KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

東京駅南口

2012年11月25日 | お散歩写真
天気 晴

さて、一昨日の帰路にちょっと寄った新東京駅。
この数年は乗り換えに利用するだけで改札口を出たことがない。南口の改札を出ると、ドームの天井がぴかぴかだった。



実は、半世紀以上も前、就職した職場が丸の内の外れ。一応「丸の内OL」のはしくれだったかも。転勤になるまでの5年間、毎朝南口を出て有楽町方面へ歩いた。目の前には丸ビルがあった。今は新丸ビルが光り輝いている。




あの頃、朝の改札口で定期券を見せると「おはようございます」と一人一人に声をかける年配の駅員さんが居た・・などと、思い出した。
改装されて綺麗になったものの、外壁などは昔のままだ。ただ、通勤の近道だったホテルの1階の「通路」がなくなっていた。
丸ビル側へ行けば駅の全景が撮れる、と思ったが、もう半分以上は日陰になっていて、しかもゆっくりしていたら夕方のラッシュに巻き込まれる。と思い、駅の南のドームの写真だけ撮って帰路についた。


母のこゑ聞こえて醒めし風邪心地 KUMI
コメント (6)
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馬車、街を走る

2012年11月24日 | お散歩写真
天気 曇のち晴

昼ごろに急に日が射してきたので、午後は近くの都立公園の皇帝ダリアを見に行った。
一昨年あたりから何本も立派に咲き始めた。バックの銀杏も色づいて。でもこの皇帝ダリア、トイレの裏にあるのであまり気づかない人が多いようだ。ちょっと気の毒な花。


連休などにイベントで、公園から馬車が出る。といっても予約制で何回か駅との間を往復するだけ。ちょうど、公園に着いたら馬車も帰ってきたところだった。


そして、次の客を乗せて出発。公園を出て一般道を駅に向かう。パカパカという蹄の音が遠くまで響く。




私は公園を横切って徒歩10分ほどの駅前のスーパーへ行ったのだが、私が着いたら、もう馬車は公園へ帰るところだった。やっぱり馬車の方が早い・・当然ではあるけれど。
JRの高架線の下の道は坂になっていて、客満載では動かなくて、馬車に着いてきた人が押していた。


その先は交通量の多い府中街道との交差点だ。すれ違う自動車の運転手、きっと驚くことだろう。
馬車の走る街・・ちょっと楽しい。

街を行く馬車へ木の葉の降りいそぐ  KUMI
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芝離宮恩賜庭園

2012年11月23日 | お散歩写真
天気 雨

冷たい雨にうんざりの一日だった。今年の冬はもう本格的に始まっているようだ。

昨日の続き。
半世紀も続いている同期の仲間との昼食会、普段は年に一度は温泉旅行に行き、食事会もしていたのに7人全員が顔を合わせたのは一年ぶりだ。自分の体の故障やら家族の病気やら・・と、この歳になると色々あるのだ。あれこれと故障しても何とか支障のない暮らしをしている私は幸いかもしれない。
食事のあと、浜松町駅のすぐ近くの芝離宮恩賜庭園へ寄った。
風がないので、池に映る高層ビルの影が美しい。浜離宮もそうだが、大名庭園と現代とのミスマッチも見慣れると面白い。






鷺が枯れ始めた庭園に眩しかった。じっと眺めていたら魚をくわえて芝生に上がってきた。


帰路は、東京駅で途中下車して新しい駅舎を眺めてきた。その写真は明日にでも。

雪吊の丈は高層ビルの裾  KUMI

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竹芝桟橋

2012年11月22日 | お散歩写真
天気 曇がち後晴

竹芝桟橋に近いホテルで、同期の仲間の昼食会。
そういえば、半年前に竹芝桟橋の広場で行った島嶼のイベントで行ったきり、海を見ていない。海育ちなのに毎日山を見ている暮らし、ベイサイドまで行ける、と思ったら急に海が見たくなった。昼食会の前に桟橋のデッキで海を眺めよう、と思って30分ほど家を早く出た。
浜松町の駅を下りて海の方へちょっと歩くと、もう潮の香が。
発着便のない時刻なのか桟橋前の広場(上の写真)は閑散としていた。
週1回就航の小笠原丸は昨日出てしまい、桟橋には湾内を周る観光船と、夜出航の八丈島行きの巡航船・かめりあ丸しか居なかった。




はるかにスカイツリー。日差しはないものの風があまり強くなくてさほど寒さは感じなかった。


大島にたくさん咲いているツワブキの花が、デッキの植え込みのあちこちに咲き誇っていた。


夫が小笠原に単身赴任していたり、島に友人知人が居たこともあったり、この桟橋へ来ると様々懐かしくなる。湾の向こうは我が育った地でもあり・・
何だか急に船に乗りたくなった。

島行きの船の赤錆冬ざるる  KUMI
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「電線マン」

2012年11月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

ほんとに寒い。朝から暖房を入れることになってしまった。とにかく寒がりだ。風邪をひきたくはない。
そんな寒い中、毎朝朝8時から我が家の目の前の高圧線の工事が始まる。(写真はズームで撮ったのでそう近いところではないが)
夫が名づけて「電線マン」何の工事かわからないが、ともかく作業が始まると昼食時間までこの状態で空中に「滞在」している。4時間以上も、だ。
ちょっと拡大してみた。


雨の強い日はしていなかったが、休日も続いている。風の強い日も、日が落ちてからもまだ続けている。
「電線マン」は凄い。・・と、毎日、感服している。

幼な子のやうに落葉を踏み歩く  KUMI
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