地面の下は案外、空洞があるものです。

水道管、ガス管、下水道管、共同溝、地下道、地下鉄、地下街、、、に限らず。

男性転落した穴、全容つかめず国道沿いの歩道で突然危険で作業員が穴に入れず、陥没拡大の恐れもgooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20220609101044

で思い出したことは、

東海三県に数多ある亜炭鉱廃坑。

亜炭鉱廃坑に起因する陥没事故が、

時々に起きています。

最近では、2021年8月下旬の

中津川市落合与坂地内における亜炭鉱廃坑による特定被害（浅所陥没）と疑われる事案 (岐阜県)

そもそも、

亜炭鉱は概ね小規模経営でした。

そのため、炭鉱跡の存在を掴みにくいです。

また、埋め戻しが為されないまま、放棄された亜炭鉱跡が少なくないです。

更に、

浅所陥没を生じる恐れのある亜炭廃坑は、ほとんど深度30mより浅いものが多く、充填の対象としてその必要性が検討されている。 

一般社団法人 充填技術協会

「岐阜県御嵩町の亜炭廃坑による浅所陥没について」

https://www.juten-tc.jp/%E5%90%84%E5%9C%B0%E3%81%AE%E7%A9%BA%E6%B4%9E%E6%83%85%E5%A0%B1/%E5%B2%90%E9%98%9C%E7%9C%8C%E5%BE%A1%E5%B5%A9%E7%94%BA%E3%81%AE%E4%BA%9C%E7%82%AD%E5%BB%83%E5%9D%91%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%B5%85%E6%89%80%E9%99%A5%E6%B2%A1%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/2/

　このリンク先では、(亜炭鉱廃坑に限らず、)空洞が陥没をもたらす流れについても、説明されています。

報道の

陥没が拡大する恐れがあるため作業員が穴の中に入れず、被害の全容はつかめていない

という

「怯え・畏怖」

とも言える程の警戒感の一端は、

地面の下には案外、空洞がある、

と知っているからこそ。