連れが「高幡不動へ行ってみましょうか」「でも、休みかもしれないわよ」「駅で聴けば解るでしょ」という会話。私が中へ入り「あそこは、一年中入れます、大丈夫ですよ、紫陽花だけならここよりたくさん咲いていますし・・」
と言いながら、我々も同じように高幡不動尊へ行くことにした。バスを降りて京王線に乗れば・・帰宅するにはJRに乗る・・特急ですぐのところ。

ということで、去年、山紫陽花の時期にカメラも堪能し、そのあとにも友人と行き、今年はもういいよ・・という場所へ紫陽花を見に行くことになってしまった。
山紫陽花は殆どお終い。他の紫陽花は、昨日のからから天気で日当たりの良いところは生気がなく・・それでも、どこへも寄らずに帰宅するよりは、気分転換になった。見知らぬオバサン、ありがとう。

日陰にまだ咲き残っていた山紫陽花。




あとは、普通の紫陽花。






紅葉の名所でもあるので、まだまだ楓の新緑が眩しかった。紫陽花は快晴には似合わない花、でも楓は日差しがあると輝いて見える。



若楓塔の水煙まぶしき日  KUMI   


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