2005年に「マカオ歴史市街地区」は「22の歴史的建築物と8カ所の広場を含む日常生活地域」が、世界文化遺産に登録されました。
ポルトガルの植民地だったマカオはアジアに初めて西洋の文化が移植された歴史を色濃く残しています。
1.媽閣廟
小さな山の斜面に建てられたマカオ最古の中国寺院。最初の正殿は1605年に建てられました。
儒教、道教、仏教、民間信仰などの影響を受けたた中国文化の典型だそうです。
「媽閣」の呼び名がマカオの地名の由来だとか。
2.渦巻線香
独特の形をした線香は日本の蚊取り線香を思い浮かべさせますね。
3.マカオ政府海事局
媽閣廟広場にある中国寺院とは対照的な洋館。
4.街歩き
坂道の多い路地を北に歩きます。
マカオの人口は60万人ほどですが、人口密度は世界第二のシンガポールの3倍ほどで、地域としては世界第一位です。
計算上は1平方キロメートルに2万人以上が暮らしています。(国単位では日本は世界20位ほどで約300人)
5.道標
街には世界遺産の道標があちこちにあり、散策には便利ですね。
中国語とポルトガル語、英語の3段表記になっています。
6.リラウ広場
広場には大きな木と湧き水があります。
ポルトガル人が最初に住み始めた地域とあります。
7.日本語の説明
世界遺産の説明には英語と日本語の表記があり、日本人には有難いですね。
完璧な日本語表記は中国での観光案内では珍しいです。
8.聖ローレンス教会
1560年以前に建てられた、マカオで最も古い教会の一つ。
9.礼拝堂
最初は木造の教会でしたが、現存するものは1846年に修築されました。
旧市街の中心部に向かい更に北に歩きます。
撮影:CANON EOS M5 + EF-M15-45mm
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