場所 国立国際美術館 大阪・中ノ島
期間 6月23日~9月23日
ルーヴルといえば【モナリザの微笑み】で有名で
すが、今回は【美の宮殿の子供たち】を中心に
ルーヴル美術館8部門のうち7部門から【子供】
をキーワードにして幅広い分野から絵画や彫刻
など約200点が紹介されています。
子供の絵画では今年の1月ウィーン美術史美術
館展でベラスケスの名作【薔薇色の衣装のマル
ガリータ王女】が日本初公開され、マルガリータ
の3歳の愛らしい姿は印象に残っています。
今回、よく似たベラスケス【フランス王妃マリー・
テレーズの幼き日の肖像】が展示されていました。
印象に残ったのは、ジョシュア・レノルズ【マスター
・ヘア】は女の子のように描かれていますが、実
は男の子でした。
一番の見ものは【少女のミイラと棺】、古代エジプ
ト、前1295~前1186年頃が展示されていました。
何回かミイラを美術展で見たことがありましたが
子供は初めてでした。棺の側壁には、子供がどの
ように過ごしたのか、描かれていました。
展示は第1章から第7章まで構成されていました。
1.誕生と幼い日々
2.子供の日常生活
3.死をめぐつて
4.子供の肖像と家族の生活
5.古代の宗教と神話のなかの子供
6.キリスト教美術の中の子供
7.装飾モティーフとしての子供