hamachanのブログへようこそ

一期一会を大切に色んな人とブログを通して交流できたらと思っています。

東日本大震災

2011-03-18 11:06:55 | 新聞記事


     網敷天満宮 梅林



被災された皆様にお見舞い申し上げます。


震度M9.0の世界で4番目の巨大地震の発生、
突然の10メートル以上の巨大津波が町全体を跡形
もなく飲み込んだ恐ろしい出来事にただ驚くばかりです。
テレビや新聞からしか情報がえられませんが、阪神・
淡路大震災とは、かなり内容が異なっていました。
原子力発電所の事故により、放射能の影響も恐ろしい
です。原子炉の建てやの屋根が吹っ飛んだ時に、韓国
中国、ロシアでは、この時点では、放射能の飛来を
既に観測していて、問題ないと外電が報じていました。
国内はどうなのか心配でしたが、20キロ~30キロへの
待機・移動も指示が出されました。しかし、やっと放射
線量が昨日3月17日に公表されるようになりました。
宮城、茨城、栃木、埼玉、群馬は大気中の1時間当たり
の放射線量が通常値を上回ったとのこと。心配なことです。
米国や韓国など自国民へ原子炉から80キロへ移動する
指示をしています。日本の30キロの範囲は大丈夫か?

2次災害でしょうか、原子力発電所の事故のため、東京
電力による前代未聞の『計画停電』が突然実施すると
発表されました。鉄道網が大きな混乱をもたらしています。
通勤だけでなく経済にも大きな影響が予想されます。
模型機関車の趣味を持つ友人は、蒸気機関車を走らせ
てはと提案しています。山口や北海道にはかなりの機関
車が稼動しているそうです。火力発電の休止しているもの
に対して拡大するよう政府の方針がだされました。


関西電力など関東へ余力の電力を移動できればと思って
いましたが、友人のプログへコメントしたら、次のような
回答がありました。明治以降の発電所計画に大きな誤算
があつたとのこと。東方ではドイツ方式か英国式か50HZ

西方面では米国式60hzsと異なっている。周波数を変換
しないと送れない。これによるロスも大きいとのことでした。
統一するという構想もなかつたのでしょうか。

14日経産省は石油元売などに義務づけている法定備蓄
量を3日分126万キロを引き下げ、市場への放出を促した。
『石油製品は動かなかった』次の段階として流通の円滑
化を図ると緊急対策を発表した。ガソリン不足の被災地
へ海上輸送。法定されているのに何故放出しなかった
のか、疑問である。道路不通のためだけか。

3月18日午前10時現在、毎日新聞のまとめで死者6406人
と阪神大震災6434人に迫っている。行方不明者2万人
以上。地震・津波発生から今日で1週間経ちました。
被災地への救援もまだまだですが、着実に進んでいる
ようにみられます。
各国の支援も多数の国から寄せられているのは有難い
ことです。

救援金などこれまで無関心でしたが、今回は、地元の
滝川二高の生徒が寒い中、協力を呼びかける声に
初めて気持ちだけですか、協力しました。

テレビ・新聞で少し気になるのは、この震災の名称が
日経が東日本巨大地震、毎日、関西テレビ、読売テレビ
が東日本大震災、NHKが東北関東大震災とばらばらで
すね。

関西市民文化塾/毎日新聞主催に14期ー2008年/平成20年
から月1回受講していますが、第4回平成20年5月17日に
『どうなる?これからの日本経済』と明治大学経済学部
教授・経済評論家、高木勝氏が、政府への要望として
バーレル当たり70ドルから140ドルへ上昇していたため、
半分は投機を含んでいるが、原油6ヶ月分の備蓄を放出
すべきと話されていました。
大震災の発生の現在、何故実行しないのでしょうか。

プロ野球は、セ・リーグは予定どおり3月25日に開幕、パ・
リーグは4月12日と遅くなるようです。阪神大震災は『がん
ばろう神戸』とワッペンを貼ってオリツクスが優勝して
勇気つげたことは、今に覚えています。今回は楽天が
大きな被害を受けたようですが、楽天の活躍で被災者
へ応援メーセイジとなると思います。頑張ってほしいで
すね。







映画『英国王のスピーチ』

2011-03-12 16:08:53 | 映画・演劇・テレビ

第83回米アカデミー賞には、『英国王のスピーチ』
が作品賞、監督賞、脚色賞、ジョージ6世役のコリン・
ファースさんが主演男優賞に選ばれた。


現エリザベス女王の父、ジョージ6世がモデルである。
子供時代から吃音(キツオン)に苦労してきた国王は
どうやってハンデイキャップを乗り越えたのか。
悲惨な幼年時代を過ごし、強くて怖い父親と自由奔放
な兄に挟まれ、左利きやX脚の矯正を無理強いされた。
純愛物語として有名な兄のエドワート8世の『王冠をか
けた恋』は、わがままな兄が突然家業ー次期国王ー
をほりだして自信のない弟に責任を押し付ける。
国王になるとスピーチする機会も多くなり、ジョージの
妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター
)色々吃音矯正
の医院を探し始める。夫を支える妻として好演。
元植民地オーストラリアから来た言語聴覚士との出会い
と身分の隔たりを超えた友情が物語の鍵を握る。
少年時代の辛い時代が明かされる。言語聴覚士の、王
に媚へつらうのでない寄り添い方が見事でした。
ナチスの台頭でドイツに対して宣戦布告のスピーチ。
堂々とスピーチを力強く行うことに。しかし、言語聴覚士
からは『Wの発音はおかしかった』と指摘をうけ、国王
からも『完全に吃音が直っていないことのため』との
やりとりも面白かった。

