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ハイナンNETの日常

メンバーが気になってること、メンバーの日常、そして「イアンフ」問題関連情報を書いていきます☆

WAMのイベント、「私にとっての『慰安婦』問題」に参加して

2007-06-08 05:54:46 | 活動報告
 ハイナンNETメンバーのきっくです。


 今、WAM(女たちの戦争と平和資料館http://www.wam-peace.org/wam.html)では、「中学生のための『慰安婦』展」というものが展示されています。その名の通り、「慰安婦」問題をわかりやすく解説していて、そこにはハイナンNETのメンバーが書いた記事も展示されています。来年の5月まで開催されているので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 去る6月2日、その展示のオープニングイベントが開かれました。タイトルは「私にとっての『慰安婦』問題」。「慰安婦」問題に関わっている5人が、それぞれの活動に対してどのように思っているのか、関わりだしてどのような事が起こったか、などをパネル形式で話すイベントでした。
 ハイナンNETの事務局長もパネリストとして参加する他、京都や神戸で活動している若い人もパネリストとして参加しており、とても面白いイベントでした(^^)



 「慰安婦」にされた被害者の方にとってはもう時間がなく、早く解決することが求められます。僕らにとってはその被害事実を聞く事はより少なくなってくるでしょう。そんな中、日本国内の「慰安婦」に関する議論は、90年代よりも衰退しているように思えます。

 なぜそんな事になってしまったのか。パネリストからは、「そもそも、『慰安婦』否定側と対話するという作業を怠っていたのでないか」という意見が出されました。
 たしかに、意見の違う人間と「対話する」という作業は難しく、なかなかできることではありません。しかし、それをせず、ただ事実だけを押しつけるだけでは、納得する人は少ないでしょう。今までは、「対話する」ことを怠っていたからこそ、日本の中での「慰安婦」議論は、「右翼」「左翼」ともに衰退したものとなっているのではないでしょうか。

 「慰安婦」問題を解決するためには、もっと世論に働きかける必要があります。世論が盛り上がれば、少なくとも今の政界のトップが「慰安婦」問題についてバカな事を言うこともなくなると思います。それに、「慰安婦」にされた被害者の方に対して、日本政府がきちんと謝罪・賠償することにも繋がるでしょう。


 「慰安婦」問題に関して否定論の意見が増えています。そのような意見を持っている人達は、みんながみんな「悪意」を持っているわけではないでしょう(もちろんバリバリ悪意を持っている人もいますが(^_^;))。そのような人達と、しっかりと対話するような<場>を作っていくことが重要ではないかと思います。今後のハイナンNETの活動としてもやっていきたいことの一つですね。


 あ、ちなみに、添付した画像ですが、イベント後の交流会の写真です(笑)
 大学生の僕にとっては、普段行かないような高級料亭ちっくな飲み屋でした。ありがたや~(^_^)v

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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おつかれさまでした ()
2007-06-08 09:10:59
おつかれさまでした。「慰安婦」問題のイベントで、若者があつまって議論する、というのはあまり無かったのではないでしょうか。

聞いていて、とても考えさせられることが多かったです。
やっぱり大学でも、かなりバッシングされていること(特に男から!)、それでも地道に学内で知ってもらう取り組みを続けてきたということ。なかなか凄いですね。

対話すること。重要ですね。ぜひやりましょう、マジでイベント組んでも良いかも。

飲み会では、ついメシを独り占めしてしました。みんな食べないから・・・。
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私も行きたかったです… (イマーン)
2007-06-12 11:10:07
 海南島行きの飛行機の中で隣の席の男性とこの問題についてかなり熱い議論になりました。

その男性は中国に留学経験がある方で、私とは全く違う立場の彼の意見に途中私がきれ、気まずい空気も流れました。



でも別れ際にこーゆー話をすることは勉強になるし、面白かったからまたしたいと彼に連絡先を渡されました。

やっぱり一対一で話すことって大事ですね。

でも改めて一つ一つの意見にちゃんと答えられる知識が必要だなと勉強不足、反省しました。





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