舶匝

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ふるさと納税の根底にある思想「欲の整序」

2023-01-30 21:13:55 | 俳句
ふるさと納税は、日本発の制度。
日本国外でも導入され始めています。


「ふるさと 愛 寄付制度」は地方の活性化を目指した制度で、自分が住む地域以外の自治体に寄付をすると、10万ウォンまでは全額、それを超える分は16.5%が税額控除されます。個人は年間500万ウォンまで寄付することができ、寄付金の3割を上限に返礼品が提供されます。自治体は受け取った寄付金で「ふるさと愛基金」をつくり、低所得層への支援など地域の事業に充てることになっています。

各自治体は、返礼品の提供によって、地域の特産品をPRする効果も得られると期待していて、返礼品の選定に力を入れています。 

ふるさと納税の利点は、
税制と「市場メカニズムを活かした」地域振興との融合。

だからこそ、
他国でも導入できる普遍性。

その一方、


の記事に並ぶ「返礼品」の数々を眺めると、
当方は、、、

うんざり

します。

自治体・納税者双方から溢れ出る
己の欲を充足させようとする狭窄な姿勢に。


科挙を採用していた国々(李氏朝鮮や琉球王国を含む)に於いて、

君主の役割は、
民たちの欲を整序すること

でした。
(そして、科挙に合格した官吏たちは、その整序の為に動くアシスタント役。)


ふるさと納税は、
自治体と民たちの欲を「市場メカニズムを活かしつつ」整序する分散型システム。


優れたシステムです。
ただ、ふるさと納税の運用を眺めると、、、

蓮の池から地獄の底を眺める

ような気分になります。

風呂吹や 幾千あれど 胃は一つ (舶匝)



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2 コメント

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わざわざ中国帝政期を持ち出している (舶匝)
2023-02-02 13:03:13
この記事の意図を読み解けるようになりましょう。
ふるさと納税云々は、記事の枕に過ぎません。

ちなみに、一橋大商学部の小論文ではかつて、環境問題または援助交際について論じろ、という問題が出たこともありました(高校時代、小論文の演習で「援助交際について論じろ」問題を解いて、(小論文担当の)先生に驚かれた覚え)。 

ミクロ経済学における「負のメリット財」が、この記事の隠れた要です。
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Unknown (Unknown)
2023-02-01 12:40:46
お金持ちは、あーするこーすると言われても、そーなんだぁ、ってだけですね。同じ年収でも働き方は違いますからね。私は貧乏性なのでギリギリまでやってます。(^^)
ただ、言える事は、ハズレ品は少ない感じですよね。ハズレ送ったリピートしてくれないですからね。
返信する

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