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hamachanのブログへようこそ

一期一会を大切に色んな人とブログを通して交流できたらと思っています。

口で咲かす命の輝き 星野富弘 花の詩画展

2010-03-24 15:48:20 | 美術展

 



私にできることは小さなこと でもそれを感謝して
できたら きっと大きなことだ



風は見えない だけど木に吹けば 緑の風になり
花に吹けば 花の風になる
今、私を過ぎていった風は どんな風になったのだろう


日時  平成22年3月11日~23日
場所  京阪百貨店守口店ギャラリー
主催  毎日新聞
テーマ 花の詩画展 口で咲かす命の輝き
画家  星野富弘
プロヒィール 
     星野さんは1946年群馬県生まれ。中学の
体育教諭となったが、クラブ活動の指導中に頚椎
(ケイツイ)を損傷して手足の自由を失った。それか
らベツトの上で絵筆を口にくわえ、母親にスケッチ
ブックを動かしてもらい身近な風景を描くようにな
った。
事故から9年後には初個展を開くまでになり、82年
には最初の詩画集【風の旅】を出版した。
下顎レバーで動かせる車椅子で散歩されている
ところがビデオで見ることができました。昭和56年
結婚。

ふるさとの群馬県東村に富弘美術館が建てられ
ました。
不慮の事故による長い入院生活からふるさとに
帰った星野を迎えてくれた自然。子供の頃から眺
めてきた山々や川の流れ、そして四季折々に咲く
野の草花は、絶望の淵からに立ち尽くした彼を生
きる道へと導いてくれた。
その自然を描いた数々の詩画作品は、『生きるこ
とのすばらしさ』 『生きる勇気』を与えてくれます。






ブラインドのすき間からさし込む朝の光の中で
二つ目のつぼみが六つに割れた 静かに反り
返ってゆく花びらの神秘な光景を見ていたら 
この花を描いてやろう などと思っていたことを
高慢に感じた『花に描かせもらおう』と思った

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


感想 
3月10日の毎日新聞で星野富弘さんのことが、
紹介されていました。詩と絵画の優しいコラボ
には、口で描かれたものと知った時の驚きは、
感動の一言。
絶望的な身体の状況から立ち上がられ、人を
感動させるこんな素晴らしい詩と画を創作され
るとは。
お母さん、看護師さん、何よりも生徒達の明る
い手紙など周囲の励まし。死にたいと思ったこ
とより『生きろ』と教えてくれたお母さんや聖書
の言葉など応援が大きかったと書かれていま
した。


レオナール・フジタ展

2010-01-23 16:42:51 | 美術展


戦前から戦後にかけて日本とフランスを舞台に活躍した
藤田嗣治(1,886~1968年、レオナール・フジタ)の作品を
紹介する展覧会が話題になつている。

場所  神戸大丸ミュージアム
期間  22年1月8日~28日
1992年フランスでレオナール・フジタの縦横3メートルに
およぶ4点の大作壁画『構図』と『闘争』が、丸まつたまま
の状態で発見されました。
それらは、一部が1929年に日本で公開されたものの、その
後所在が不明になっていた『幻の連作』と呼ばれていたも
のでした。
本展では、6年の歳月をかけて本格的な修復が行われた
大作壁画が展示されていました。この4点は20人ほどの
裸体の男女の群像画で藤田特有の乳白色の色彩が存分
に駆使されている。修復の模様はモニターでみることがで
きました。
今後、フランス・エソンヌ県のホールで壁画として設置され
るため、他の場所での鑑賞機会はほぼないとのこと。

日本人でありながら、フランス人レオナール・フジタとして
その生涯を終えた、数奇な異邦人、又モデルとして使った
女性が5人と、結婚・離婚を繰り返した。戦時中は従軍画
家として戦争画を描いた。戦後、戦争協力者として批判
の矢面に立ち、1950年パリへ。フランスに帰化し、1968年
スイスで死去。




 イブ  1959年



  家族  1917年


感想  朝日友の会の案内と日経新聞でも紹介
     されていました。見つかった4点の壁画は、
     この展覧会でしか鑑賞できないとのことで
     大変素晴らしい作品に出会えて良かったです。


 


神戸慶応倶楽部イーゼル会第3回グループ展

2009-11-25 17:22:57 | 美術展


とき 平成21年11月19日~24日
ところ 三宮ギャラリーほりかわ


概要
竹ゴルフ倶楽部の前田さんが絵画展
があり、搬入・搬出のためコンペ
を欠場されました。欠場の理由から
前田さんが絵画の趣味を続けられて
いることが分かりました。自分では出
来ないですが、鑑賞するのは好きだと
言って案内を頂きました。
竹ゴルフ倶楽部の永井敦さんと一緒に
ギャラリー『ほりかわ』に行きました。
2階と3階に展示されていました。
前田さんの奥様が当番で来られていて
ご夫婦で同じ趣味を楽しんでおられる
ことが分かり羨ましく思いました。
それぞれ4点展示されていました。


