
築城400年の高知城は江戸時代に築かれた天守が残る全国12城の一つです。
1.高知城
関ヶ原の戦いに敗れ改易された長曾我部氏に代わり、1601年に山之内一豊が土佐藩を立てこの地に築城を開始しました。
江戸時代初期に城下の大火により焼失しましたが、1753年までに再建されました。
2.追手門
江戸時代から現存する追手門は枡形の巨大な石垣で囲まれ、敵を三方から攻撃できるようになっています。
3.大雨対策の石樋
高知は多雨地帯のため、排水対策に工夫がされています。
4.石樋の説明
雨水が直接石垣にかからないように長く突き出ています。
5.三層六階建ての天守閣
高さは18.5mあります。安土桃山時代の様式だそうです。
6.重要文化財
創建当時の天守は1727年に焼失し、1747年に焼失以前の状態に忠実に再建されました。
7.最後の防衛拠点
天守台はなく本丸上に直に礎石を敷き、本丸御殿に隣接して建てられています。
本丸を最後の拠点とする造りは慶長期の城にみられるそうです。
8.山之内一豊の妻千代と馬の像
夫の出世のために自身の持参金の「へそくり」で高価な馬を購入したといわれる有名な逸話をモチーフにしています。
後世、武士の妻の鑑とされています。
撮影:CANON M5
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