腰痛で一人抜けた。この一人の人が原因で４～５年前辞めていった彼をもう一度呼ぶことにしょう。でないと４人ぎりぎりのゲームはきついから。・・・彼は快く引き受けてくれた、が、昔の彼とは流れ去った年月が変えていた。耳が聞こえない、足元がおぼつかない、手指が不安定、だが頭はまだ正常みたい。二月様子を見たが、この人が一人だけ仲間はずれのようだ、場の会話が全然聞こえていない、しまいには手話ではないけれど両手で点数を示さないと前に進まない、これでは負けが込んでいる自分がイライラしてくる、場に振って残っているサイコロはすぐ手元に拾う決まりなのだがすぐ忘れてしまう、自分が拾ってやって彼の方へ投げつけるように転がした。 彼はその日の夜、自分に退会のメールをよこして来た。しょうがないよね。
さて、身体の具合が悪い理由で退会した本当の彼の気持は？？
自動発券機から発行された「乗車駅証明書」である。朝一人で仕事をする場合、詰所にはタイムレコーダーがないもので、考えた末「連絡ノート」に出勤時間を証明するため、駅に着いたら直ぐに取得して、貼り付けるようにした。2020年10月31日12時48分とチャーンと「出勤しました」という証明になっている。これは当日午後の仕事に行ったとき、試したもの。早速11月3日の朝の仕事に使って連絡ノートに貼り付けている。早朝二人体制の時は一緒に働くので問題ないが、私はそれができなくなり6時20分一人で仕事を始めるようになったから。他の人から見れば、自分が真面目にノートに時間を書いても、内心どこかで「あいつは本当に出勤しているのだろうか」と思うのもやむを得ない、「とやっと人の心が見えてきた」。考え抜いた末の一策である。これでみんなの心配も払拭されれば幸いである。