感想
国王一家のドラマで少し堅苦しい感じだと思っていま
したが、国王、妻、言語聴覚士の3人のチームワーク
にして初めて吃音を克服するホームドラマに仕上がっ
ていました。現エリザベス女王も2人姉妹の長女として
登場していました。
最近、『太平洋の奇跡』、シベリア抑留の『帰還証言』
と戦争映画が続いたので、久しぶりに楽しい映画でした。


映画情報

新神戸オリエンタル劇場で古い名作映画が月に1回上映
されています。
先日、3月10日(木)10.30~
        『おとうと』市川昆監督 出演 岸恵子、川口浩
        1960年第1作目。2作目は吉永小百合、釣瓶
    14.00~『細雪』 島耕二監督、出演 轟夕紀子、
              京マチ子、山本富士子、叶順子
お目当ては、『細雪』でした。昨年は市川昆監督の作品
を神戸六甲アイランドにあるファション・ライブラリでビデオ
を見ましたが、岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、小手川
裕子の出演でしたが、不満の残る映画でした。
今回は阪神大風水害の場面もあり良かったです。
2作品を見ると1800円で1作品なら1000円でした。

4月14日(木)10.30~『望郷』ジャンギャバン主演
       14.00~『禁じられた遊び』 音楽で有名な名作
5月19日(木)10.30~『晩春』 原節子主演
       14.00~『東京物語』 原節子主演




Doshisha University


西村先生のお別れ会

2011-03-11 17:01:50 | 同窓会

西村先生は、昨年12月3日に86歳で逝去されま
した。下記の通り、今年の2月26日に『お別れの
会』が新島会館で開催されました。
新島会館は、京都御所の東側にある新島先生
の住んでおられた建物が保存・見学できる敷地
内にあり、会場は教会のような建物でした。




      小嶋会長の追悼の言葉



        喪主奥様の謝辞



会場には、出版された著書が展示されていました。詩集も3冊。




小嶋会長と同期の面々


お別れ会の実行委員長は、小島淳司氏ーがんこフード
会長ーで西村ゼミのOB会、豁友会の会長をされていま
した。豁友会は先生の在職25年周年お祝い会を機縁と
して結成されて、5年毎に開催されてきました。還暦、定年
退職、古希のお祝い会、勲三等瑞宝章受賞祝賀会、傘壽
のお祝いが最後でした。
同期会は我々の古稀を紀念して一昨年と昨年開催しまし
た。一昨年に先生が特別養護施設へ入所されていたので
3人でお見舞いにいきました。心筋梗塞の手術をされて
車椅子の生活でしたが、お元気でした。家内に問い合わ
せて電話をくれたのは、浜田君か、木下さんには、一度
河原町であった話など、ゼミ卒業旅行の話などしました。
もつと長生きしてほしかったです。

先生の思い出は、お酒をこよなく愛されて(晩年はワイン)
1月期、2月期、3月期末には、コンパが開催されて、先斗町
辺りですき焼きをかこんで飲み、食べて、先生の得意の
『漁師のソーラン節』を歌って場を盛り上げられていました。
卒業時の最後のコンパは祇園でしたように記憶しています。

もう一つの思い出は、ゼミ旅行に3学年末に会津磐梯山~
会津若松~宇都宮~日光~東京と回りました。
宇都宮には、先生の奥さんの実家が旅館をされていて
宿泊させてもらい、芸者を呼んでどんたゃん騒ぎ・・・

東京で解散して、木下さんと一泊して東京見物のため
はとバスを乗って各地を回りました。

先生の奥さんは、クラブ活動の新聞部の学生時代に知
り合われたそうです。



新島先生の住居



名古屋から出席した大井さんが、学校へ卒業以来
行ったことがないとのことで、寄りました。


女学生が催しの案内しているのお願いして4人の写真
を撮ってもらいました。平成生まれ。男子学生が同じ
活動をしてこちらに寄ってきたので、女子学生を囲んで
撮ってもらいました。同期生はみんなニコニコしています。


 


白石加代子『百物語』シリーズ第28夜朗読会

2011-03-03 22:19:57 | 映画・演劇・テレビ


 明治から現代の日本の作家の小説を中心に『恐怖』
というキーワードで作品を選び、白石加代子が朗読
するという形で出発した『百物語』シリーズ。ついに
90話の大台を超え、いよいよ『百』へのカウントダウン。

今回は池波正太郎『剣客商売 天魔』と幸田露伴
『幻談』の2作品でした。


感想
朗読というよりは、一人芝居をされているように思わ
れました。一応台本を持つてページを繰られていまし
たが、頭の中にはいっているという感じでした。
朗読というのは、最近のラジオのドラマはほとんどあ
りませんが、自分なりに想像しながら聴くという世界
ですね。
92年よりライフワークとして『百物語』、2002年より
『源氏物語』を開始、両シリーズとも身体性に富んだ
『語りもの』として新しい境地を開かれています。
一度だけ白石加代子の一人芝居『姥捨て伝説』という
のを見に行ったことがありました。昔のものと現在と
対比した物語だつたと記憶していますが、中々の芸
達者だという印象が残っています。
『源氏物語』も最近公演されたようで、機会があれば
是非観劇したいと思いました。



 
淡路夢舞台 ラン展