鳥谷、コイ撃ちの満塁2点打

2017/4/14　阪神 ４－２ 広島

広島の先発はこの間９回１アウトまでノーヒットノーランをやった新人の加藤。
この加藤が難儀なピッチャーで、ええストレートとフォークボールを投げ込んできよる。
せやけど悲しいことにコントロールがあらへん。
阪神はそこに付け込んだ。
３回に１アウトから上本がチーム初ヒットを打つと、糸井は四球、福留が内野安打で満塁。
加藤のノーコンは相変わらずで、原口に押し出しのファーボールで先制点が入った。
続く鳥谷は多投してきよるフォークボールを狙ろとったな。
２球目のフォークを見事にライト線へ打ち返して二人が帰ってきた。
加藤とかいうピッチャーはおかしなピッチャーで、６回まで投げて８四球というコントロールの悪いピッチャーやねんけど、決まった時にはスゴイ球を投げてきよる。
５安打８四球でも、結局この３点しか取れんかった。

阪神先発のメッセンジャーは、そない調子がええとは思えんかったけど粘りのピッチングやった。
唸るような剛速球が見られんかたっけど要所を締めて７回１失点で、見事に先発の役目を果たしてくれた。
８回にマテオが１点差に詰め寄られよったけど、その裏梅野のライト前ヒットを足掛かりにリリーフのヘーゲンズを攻め立てた。
代打の北條が必死で３バントとなる送りバントをピッチャー横へ。
ヘーゲンズが捕って１塁へ投げようとしたが、動きがドンクサイがな。
どこへ投げてんねんやというようなボールを１塁へ投げて、北條は１塁セーフやし梅野は３塁まで行ってしまいよった。
ここで出てきた高山がライトへクリーンヒットや。
不調やった高山は完全復調したかもしれん。

これでメッセは開幕戦に続いて広島から勝ち星をあげた。
広島は１０連勝で甲子園に乗り込んできよったけど、阪神がやっつけたった。
広島は２敗しかしてないけど、２つとも阪神や。
強い広島をやっつけるんは、強い阪神しかないというこっちゃな。