前田さんの絵画は静物3点と風景画1点
が展示されていました。上手く描かれて
いました。風景画の場所が北山公園で
あることがすぐに分かりました。
というのは、春の桜の時期に夙川~
北山公園~北山ダム~甲陽園駅
のマイ・ウォーク・コースで毎年何回か
歩きます。



奥様の風景画



朝日カルチャーセンター『木彫り展』

2009-11-24 21:14:16 | 美術展

期間 平成21年11月18日~24日
場所 朝日カルチャセンター
概要 カルチャーセンターの木彫り教室
で習っている友人が出展している木彫り
展を見に行きました。
昨年、高校の同窓生が京都美術館での
『能面展』に出展しているのを見にいった
ことがありましたが、今回この種の木彫り
展も初めてでした。
厚さ3cm~5cmの板に人形など立体的に
彫られていました。彫刻のために色々な
道具も要るようです。手先の不器用な私
にはとても出来ない根気のいる作業の
ようです。木彫りはインテリアとして
飾るのに格好の物であると思いました。






2回目の神戸ビエンナーレ2009

2009-11-14 11:21:36 | 美術展

期間  平成21年10月3日~11月23日
場所  メリケンパーク、神戸港、
     県立美術館の3ヶ所
テーマ 『わ WA』


概要
 今回は3ヶ所で開催されている。3ヶ所
を船で巡るという変わった企画でした。
メリケンパークでは、沢山のコンテナが配置
されていて、コンテナの中にアートを見ること
が出来ました。これは2年前と同じでした。
メリケンパークから乗船して埠頭のブイに
アートが展示されていました。神戸の海や
その後に広がる街並み、山々を背景にして
船上から鑑賞する試み又船内で音楽
が鳴ると3人のダンサーの前衛的な踊りが
始まったのには驚きました。船が揺れて踊り
にくかつたのではと思いました。
HATの街で下船して目の前の県立美術館
アート展と小磯良平企画展を鑑賞しました。
アート展で面白かったのは、一人の女性の
モデルが色々な職業の服装をした写真が
あり、同じ人なのに全く異なった人に見えて
きました。看護婦さん、旅館の女将さん、
警察官、看護婦さん、居酒屋の店員など。
不思議な感じでした。


テーマの『わWA』とは
平和、調和、和み、環、輪などを意味する
とのこと。文化の根底に受け継がれてきた
古くて新しい『わ』の姿勢を提示しようとの
試みである。



作品名 『わっ、平面なんだ』



作品名 『BUTSU』 用途を終えたダンボール紙は、薬師三尊像
の姿に。捨てる紙あれば拾う紙あり。



側面から見ると宅急便の会社名が印刷れされているものも
ありました。



作品名 『輪和』 5種類の大きさのやわらかな円形のパーツから
なる環具が、つながつたり、はずれたりしながら、人の行為を記録
し蓄積していきます。すべてチャックで繋がっていました。


神戸港内のアート



作品名 『KOBE リンク』 
船が進むにつれて角度や背景が変化して多様な表情を見せる。



船内の前衛的な踊りにビックリ



鏡の魔術か 白砂が引きつめられて両面に鏡が張られて
いるだけでずつと奥まで何枚もの画面が見られる




作品名 『Liberty Island』





   


第8回青柳紀幸作品展

2009-11-13 10:27:21 | 美術展


    セーヌの午後


テーマ 『モンマルトルからの手紙』
期間  平成21年10月29日~11月4日
場所  心斎橋 アセンス
概要  11月2日(月)のためお客がとぎれていた
   ので青柳さんとお話することが出来ました。
   大学時代はラクビーに熱中されて、卒業の
   時期に画家になろうと決意されたそうです。
   卒業後、デッサンの勉強に4年間頑張った
   と話されていました。油彩の知識がなく絵
   の具と油とを混ぜることがわからなくて、
   絵の具だけでカンバスに塗っていった。
   これが結果として現在の油彩となつたと。
   絵画をしている友人にきいたら、水彩画
   でなくアクリルではと言われていましたが、
   こてこての油絵でなく水彩画のように見え
   ました。
   青柳さんの絵が癒されるのは、画面に人
   が配置されているためであることが分かり
   ました。アニメ世代であるので自然と画面
   に挿入されたと話されていました。



           海辺の誕生会



           旅立ち


第37回 西神土葉会展(油絵小品展)

2009-10-21 12:25:18 | 美術展



会期 21年10月1日~8日
場所 西区民センター1Fギャラリー(地下鉄
         西神中央駅南すぐ)

区民センターの絵画教室の卒業生が集ま
ってこの会を作られたそうです。人気のあ
る教室の希望者が多いと抽選になり、長く
続けるのは難しい状況です。
悠遊会のカラオケ同好会の会員の田中さ
んが出展されているということで会員の皆
さんとも見に行きました。
田中さんの絵は娘さんの成人式の記念写
真から描かれていました。若さを表現する
のは難しいかつたと言われていました
花の絵は架空の花とのことでした。





田中さんの絵の他に印象に残った絵は登ったことが
ある大山の絵でした。





 


