
「日本三名城」と呼ばれる熊本城。復興途上の姿を見たくて立ち寄りました。ちょうど桜も満開でした。
崩壊した石垣や被災した楼などは今でも復旧が続けられています。
1.天守閣
2016年の震災から5年後には大小天守の復旧が完了し、地下1階から6階までの見学が可能となりました。
2.二の丸広場の大楠
広大な敷地を持つ熊本城。西側の二の丸広場は江戸時代上級家臣の屋敷が建ち並んでいました。
ここから三天守を並んで見ることができます。
3.大小天守と宇土櫓
右が大天守、中央が小天守、左が宇土櫓で三天守と呼ばれます。
大小天守は明治10年の西南戦争直前に消失し、1960年に鉄筋コンクリート造りで再建されました。
宇土櫓は江戸時代から残る重要文化財となっています。
4.未申櫓(ひつじさるやぐら)
南西方角を意味する「未申」の名がついています。当時の役所機能が集められたので「奉行丸」とも呼ばれていました。
明治時代に解体されましたが、2003年に木造で復元されました。
5.被災した数寄屋丸二階大広間石垣
地震後の調査で崩落した石垣のすべてが江戸代以降に修理された箇所であることがわかりました。
1599年より加藤清正が築城を始めた石垣が堅牢だったことが証明されましたね。
6.天守と本丸御殿
2020年に新しくできた空中回廊は高い目線から城郭を見ることができ、各所にエレベーターも併設され観光客に優しい施設となりました。
南側から美しい江戸時代の天守と本丸御殿を見ることができます。
7.天守閣
本丸御殿の暗がり通路(地下通路)を通り抜けると、本丸広場に出ます。
8.6F展望フロアからの眺め
エレベーターを乗り継ぎ6階まで登れ360度の眺望が得られます。
9.地下部分の耐震対策
地下部分に設置された制震装置。耐震性能が向上しています。
加藤清正によって築城された熊本城。本丸が完成した1607年に「熊本城」と命名され400年以上が経過しました。
震災に打ち勝つ熊本県民の不屈の精神が感じられる場所でもあります。
撮影:CANON EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
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