夏の阿蘇くじゅう国立公園の小旅行（４）阿蘇の草千里展望所：阿蘇市

草千里が浜は鳥帽子山の北麓に広がる草原で、阿蘇山の雄大さを感じる景勝地です。

 

１．草千里展望所

草千里展望所は駐車場とウッドデッキが整備され、阿蘇山と草千里が浜を眺望できます。

 

２．草千里と鳥帽子岳の説明

鳥帽子岳は阿蘇五岳の一つで標高は１３３７mあります。

北麓の大草原は鳥帽子山の火口跡で、南北５００m・東西に２５０ｍあります。

この草原は昔からの放牧地で、春に放牧された牛馬は夏の間涼しいこの辺りに集まり、秋風が冷たくなる頃飼い主に連れられて帰っていくそうです。

 

３．阿蘇山の展望

東に見える阿蘇中岳山頂は今日は雲に覆われていますが、車で火口付近まで上がることができます。

火山活動が活発になると通行止めになるので、登頂前の情報の収集が必要です。

 

４．草原と池

中央の小高い丘は「駒立」といい、内火口の一部です。

 

５．二つの池

駒立の左右の二つの池は降水が溜まってできるもので、左の池はもう地表が見えていますが、長く雨が降らないと枯れることもあるそうです。

冬には降雪もあり、雪原が見られるそうです。

 

６．米塚

草千里展望所から北へ進むと西側に見える高さ８０ｍの米粒を立てたような山で、阿蘇の有名なの風景です。

現在は山が崩落するので、立ち入りは禁止されていますが、周りはススキの名所でもあります。

 

撮影：iPhone12