日々の音楽と学習

ライブやCDの感想と医学関係の話題。

クラムボン・OZ・キンモクセイ、17歳のカルテ

2005-02-10 02:03:39 | 音楽
本当に久々にレンタル屋さんに行く。
先日、CSでクラムボンのライブ映像を見て急に聴きたくなった。
原田郁子はスケッチショウのライブで見たがちゃんと聴いたことがない。

CDを眺めていると借りたいのが他に5枚以上出てきてしまって
絞ってなんとか3枚にした。

クラムボン:clammbon best
100s:OZ
キンモクセイ:nice beat
あと、映画も借りた、「17歳のカルテ」

聴いてとにかく気に入ったのが
クラムボン:シカゴ
100s:Honeycom.ware
キンモクセイ:二人のムラサキ東京

それぞれ、凄く歌詞が個性的で
シカゴ:何にも言えないよ そんなつもりじゃないの アレコレしゃべりだすわ
とにかく可愛い。聴いていると周りが春になってような気持ちになる。

Honeycom.ware:爆音、爆音ゾーンの末、憂いな 光る眼にジーザス
歌詞に対して、物凄く綺麗なメロディーライン。
CDJのとき題名を知らなかったけど凄く感動した一曲

二人のムラサキ東京:
松たか子:あなた、東京のひとよね・・・
いとう:うんん、神奈川(相模原)。

聴きながらやり取りに笑ってました。歌の中で二人はお互いに東京の人だと
思って恋に落ちるのです。(結局二人とも東京のひとでない)


借りた映画は見るのはもう3回目。
1960代のアメリカが舞台。
精神科に入院した作家の回想録。実在する作家の若い頃の話。
原題は"GIRL, INTERRUPTED"

音楽とかが当時のものを使っていて
映画の内容とともに実に楽しめる。
今回は曲名を確かめる目的もあってレンタル。

当時のアメリカはまだ精神科の入院病棟で患者を隔離していた時代。
つまり、今の日本と同じ状況。
この舞台から数年後、アメリカは大きな転機を迎える。
国の方針として社会の中で患者をサポートしていく体制に切り替え、
半ば強引に患者を社会にほうり出した。当然、路頭に迷う患者も出た。
一時の混乱はあったが市民は社会で受け入れる態勢を整えていった。
路頭に迷った人のために。
結果、患者が社会でいきられる社会が構築された。

所謂、精神疾患の多くは社会の中で人と交わり、適応することを障害される。
日本の社会はどうするのだろう。
日本の病床数の1/4は精神科が占めている
こんなにたくさん標榜科があるにもかかわらず。

より詳しいことを知りたい方はこちら
http://www.seirokyo.com/archive/folder1/iryouhou/kinoubunka.html