水都大阪2009 アート展

2009-10-15 12:51:47 | 美術展

時  平成21年10月11日
場所 中之島
催し物  アート展
ウォーク20キロを完歩後、天満橋の下の土佐堀川
の八軒家浜船着場から中之島へ船がでていて、完
歩賞をみせると割引の400円の料金を支払って乗り
ました。
天満橋から中之島まで5分ぐらいしか掛からないので
遠回りして銀橋方向へ進んでから堂島川の鉾流橋へ
、中之島のイベントを見ながら先端まで戻ってメイン
会場へ到着、20分の乗船でした。


大阪湾のゴミから作られました。



      砂のアート





    子供たちも一生懸命作っていました





上の写真は普通ですが、左右を少し折りたたむと唇が赤く
四角になるという不思議な写真でした





   不要になつたおもちゃを使って






【だまし絵】展

2009-10-07 10:43:43 | 美術展

場所 兵庫県立美術館
期間 平成21年8月26日~11月3日
テーマ 【だまし絵の迷宮へようこそ】



【絵メール】で美術館に設置されたパソコン
から自分のパソコンへ下記の4点の絵が
送信できました。珍しい初めての試みです。





この絵はアルチンボルドのだまし絵です。
1590年頃、神聖ローマ皇帝ルドルフ2世を
描いた作品。
72個の野菜や果物が集まって描かれてい
ました。ブドウ、リンゴ、カボチャ、きゅうり、
など数えていくと数えきれない。不思議な
絵でした。絵として違和感がありませんで
した。
皆さんが立ちどまって数えたりされるので
普通の美術展と違って時間が掛かりました。
2時間ほど掛かりました。



写真とか文書が板に張られていてテープ
で固定されているように見える。逆に上か
ら見ると板の上に置かれているのかとも
見えてしまう。
どちらが正しい本物か。

エバンズのインコへのオマージュという作品
おしゃべりが聞こえてきそう?
インコが割れたガラスの窓から覗いている
ように見えるが、影もちょつとおかしい?
このインコは生きているように見えるが、実
は剥製とのこと。南アメリカ生まれのこのイ
ンコは、パリに連れてこられて永年暮らす
うちにフランス語がしゃべれるようになつた
んだつてとフランス語で紹介されていました。
だまされているのかも。




歌川芳藤の猫の怪 江戸の合体妖怪!!
何匹の猫が描かれているのか?
こんな面白い浮世絵をみるのも初めてで
した。

感想
こんなこつたユーモアのある、謎ときが
出来る絵、古今東西の【だまし絵】100点
が展示されていました。
平日でも大勢の人が来られていました。
普通の展覧会では説明文を読んだりする
のに時間が掛かりますが、ここでは、絵の
謎解きに時間がかかるという、ニタッと
笑ってしまう、楽しく鑑賞できました。


大谷美術館とハイキング

2009-09-20 18:18:43 | 美術展



場所 大谷記念美術館(西宮市)
展覧会名 2009イタリア・ボローニャ
     国際絵本原画展
期間 8月22日~9月27日
内容 
イタリア・ボローニャで今春開催された絵本
原画コンクールの入選作などを集めた
【2009イタリア・ボローニャ国際絵本原画展】
が開催されています。
5点1組にしたイラストを応募すれば誰でも
審査を受けられる公募展で今年は61ヶ国
2714名の応募。日本人18名を含む20ヶ国
81名が入選しました。伝統的な技法から
CD(コンピュータ・グラフィック)を使ったもの
まで様々に表現されていました。
標記の写真は、美術館の入り口に【ここか
ら撮影OK】と看板がありました。この絵を
バックにして写真を撮っている方が多かった
です。
この原画は、今井彩乃の【くつやのねこ】
です。【長靴をはいた猫】をモチーフにした
5点1組のストーリー性のある連作。
可愛らしい絵で大人も癒されますね。

芸大の女学生か、多くの若い人が来られて
いて、リポート用紙を持つてペンをはしらせ
ていました。

大谷記念美術館や絵本展は、初めて行きま
した。
この美術館は、西宮市が故大谷竹次郎氏
(元昭和電極社長)より土地建物、美術作品
の寄贈を受け広く一般公開するため、1972
年(昭和47年)11月に開館した。和風邸宅の
良さと、流れる滝をエントランスロビーから
楽しむことができ、水と緑の美しい庭園を
もつ美術館でした。



ハイキング



美術館は阪神電車香枦園駅の夙川に近い
ため帰りに、夙川を北上して阪急の夙川駅
からいつもの【マイ・ハイキングコース】を歩
きました。このコースは、夙川の桜の見物と
して毎年歩いていますが、この時期に歩くの
は初めてでした。暑かったですが夙川の松
林を抜ける風は心地良かったです。

阪神香炉園駅~北山公園~緑化植物園~
北山貯水池~甲山森林園~阪急甲東園駅
と距離の長いハイキング、疲れました。
緑化植物園はこの時期では、咲いている花
は少なかったです。 







   背後は甲山、甲山森林公園