あなろぐ

ここは私の巣穴です。自閉症の息子のことや、好きな作品のことなどを書きます。
最近のハマリものはイ・ジュンギ。愛だぜ。

フライ・ダディ

2010-03-24 06:35:37 | ジュンギ出演作・映画etc.
フライ・ダディ(2006年公開)鑑賞。
ご存知、原作はあの方!直木賞作家、金城一紀氏。
日本では、堤真一、岡田准一というコンビで映画化されてますよね。須藤元気もボクシングチャンピオン役で出演。こっちもちょっと見てみたい。

で、イ・ジュンギにイ・ムンシクと来れば、「イルジメ」ですばらしい父子の情愛を演じてくれた二人なんですが、「フライ・ダディ」では師弟です。
19歳の高校生が師匠、39歳会社員が弟子。
韓国版は興行的には失敗、惨敗といっていい成績だったらしいですが、別につまらない映画ってわけではありませんでした。
まあ何度も映画館に足を運びたくなるような名作か、と言われると、いや、もうちょっとライトな娯楽作ですけども。
日本版を見てないので比較はできないけど、高校生師匠に、日本版の「在日韓国人」という設定が韓国版にはなくて(当然といえば当然だけど…)、多少、ドラマの奥行きの面では見劣りするかなあ。

それより、日本版では岡田准一の役が韓国版でイ・ジュンギになるんだ~。
そして堤真一がイ・ムンシク氏に……。
いやほんと、比べてみてみるのもおもしろいかもしれませんね。

韓国版はわりと単純化されたお話なのかなと思いますが、たぶんその分、39歳会社員の内面やトレーニング風景の描写は多いんじゃないかな。
さえないサラリーマンが、ヒーローになるまでの物語に、ケンカの達人である高校生のナイーブな側面をからめた映画。
マンガ的ですが、イ・ムンシク氏の熱演で、おもしろく見ました!

ジュンギのファンとしての見どころは、
・読書する姿。容赦なく物事の本質を言い当てる鋭さがいい。
・ロッククライミング。撮影はすごく怖かったらしい…。
・絶叫マシン。(あれは素でしょうか
・ボクシング。
ってところでしょうか?

「王の男」の後の仕事ということで、プレッシャーもあり、マスコミの意地悪な評価もあり、ジュンギには試練の作品でした。
興行的には失敗でも、ジュンギにはイ・ムンシク氏との共演はすごい財産にも刺激にもなった経験。この映画もいとしい作品のひとつです。

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2 コメント

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恐怖の先に何が有る知りたくないか? (ひろS30)
2010-03-26 04:56:02
春花さん お早うございます

コンギルが身体に残りながらの映画撮影でした…「マイガール」もあるし、頭の中がとっ散らかってしまわないのかなぁ…??
スンソクのクールさが好きです~本を読む姿も綺麗~読んでるの革命家のゲバラ自伝らしい…たしか医大生だった様な…?
喧嘩のシーンはどれも形が綺麗ですね!県の強化選手に選ばれた経験が役立ってますね~
キャ~~素敵~~
済みません…こればっかりで
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スンソクかっこいいよね~ (春花)
2010-03-27 11:27:27
数ヶ月間、身も心もコンギルに捧げたジュンギ。
しばらくはコンギルのしとやかなしぐさが抜けなくて、こんどは逆の苦労をしたんですってね。
スンソクは静と動のコントラストがいいですよね~。
物静かな平常から、家族を揶揄されてキレる瞬間の眼光とかね~
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