ハイナンNETの日常

メンバーが気になってること、メンバーの日常、そして「イアンフ」問題関連情報を書いていきます☆

海南島慰安婦婆婆的訪問紀實以及海南島現況分享會@EAPHET の報告

2014-03-07 12:04:46 | 活動報告
先月2/21に、台湾の台中で、EAPHET (台灣東亞歷史資源交流協會) http://eaphet.myweb.hinet.net/
の方達に交流会に招かれ、海南島について報告させていただきました。

当日は、午後に福島の原発についての勉強会があり、夜からの交流会には約20名ほどの日台の参加者に集まっていただき、ハイナンnetからは二人が参加しました。
夜7時、手作りのお豆やおいしい台湾小吃がのったテーブルを囲んでの和やかな雰囲気で会がスタート。
まず、メンバーが制作した「あぽ」という短編映像で、海南島南部の6人のアポについて紹介。
映像に出てくる3人のアポたちは既に亡くなっていて、1人のアポとは2年ほど会えていない事なども話し、その後パワーポイントで海南島の概要や日本軍の海南島占領などについて簡単に説明しました。
最後に、メンバーが最近制作した「阿婆的四季」という短編映像で、海南島北部のアポについて紹介。
その後質疑応答では、たくさんの感想や質問をいただきました。
そのうちのいくつかをご紹介します。

20代女性(台湾人):日本軍の性暴力被害者はアジア各国にいるが、他の国の被害者達のことも映像などで記録していくのか?

―他の国には既にそれぞれ支援者や映像記録があるので、私は海南島のアポ達だけを映像にした。
―被害者に会いに行く事だけでも、毎回少し勇気がいるので(日本人が来ることで被害を思い出させてしまうため)彼女達の映像を撮ることは更に容易ではない。他の国の被害者を撮る事は考えていない。

40代男性(日本人):日本軍は敗戦の時、どのように海南島を去っていったのか?おとなしく引き上げたのか

―海南島には日帝下朝鮮で刑務所に入れられていた朝鮮人を強制連行し海南島でも飛行場や道路建設などのために強制労働させていた。敗戦時、その人たちを日本軍が一箇所に集めて虐殺したことが現地住民の証言や虐殺現場の遺骨や遺品から、明らかになっている。(参考:海南島近現代史研究会資料)

20代女性(台湾人):海南島のことについてあまり知らなかったので、海南島の現地に行ってEAPHET スタディツアーをしてみたい。

―前向きに検討させていただきたい。

以上、交流会についての簡単な報告でした。
やっぱり、世界各地でそれぞれ多様な活動をしてる人達がいて、交流することでお互いの取り組みについてシェアすることはとても大事だなと実感しました。
今回は、現地の大学生や通りすがりの人(笑)の参加もあり、海南島や、「イアンフ」の問題についてもお互いに話すきっかけができてとても良かったと思います。
EAPHETの皆さんとは今後もぜひ交流を続けさせていただきたいなと思っています。(M)


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